葬儀後にやることは? 手続きやリスト、遺品整理のコツなど解説!

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家族や親族が亡くなった途端、通夜・葬儀の準備でいっぱいいっぱいになります。葬儀が終われば一段落しますが、その後もやるべきことがたくさんあるのできちんと把握しておかなければなりません。やるべきことの中には、早めに済ませておいたほうがいい「遺品整理」や、保険や年金など手続きをしなければならない内容もあります。後悔しないためにも、葬儀後にやるべきことをしっかりと押さえておきましょう。

  1. 葬儀後にやるべきことの基礎知識
  2. 葬儀後にやるべきことチェックリスト
  3. 葬儀後に主にやることを解説!
  4. 葬儀後にやること~遺品整理とは?
  5. 葬儀後にやるべきことに関してよくある質問

この記事を読むことで、葬儀後にやるべきこと、最初に何をすべきか分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。


1.葬儀後にやるべきことの基礎知識

葬儀後の手続きをスムーズに行うため、大まかにやるべきことをチェックしておきましょう。

1-1.どんなことがあるのか?

通夜と葬儀が続き、心の整理がつかないままでも葬儀後の手続きをすすめていかなければなりません。葬儀後にやるべきことは、想像以上にたくさんあります。たとえば、年金の給付停止の手続きです。年金の給付停止は、できるだけ早めに済ませておかなければなりません。また、生命保険・死亡保険金の請求や、近隣の人・勤務先などへのお礼まわりも必要です。

1-2.四十九日との関係、日程は?

葬儀を終えた後は、初七日・四十九日と法要を行わなければなりません。それぞれの法要でやるべきことと日程について解説します。

1-2-1.初七日

初七日を終えた後は、魂移しの意味を持つ「開眼法要」を行います。葬式で用意した白木の仮位牌(いはい)から魂を移す「本位牌」を用意してください。ただし、宗教によっては位牌の代わりに掛け軸などを用意するところもあります。何を用意すべきか分からないときは、お世話になっているお寺へ尋ねましょう。そして、本位牌の用意と併せて「遺言書」の有無も確認してください。

1-2-2.四十九日

四十九日法要は、故人と本当の意味でのお別れをする日です。基本的に、故人がこの世を旅だってから7週目に行われます。四十九日を終えた後は、相続関連の手続きをすすめてください。遺言書がある場合は、公証人立ち会いのもと開封し、相続人と相続先を確認します。遺品整理をする際も、遺言書に基づいてすすめなければなりません。

1-3.やるべきことをリストアップしよう!

葬儀後にやるべきことは多岐にわたるため、リストアップしておかなければ忘れてしまう手続きが必ず出てきます。手続きの中には期限が決まっている内容もあるので注意が必要です。通夜と葬儀は忙しい1日となるため、葬儀後~初七日までにやるべきことをリストアップしておきましょう。

2.葬儀後にやるべきことチェックリスト

葬儀後にやるべきことの中には、墓関連など時間がかかる手続きもあります。そのため、最優先事項をきちんと整理しておかなければなりません。また、手続きを忘れないように、やるべき手続きの一覧をチェックしておきましょう。

2-1.葬儀、墓関連の手続きをチェック!

四十九日の前に遺骨を墓へ埋葬するのが一般的です。そのため、四十九日までにお墓の継承を済ませておかなければなりません。墓を継承する場合は、霊園・寺院に名義変更の手続きを行います。墓を持っていない場合は、新たに探さなければなりません。おおよそですが、墓を建てるまで3か月の期間が必要となるため、四十九日に間に合わないこともあります。その場合は、一周忌を目安に考えましょう。墓の建設中は、お寺・納骨堂などの「一時預かり」を利用してください。

2-2.やるべき手続きの一覧

故人によりますが、葬儀後にやるべき手続きは30以上もあると言われています。「やらなきゃいけないことがたくさんあって大変」と思うでしょう。そんなときは、以下のチェックリストを参考にしてください。期限ごとに済ませておきたい手続きをピックアップしました。

<死亡から7日以内>

  • 死亡届
  • 埋火葬許可証交付申請

<死亡から14日以内>

  • 厚生年金・共済年金・国民年金の受給停止
  • 介護保険資格喪失届
  • 住民票の抹消届
  • 世帯主の変更
  • 児童手当の手続き
  • 障害者手帳の返却

