ゴミ屋敷を作ってしまう原因は? 悪影響や片付ける方法をチェック!

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ゴミ屋敷はなぜ生まれてしまうのでしょうか。近年、ゴミ屋敷問題が社会問題になっており、ニュースなどでさまざまなトラブルを取り上げています。特に、捨てるのがもったいないからと、普段使わないものまでため込んでしまう高齢者が多いため、身内が知らない間にゴミ屋敷になっていたというケースも多いのです。

本記事では、ゴミ屋敷の原因や対処法などについて解説しましょう。

  1. ゴミ屋敷を作ってしまう原因は?
  2. ゴミ屋敷が居住者・周囲に与える悪影響
  3. ゴミ屋敷を片付ける方法
  4. ゴミ屋敷を防ぐポイントは?
  5. ゴミ屋敷に関してよくある質問

この記事を読むことで、ゴミ屋敷を片付ける方法や防止策などが分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。


1.ゴミ屋敷を作ってしまう原因は?

最初に、ゴミ屋敷を作ってしまう主な原因をチェックしておきましょう。

1-1.心理的原因と医学的原因

大量のゴミが放置された土地や建物のことをゴミ屋敷といいますが、原因はさまざまです。その中でも、1番多いのが心理的原因といえるものでしょう。自己防衛・喪失感・愛着心・罪悪感といった心理面が働いているため、なかなか自分で片付けることができずものをため込んでゴミ屋敷になってしまうケースです。心理的な部分が悪化すると、うつ病や認知症などの精神疾患になってしまう恐れがあります。精神疾患は医学的原因となり、ゴミ屋敷がさらにひどくなるケースが指摘されているのです。

1-2.身体的原因も関係している

ゴミ屋敷の主な原因は心理面にありますが、身体的な原因も大きく関係しています。身体的な原因としては、以下の3つに分類されるのでぜひチェックしてください。

  • 老化:老いによる筋力・視力などの低下
  • ケガ:20~50代などの若い世代に多い
  • 身体障害:何らかの原因で体が不自由になってしまう

上記の原因によって、体の自由が利かなくなり、ゴミを捨てたりゴミ捨て場に持って行ったりすることが容易にはできなくなります。最初は何とかしなければと思っていたのに、途中から面倒に感じてしまうケースも多いようです。

1-3.ゴミ屋敷になりやすいタイプをチェック!

実際に、どのような人がゴミ屋敷で悩んでいるのかを踏まえつつ、ゴミ屋敷になりやすいタイプをいくつかピックアップしました。

  • もったいない精神が強い
  • 片付けることに対して苦手意識がある
  • 忙しすぎて時間に余裕がない
  • ADHD(注意欠如多動性障害)を持っている
  • 買い物依存症になっている

上記の中でも特に多いのが、もったいない精神が強いケースです。特に、戦後を経験した高齢者は、ものがない時代で育ったため、ものを粗末にすることに抵抗があります。そのため、紙袋・包装紙・古くなった衣類などあらゆるものを保管してしまうのでしょう。

2.ゴミ屋敷が居住者・周囲に与える悪影響

ここでは、ゴミ屋敷が居住者・周囲に与える悪影響について具体的に説明します。

2-1.悪臭・害虫被害や健康被害

いろいろなものがたまっているゴミ屋敷からは、強烈な悪臭が発生します。近年のゴミ屋敷トラブルでよくあるのが、悪臭問題です。悪臭は居住者の健康を害するだけでなく、周辺住民にも悪影響を与えてしまいます。冬ならまだしも、気温が上がる夏場はすぐに悪臭が発生するでしょう。悪臭に引き寄せられて、ネズミやゴキブリといった害虫も増えます。ゴミ屋敷の場合はゴミが長期間放置されていることが多いため、害虫の巣窟になっているケースがほとんどです。害虫を放置すると、近隣住民に被害が拡大することになります。

