遺品整理業者とのトラブルを避ける方法は? 予防策・相談先も詳しく!

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超高齢化社会が進む中、遺品整理の需要はますます高まる一方であり、遺品整理業者とのトラブルも急増しています。遺品整理は故人の持ちものを整理する大切な作業ですから、トラブルに巻き込まれたくないですよね。まずは、どんなトラブルが起きやすいのか、どんな対応策や予防策があるのかを知ることが必要でしょう。

そこで今回は、遺品整理業者のトラブルについて詳しく解説します。

  1. 遺品整理業者とトラブルが起きる理由や実例
  2. 遺品整理業者とのトラブルの予防策や対応策
  3. 遺品整理業者の見極め方
  4. 遺品整理業者のトラブルに関するよくある質問

この記事を読むことで、遺品整理業者とのトラブルの対処法や予防法がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。


1.遺品整理業者とトラブルが起きる理由や実例

最初に、遺品整理業者とのトラブルがなぜ起きるのか・どんなトラブルがあるのかを見ていきましょう。

1-1.遺品整理業者の増加とともにトラブルも増えている

遺品整理業者とのトラブルは、以下のような理由により急増しています。

  • 依頼者が高齢などの理由で行き違いが発生する
  • 新規参入業者が増えている
  • 急なスケジュールで進行することが多い

1-2.遺品整理業者とのトラブル実例

遺品整理業者とのトラブルで特に多いものをご紹介しましょう。

1-2-1.見積もりより費用が大幅に高くなった

見積もりの金額を見て契約したのに、実際に大幅に高い金額を請求された例が多く見られます。業者の見積もりで総額10万円だったAさんは、後日30万円の請求書を見てびっくりし、業者に抗議を入れました。しかし、業者は、見積もりはあくまでも見積もりであり、実際の作業が困難で物量が多かったので正当な請求だと主張したのです。Aさんは、仕方なく30万円を支払いました。

1-2-2.遺品を雑に扱われた

遺品を雑に扱われたことでトラブルに発展することもあります。Bさんは、遺品整理業者が大切な遺品を粗雑に片付けていたのを見て、気分が悪くなりました。業者にクレームを入れても、すみませんのひとことで済まされてしまい、もやもやが残ったままです。遺品は故人との思い出がつまったものであり、雑に扱われたショックは後々まで大きく尾を引いたのでした。

1-2-3.遺品を運び出すときに家に傷がついた

Cさんは、遺品整理業者に大型の遺品の処分を依頼しました。ところが、業者が家の中を養生せずに作業したため、柱に大きな傷がついたのです。大切な家に傷をつけられたCさんは、とても残念な気持ちになりました。業者に連絡しても、謝罪があるだけで賠償してもらえず、結局自費で修繕することになったのです。

1-2-4.依頼していないものまで回収してしまった

依頼していないものまで業者に回収された、というケースが増えています。Dさんは、故人が愛用していたネックレスを遺品として大切にしようと考えていました。しかし、業者が間違って回収・処分してしまったのです。後日、ネックレスがないことに気づいたDさんは業者に連絡しましたが、すでに廃棄処分した後で取り戻すことができませんでした。

2.遺品整理業者とのトラブルの予防策や対応策

遺品整理業者とのトラブルの予防法や対応策を詳しく解説します。

2-1.何を・どこまでしてほしいか明確にする

遺品整理業者には、何を・どこまでしてほしいのか明確に伝えることが大切です。業者任せにした結果、こんなはずではなかったと後悔するケースが見られます。契約の際は、以下の点を明らかにしておくといいでしょう。

  • 片付けてほしい場所
  • 手をつけないでほしい場所
  • 不用品を仕分ける基準
  • 不用品の処分方法
  • 遺品供養の有無
  • そのほか要望すること