<死亡から3か月以内>

  • 相続の放棄

<死亡から4か月以内>

  • 故人の確定申告

<死亡日の翌日から10か月以内>

  • 相続税の申告・納税

<死亡から5年以内>

  • 国民年金の寡婦年金請求、遺族基礎年金請求
  • 厚生年金の遺族厚生年金請求
  • 労災保険の遺族補償給付請求

<できるだけ早めにすべきこと>

  • 公共料金の名義変更・解約
  • 電話加入権の名義変更
  • 携帯電話の解約
  • NHKの名義変更・解約
  • 健康保険・共済組合・国民健康保険の埋葬料請求
  • 年金保険金・労災保険金の請求
  • 扶養控除異動申告
  • 雇用保険の資格喪失の届け出
  • 運転免許証・身分証明書・パスポートなどの返却
  • クレジットカード失効
  • 自動車税の納税義務消滅の申告
  • 自動車所有権の移転
  • 銀行預金・郵便預金の名義変更
  • 不動産の名義変更
  • 借地・借家の名義変更・解約
  • 株式の名義変更
  • 特許・商号・商標意匠権の名義変更
  • 新聞の名義変更・解約
  • インターネットプロバイダーの名義変更・解約
  • 取締役の退任変更手続き
  • ゴルフ会員権の相続手続き・退会
  • 介護・宅配サービスの解約
  • SNS等インターネットサービスの退会
  • 貸付金・借入金の権利移転・債務継承通知

3.葬儀後に主にやることを解説!

やるべき手続きがたくさんありますが、その中でも特に必要不可欠な手続きについて解説します。

3-1.主にやることを解説!

注意しておきたい手続きは、申請期間が短いものです。たとえば、以下の手続きがあります。

  • 死亡届・火葬許可証交付申請書:死亡の事実を知った日を含めて7日以内
  • 印鑑登録証・住民基本台帳カードの返還:死亡届けの受理と同時(その日に廃止される)
  • 年金受給権者死亡届:10日以内(国民年金は14日以内)
  • 世帯主変更届・介護保険資格喪失届・国民健康保険資格喪失届:14日以内

3-2.手順とすすめ方

前述した主な手続きは、ほとんど市区町村役場で済ませることができます(年金受給権者死亡届のみ年金事務所)。ただし、必要書類を準備しなければならないため、手続き前にしっかり用意しておきましょう。

  • 死亡届:死亡診断書または死体検案書
  • 年金受給権者死亡届:死亡者の年金証書・死亡の事実を証明する書類(戸籍抄本など)
  • 世帯主変更届:届出人の本人確認資料
  • 介護保険資格喪失届:介護保険被保険者証・死亡の事実を証明する書類
  • 国民健康保険資格喪失届:国民健康保険被保険者証・死亡の事実を証明する書類

3-3.故人が加入している保険を確認しよう!

亡くなった人がどんな人でどんな保険に加入していたかによって、手続きの内容も異なります。たとえば、故人が入院・治療を受け多額の医療費を支払っていた場合は、高額医療費の還付制度が利用可能です。ただし、還付制度を受けるためには「高額医療費還付金の申請」手続きを済ませなければなりません。故人が保管していた契約書類や証明書などをきちんと確認することが大切です。手続きや申請忘れがないよう、遺品を整理するのも必要なことと言えるでしょう。

4.葬儀後にやること~遺品整理とは?

故人の身のまわりにあるものを整理する遺品整理は、葬儀後の手続きに深く関係する作業です。ここでは、遺品整理の方法とポイントについて解説します。

4-1.ベストなタイミングは?

遺品整理を行うベストなタイミングは「四十九日」と言われています。なぜなら、四十九日は葬儀から経過しており気持ちの整理がつきやすく、改めて親族が集まりやすい日だからです。形見分けで親族とトラブルにならないためには、あらかじめ遺品整理を行う旨を伝えておかなければなりません。トラブル防止の意味も含めて、全員が集まりやすい四十九日をきっかけに協力しながら遺品整理をすすめてください。

4-2.主な方法は?