2-2.火災発生や犯罪リスクなど治安が悪くなる

ゴミ屋敷を放置していると、火災発生や空き巣などのリスクが高くなり、治安が悪くなってしまいます。ゴミがたまっている場所にいったん火がつくと、勢いよく燃え上がってしまうでしょう。ゴミ屋敷は燃えやすいものがたくさんあるので、一気に火がまわってしまいます。近隣住宅との距離が近いと火が燃え移ってしまい、大惨事になる可能性もあるでしょう。また、空き巣被害にあったり、不良のたまり場になったりすることもあるので要注意です。

2-3.景観が悪くなる

治安問題だけでなく、ゴミ屋敷のせいで景観が悪くなってしまうのも大きな問題です。実際の被害に至らないケースでも、見た目だけでストレスになってしまうことがあります。ゴミが山になっている家の近くに住んでいるというだけでも、大きなストレスになりがちです。自分にとっては普通の家でも、周囲にとっては景観の悪化が大きな負担に感じてしまいます。さらに、ゴミ屋敷のゴミが道路などにあふれていると、通行の妨げになってしまうので大変危険です。

3.ゴミ屋敷を片付ける方法

それでは、ゴミ屋敷はどのように片付ければいいのでしょうか。主な方法を紹介します。

3-1.家族の協力を得て片付ける

家族の協力を得ることができれば、全員で力を合わせながらゴミ屋敷を片付けることができるでしょう。ゴミ屋敷の住人は、自分で何とかしようと思っていてもうまくいかないことがほとんどです。誰かの協力を得なければ、ゴミ屋敷のゴミを片付けることができません。身内にそのような状態の人がいれば、親族同士で協力し合って、計画的に片付けを進めていきましょう。ただし、自分たちで片付ける場合は、ゴミを運び出す際に必要なトラックを準備したり、時間を確保したりしなければなりません。

3-2.専門業者にお願いする

自分たちでゴミ屋敷を片付けたくても時間がなかったり、協力を得ることができなかったりする場合は、ゴミ屋敷の片付けサービスを行っている専門業者に依頼するのも選択肢の1つです。専門業者は手際が分かっているため、スピーディーに片付けを進めることができるでしょう。ゴミの量が多いほど費用はかかりますが、時間と手間をかけたくない方におすすめです。また、遠方にいて片付けることができない・ゴミが大量にある・体力がないという方も無理に自分で行うのではなく、専門業者に依頼したほうがいいでしょう。

3-3.自治体の指導を受けることも

ゴミ屋敷の状態によっては、自治体から指導を受けることがあります。ゴミ屋敷が社会問題になる昨今、ゴミ屋敷に関する条例を定めている自治体も増えてきました。近隣住民からの苦情が多くなるとゴミ屋敷の居住者に注意喚起を行い、指導が入ります。家族の力も借りることができず、自分1人で悩んでいる方は、自治体に相談するのも方法の1つです。指導が入っても改善しなかった場合、最終的に強制執行として自治体が介入することになるでしょう。最悪な事態を防ぐためにも、早い段階で自治体へ相談することをおすすめします。

4.ゴミ屋敷を防ぐポイントは?

では、どのようにしてゴミ屋敷を防げばいいのでしょうか。主な防止策について解説します。

4-1.日ごろから使っていないものは処分する

前述したように、ゴミ屋敷になりやすい人ほど「もったいないから」といって、使っていないものまでため込んでしまいがちです。そのままではすぐにゴミが増えてしまうので、日ごろから使っていないものはすぐ処分するようにしてください。基本的に、現在使っていないものは要らないものなので処分します。「あとで使うから」「いつか使うかもしれない」と思うものは、捨ててください。身のまわりのものを必要なものだけにすることが、ゴミ屋敷を防ぐポイントといえるでしょう。

4-2.ものを増やさない

ゴミ屋敷化を防ぐために、ものを増やさないようにするのも大切なポイントです。ゴミ屋敷になってしまう人は、買い物依存症だったり、すぐに要らないものを買ってしまったりする傾向があります。せっかく片付けても新しいものを次々と買ってしまえば、再びゴミ屋敷化してしまうでしょう。つい衝動買いしそうになったときは、本当に自分が欲しいものか・必要としているのか考える時間を作ってください。衝動的に購入するのはNGです。