2-2.家族と同席して契約する

遺品整理業者との契約は、家族とも同席して契約するといいでしょう。ひとりでは、業者が強く出てしつこく契約を迫ることも多く見られます。特に、高齢者がひとりで契約するのは危険です。悪質業者は、高齢者がひとりになる時間帯を狙ってやってくるので注意しましょう。高齢者には、ひとりのときは知らない人を家に入れない・契約をしないことを徹底してもらうことが大切です。

2-3.不安や疑問を残したままにしない

遺品整理業者との打ち合わせでは、不安や疑問を残したままにしないでください。不明な点は、その場で質問して解消しておきましょう。なお、口約束だけでは行き違いの原因になるため、できるだけ書面に残すことが大切です。電話などで確認したことも、業者の担当者名・内容・確認日時をしっかりメモしておきましょう。

3.遺品整理業者の見極め方

信頼できる遺品整理業者と悪質業者の見極め方を主なポイントに沿って解説します。

3-1.信頼できる遺品整理業者の特徴

信頼できる遺品整理業者の特徴を、ポイントごとに詳しく解説します。

3-1-1.遺品整理の実績が豊富にある

遺品整理の実績が豊富にあることは、欠かすことができない条件です。最近は、新規参入業者も増えていますが、長年の経験と実績がある業者と比べると信頼度が落ちます。また、実績が豊富なことは、多くの顧客から支持を受けている証拠です。遺品整理のノウハウも蓄積しているはずなので、安心して依頼できるでしょう。

3-1-2.良心的で明確な料金システムがある

良心的で明確な料金システムがあることは、信頼できる業者の証拠です。当遺品整理ファンデックスでも、料金システムをホームページで公開していますので参考にしてください。より詳しい内容は、見積もりをご依頼いただければ幸いです。

3-1-3.遺品整理士の資格を取得済みのスタッフがいる

遺品整理士の資格を取得済みのスタッフがいることは、信頼できる業者と言えます。遺品整理士は、遺品整理の専門知識があることを証明する民間資格です。スタッフの教育に力を入れ、サービスの向上に努めている業者は、積極的に資格取得をすすめています。実際に、遺品整理士資格を未取得のスタッフと取得済みのスタッフでは、仕事の質が違うものです。

3-1-4.顧客からの評判がいい

顧客からの評判がいいことは、信頼できる遺品整理業者である証拠です。実際に利用した人が好印象を持てば、口コミが広がります。また、新規顧客を獲得することにもつながるでしょう。信頼できる業者は評判がいいため、無理な営業をかけなくても自然に次の仕事が入ってくるものです。

3-1-5.対応が親切で柔軟性がある

信頼できる遺品整理業者は、対応が親切で柔軟性があるため、依頼者からの評判がいいのも大きな特徴です。遺品整理は、依頼者それぞれの事情により細かなサポートが必要になります。あらゆる質問や要望に対して、誠実に対応してくれる業者なら、後悔することもないでしょう。

3-1-6.古物商許可を取得済み

信頼できる遺品整理業者では、古物商許可を取得しています。遺品の中には、中古品として使えるものがあるものです。中古品の買取・再販をするには、古物商許可を取得することが義務となっています。業者のホームページなどで、取得済みであることを確認しておきましょう。

3-1-7.損害賠償保険に加入済み

注意して作業していても、何らかの理由で家の中のものを傷つけてしまうことがあります。しかし、信頼できる遺品整理業者なら、万が一依頼者の家や所有物に損害を与えた場合に備え、損害賠償保険に加入しているので安心です。万が一のときのためにも、契約前に業者が損害賠償保険に加入していることを確認しておきましょう。

3-2.悪質な遺品整理業者の特徴

悪質な遺品整理業者の特徴を詳しく解説します。

3-2-1.営業車で住宅街を巡回している

住宅街を営業車で巡回している業者は、悪質業者の可能性が高くなります。住宅街を巡回するのは、ターゲットの家を探しているからです。通常、遺品整理は飛び込み営業で契約するものではありません。しかし、悪質業者は、口コミや紹介での契約が期待できないこともあり、巡回して契約先を探すことになるのです。