遺品整理の主な方法は、自分でする、または業者へ依頼する2つがあります。遺品の量が少なく、親族同士で協力すればできる範囲なら自分で行っても良いでしょう。けれども、遺品の量が多く協力してくれる親族もいない、または遠方に住んでいて作業する時間がないという方は、業者への依頼をおすすめします。

4-3.最近の傾向は?

遺品整理の重要性が高まりつつある昨今、遺品整理業を行う業者も増えてきました。少子高齢化や核家族化などの社会背景もあり、最近は遺品整理業者に依頼するケースが増加しているのです。業者の中には、遺品供養やデジタル遺品の処理を行っているところもあります。

4-4.業者選びのポイント

どの業者に依頼すべきか悩んだときは、以下のポイントに注目してください。

  • スタッフの対応が丁寧でスピーディー
  • 料金システムが明確
  • 古物商・産業廃棄物収集運搬許可を取得している
  • 低費用かつ高品質なサービスが受けられる
  • アドバイスや最適なプランを提案してくれる
  • 無料相談・無料見積もりを受けつけている
  • 遺品整理士が在籍している
  • 回収・処分だけでなく買取も利用できる

遺品整理を行っている「ファンデックス」では、仕分けから処分・クリーニング作業まですべてのサービスを受けつけています。処分が難しい仏具類の供養も行っているので、ぜひ1度ご相談ください。

4-5.悪徳業者とのトラブルに要注意!

遺品整理業者が増えると同時に、「後で不当な料金を請求された」「遺品を雑に扱われ大切なものを失くした」など、悪徳業者とのトラブルが続出しています。悪徳業者と優良業者を見極めるためには、サービス内容・料金・スタッフの対応など比較し、慎重に選ぶことが大切です。少しでも不安な点があれば、安易に依頼しないほうが良いでしょう。

5.葬儀後にやるべきことに関してよくある質問

葬儀後にやるべきことに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.遺産・相続放棄の手続きで注意すべきことは?
A.遺産・相続放棄の手続きは、死亡してから3か月以内に家庭裁判所へ申し出る必要があります。ここで注意しておきたいのは、遺品整理と遺産・相続放棄の関係です。遺産・相続放棄をする意志を持ちながら申告前に遺品整理をしてしまうと、相続したことになり放棄手続きができなくなります。そのため、遺産・相続放棄したい方は遺品整理に触れないよう注意してください。

Q.賃貸物件の場合の注意点は?
A.故人が住んでいた家が賃貸物件の場合は、早めに解約手続きを済ませておかなければなりません。解約手続きをするためには、部屋を整理し片付ける必要があるので遺品整理も素早く終わらせましょう。契約状態が続く限り、家賃の支払いが発生します。無駄なお金を費やさないためにも、解約手続きの準備をすすめてくださいね。

Q.香典の整理はいつしたら良いのか?
A.葬儀後、早めに整理しておきたいのが「香典」です。香典は大きな額になることもあるので、しっかりと管理しておきましょう。名簿も早めに整理し、会葬してくれた人へ手紙または電話でお礼を伝えます。香典返しを漏(も)れなく行うために、氏名・住所・電話番号・香典の金額を記載したリストを作ってください。一目で分かるリストを作成すれば、四十九日にお返しすることができます。

Q.遺品整理を自分で行うメリット・デメリットは?
A.自分で行う場合は、ゴミ袋や手袋など簡単な掃除グッズの用意で済むので低費用で済みます。しかし、遺品の量が多いほど仕分けや不用品の処分に時間と手間がかかるでしょう。想像以上に労力も費やしてしまうため、体に大きな負担がかかります。これらのデメリットを理解した上で、無理だと思ったら業者へ依頼すべきです。

Q.遺品整理業者へ依頼する場合の費用はいくらぐらいか?
A.具体的な費用は、部屋の広さ・作業員人数・不用品の数などで異なります。大まかな費用が知りたい方は、「ファンデックス」の料金一覧をご覧ください。無料見積もりを受けつけているので、そちらも利用すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 葬儀後にやるべきことはたくさんあります。故人への思いが整理できないまま作業をすることになりますが、中には期限が決まっている手続きもあるので早に済ませておかなければなりません。また、故人によって必要な手続きが異なります。やらなければいけないことの優先順位を把握するためにも、故人の契約書や遺言書など必要なものを見つけるため、遺品整理を行ってください。