4-3.収納を工夫する

不用品を処分してきれいな状態を保ち続けるために、ぜひ心がけてほしいのが収納の工夫です。たくさんものを持っているからと収納グッズを使ったり、収納スペースを増やしたりするのはNG行為となります。限られた収納スペースにできるだけ入るよう整理整頓することが大切です。また、収納する際は、生活動線を考えましょう。住宅の間取りやライフスタイルによって異なりますが、収納する前に置き場所を決めることで快適な空間が維持できます。

4-4.定期的に連絡する

身内にゴミ屋敷の経験者がいる場合、定期的に連絡を取ることでゴミ屋敷の防止策になります。「連絡を取るだけで大丈夫なの?」と思われがちですが、交流することで意識を高められるようになるのです。高齢者の1人暮らしでゴミ屋敷になってしまった場合、認知症などの病が隠れている可能性があります。1人ではどうすることもできないために自分を責めてしまい、さらに悪化するケースも多いでしょう。だからこそ、こまめに連絡したり交流を持ったりすることで、ゴミ屋敷対策になります。

5.ゴミ屋敷に関してよくある質問

ゴミ屋敷に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.ゴミ屋敷の片付け手順は?
A.自分でゴミ屋敷を片付ける場合は、ゴミを外に出すための通路を確保してください。通路を最初に確保しておかなければ、手際よくゴミを片付けることができません。また、通路を確保したら片付けに勢いをつけることも重要なので、捨てやすいものから処分しましょう。ダンボール・コンビニ弁当の箱など、明らかにゴミと思えるものはすぐに処分してください。通路を確保して捨てやすいものから捨てていけば、スムーズに片付けることができます。

Q.近くにゴミ屋敷がある場合の対処法は?
A.住人と話し合いを行うところからスタートすると思いますが、中には悪態をついたり、攻撃してきたりする住人がいるかもしれません。この場合、1人で交渉に行ってもいい結果を得ることはできないでしょう。無理に話し合いを進めるのではなく、自治体に相談することをおすすめします。具体的にどのような被害を受けているのか伝えれば、何らかの処置をとってくれるでしょう。

Q.ゴミ屋敷が空き家問題と関係しているのは本当か?
A.事実です。空き家の状態からゴミ屋敷になってしまったというケースが増えています。転勤や住人が亡くなってしまったなどの理由から、家が空き家状態になり、その後ゴミが不法投棄される事例が多く見られるのです。1度ゴミが捨てられてしまうと、そこに捨てても大丈夫という気持ちが伝染し、どんどんゴミが増えていきます。いつの間にかゴミ屋敷になり、誰も片付けようとはしなくなるというわけです。

Q.住居人が片付けに対して疑問を抱いている場合の対処法は?
A.説得をしても、なかなか本人が片付けようとしない・家族が代わりに片付けることを許さないというケースがあります。無理やり片付けさせることもできますが、それでは再びゴミ屋敷になってしまうだけです。なぜ片付けなければならないのか必要性を理解することが重要となります。ゴミが散らかっているときちんと歩くことができない・必要なものがすぐに見つからないなどのデメリットを伝えて、必要性を理解してもらうようにしましょう。

Q.専門業者を選ぶ際のポイントは?
A.具体的にどのようなサービスを行っているのか・無料見積もりや無料相談を行っているか・スタッフの対応が丁寧でスピーディーかなどをチェックしてください。ゴミ屋敷の片付けを行っている業者の中には、きちんと作業をしなかったのに高額な費用を請求する悪徳業者が存在しています。複数の業者を比較し、慎重に選ぶことが重要です。名古屋市を中心に事業を行っているファンデックスでは、無料見積もりや無料相談を受けつけているので、悩んでいる方はぜひご相談ください。

まとめ

ゴミ屋敷は「いつの間にかゴミで溢(あふ)れかえっていた」というケースがほとんどです。ものが捨てられなかったり、精神面が不安定だったり、ゴミ屋敷を作ってしまう原因はたくさんあります。1人で対処できないケースが多いため、家族に手伝ってもらったり、専門業者の力を借りたりと工夫を凝らしたほうがいいでしょう。なぜゴミ屋敷になったのか原因をきちんと把握しておけば、ゴミ屋敷を避けることができます。まずは、自分自身の生活や行動・考え方などを見直してください。

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