3-2-2.必要以上に「無料回収」を強調する

必要以上に「無料回収」を強調する業者には注意しましょう。悪質業者は、無料という甘い言葉で心を開かせ、法外に高額な契約を取りつけようとします。遺品整理は、一般的な不用品回収よりも深い専門知識が必要な分野です。誠実な業者は、見積もりは無料でも決して「無料回収」とは言いません。

3-2-3.契約を取るまでしつこい

遺品整理業者でも悪質なところは、契約至上主義で活動しています。そのため、契約を取るまでしつこいのも大きな特徴です。最初はやさしい口調だったのに、契約をしないと言った途端に強い口調でおどしてくる例もあります。家に上がり込んで「契約するまでは帰らない」と居座ることもあるでしょう。

3-2-4.家に上がり込んで物色する

悪質な遺品整理業者は、「無料見積もりだけでも」と言いながら家に上がり込み、金銭価値の高いものを物色するのも特徴のひとつです。また、タンスや収納の中身をチェックし、無理やり回収していこうとします。中には、大切な遺品まで持っていかれたという例もあるので油断できません。

3-2-5.言葉使いがなれなれしい

悪質業者は、言葉遣いがなれなれしいことがあります。明るく気さくなイメージで近づき、心を開いてもらうためです。しかし、あくまでも契約を取るための手段なので、不自然になれなれしい印象を受けます。丁寧語を使わず、家族や親しい人と同じようにくだけた口調で話す業者は危険です。

3-2-6.古物商許可など取得していない

悪質業者は、古物商許可などを取得していないことが多く見られます。また、名刺や名札に取得済みとなっていても、許可証の提示を求めると話をはぐらかす例もあるので気をつけましょう。本来必要な許可を得ていない業者は、回収後の遺品を違法廃棄することがあります。思わぬところで違法行為に加担することにならないように気をつけましょう。

4.遺品整理業者のトラブルに関するよくある質問

最後に、遺品整理業者のトラブルに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.遺品整理に関する相談はどこにすればいい?
A.信頼できる遺品整理業者に相談するといいでしょう。当遺品整理ファンデックスでも、遺品整理に関するご相談をお受けしています。まずは、お気軽にご連絡ください。

Q.業者にクレームを伝えても受けつけてくれないのですが?
A.第三者機関に相談し、業者との間に入ってもらうことをおすすめします。たとえば、以下のようなところです。

悪質業者とのトラブルでも、第三者機関が入るとスムーズに解決することがあります。泣き寝入りせず、相談しましょう。

Q.遺品整理中に紛失したものがあるのですが?
A.まずは、業者に問い合わせ、紛失したものを回収していないか確認してください。信頼できる業者なら、間違って回収・処分していないかすぐに確認してくれます。ただし、確実に出てくるとは限りません。万が一の紛失に備え、大切なものは事前に手元に引き取っておくか、業者に知らせて回収しないようにすることが必要です。

Q.高額な見積もりに納得できない場合はどうする?
A.業者に見積もりの内訳を説明してもらいましょう。説明内容に納得できない場合、契約を見送っても構いません。

Q.信頼できる業者でもトラブルになる可能性はある?
A.あります。しかし、多くの場合、双方の勘違いやコミュニケーション不足が原因です。契約内容の確認をきちんとする・こまめな連絡を忘れないなどを徹底しましょう。

まとめ

今回は、遺品整理業者とのトラブルについて詳しく解説しました。遺品整理の需要が高まるにつれ、遺品整理業者とのトラブルも急増しています。業者に十分な専門知識がないまま新規参入したり、悪質業者と契約してしまったりなど、理由はさまざまです。まずは、どんなトラブルが起きやすいのかを知り、遺品整理が必要になったときの対策を考えておきましょう。思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、この記事を参考に信頼できる遺品整理業者を選び、よく相談して進めてください。