遺品で売れるものはどんな品物? 上手な売り方とポイントを解説!

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大量にある遺品の中には、売れるものがたくさんあります。「遺品を売るとバチが当たるのでは?」と思われがちですが、売ったほうが処分費用の節約につながるのです。中古市場における需要が高く、価値があるものは高価買取が期待できるでしょう。本記事では、遺品の中で売れるものと売り方のポイントを解説します。

  1. 売れる遺品とは?
  2. 遺品の売り方を解説!
  3. 遺品整理を業者へ依頼する
  4. 遺品に関してよくある質問

この記事を読むことで、遺品で売れるものと売り方のポイントが分かります。遺品整理に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。


1.売れる遺品とは?

遺品は捨てるしかないと思われがちですが、売れるものは意外とたくさんあるものです。ここでは、売れる遺品の特徴などを解説します。

1-1.処分費用を抑えるなら遺品を売ろう

遺品の量が多いほど処分費用が高くかかってしまうので、費用を抑えるためにも売却を検討してください。位牌(いはい)などの仏具類はきちんと供養してから処分する必要がありますが、それ以外の遺品は、売ってしまったほうが処分費用の節約につながるのです。自分にとっては売れないと思っているものでも、ほかの人から見ると価値があるものになるケースがあります。ゴミとして処分するのは、とてももったいないことですよ。

1-2.遺品の中で売れるものはたくさんある

衣類・本・DVD・家電製品・大型家具など、遺品にはたくさんの種類があります。基本的に、壊れておらず正常に使えるものは、中古市場で需要があれば、ほとんどの業者で売りに出すことができるでしょう。たとえば、どの家庭にもある電子レンジ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの日用家電は中古需要が高めです。ブランドもののバッグや衣類も需要があるので買い取ってもらえます。

1-3.高く売れるものは貴金属・着物など

遺品の中でも高く売れるものは、元値が高価なものです。たとえば、ネックレス・イヤリング・ブローチなど金属製のアクセサリー類があります。ブランドものは多少キズがあったり型が古かったりしても、高価買取が期待できるでしょう。また、衣類の中でも高値がつくのが着物です。貴重な柄の着物なら、数十万円で買い取られることもあります。

1-4.意外なものも売れる!?

かなりレアなケースですが、金歯が売れることもあります。金歯でも溶かしてしまえば、貴金属と同じように金としての取り引きができるからです。金縁メガネも金でできており、含有率が高めなので高値が期待できるでしょう。ほかにも、ブリキのおもちゃや勲章などは、コレクター等による人気度で価値が決まります。特に、美術品としての価値があるものは、歴史的価値がつくので意外な高値がつくこともあるのです。また、切手・掛け軸・レコード・古銭なども、価値があると判断されれば売れる可能性があります。

1-5.遺品の買取相場は幅広い

遺品の種類が非常に幅広いので、一概に○○円で売れるとは断言できません。数百円から数十万円と遺品の種類などで買取相場も大きく異なります。あくまで参考として、主な遺品の買取相場を以下にまとめてみました。

  • 時計:数万円~数十万円
  • 貴金属:購入額の10分の1程度
  • カメラ:3,000~30,000円
  • 家具家電:数百円~30,000円
  • 着物:10,000~30,000円
  • 勲章:300~30万円程度
  • 金製品:1gあたり4,600~5,000円

投資にも使われる金は、グラム数やそのときの時価相場によって買取相場が変わります。金の時価相場を知りたいときは、田中貴金属のホームページをチェックしてください。

2.遺品の売り方を解説!

主な遺品の売却方法は、リサイクルショップ・買取専門店・不用品回収業者の3つです。それぞれの特徴と高く売るポイントついて詳しく解説します。

2-1.幅広い商品を扱っているリサイクルショップ

リサイクルショップの特徴は、幅広い商品を扱っていることです。実際に、店舗へ行くと分かるように、衣類・おもちゃ・楽器・ゲーム機・家具家電・CDなど幅広いジャンルを置いています。そのため、さまざまな遺品をまとめて売りに出すことができるでしょう。ただし、価値があるものを売りに出すのはおすすめしません。なぜなら、幅広いジャンルを扱っているので、それぞれの知識が浅く、本当に価値があるかどうか判断しにくい傾向があるからです。本当に価値があるものや高く売るものは、買取専門店へ依頼したほうがいいでしょう。

2-2.専門性が高い買取専門店

リサイクルショップと違って買取専門店は、専門性の高さが特徴的です。たとえば、家具家電を中心に買い取っている店舗から、骨とう品・ブランド品など、店舗によって強いジャンルが異なります。つまり、買取専門店を利用する際は、その遺品に強いところを選ぶことがポイントです。強いジャンルに特化しているので、より適切な金額で買い取ってくれるでしょう。価値があるものは高価買取が期待できます。

2-3.買取と処分が同時にできる不用品回収業者

不用品回収業者は、不用品の処分だけでなく買取サービスを実施しているところがあります。買取と処分が同時に利用できれば、買取不可になったとしても処分が依頼できるので時間と手間がかかりません。また、ほとんどの業者は出張買取を行っているため、遺品が大量にあっても運搬せずに買取をすすめることができます。近くに店舗がない方にはおすすめの方法です。

2-4.高く売るポイント

高く売るポイントは、できるだけ早めに売ることです。特に、家電の場合は製造年月から3~5年以内ものが買取対象となります。5年以上経過している家電は、買い取ってもらえない可能性が高くなるでしょう。新製品が登場するたびに型落ち品となり、価値が下がってしまいます。
また、なるべく購入時と同じ状態にして売ることが大切です。遺品は故人のものなので、どこに何があるのか分からなくなりがちですが、元箱や取扱説明書が残っていないか確かめましょう。付属品をなるべくそろえることで、買取額アップにつながります。
そして、できるだけキレイに掃除をして売ることも大切なポイントです。新品状態や未使用品ほど高く売れるので、ホコリがかぶっている場合はやわらかいタオルで拭き取りましょう。

2-5.自分で売る方法もある

リサイクルショップや買取店で納得できない場合は、ネットオークションやフリマアプリを利用し、出品することもできます。自分で出品額が決められるので、納得いく値段で取り引きできるかもしれません。ただし、買い手が見つからなかったり、想像よりも安価で落札されたりすることもあるでしょう。落札後も、自分でこん包や発送など手間がかかります。

3.遺品整理を業者へ依頼する

遺品の量が多かったり、遠方にいたりする方にとっては、遺品整理すら困難なケースがあります。その場合は、業者に遺品整理を依頼するのが便利です。それでは詳しく見ていきましょう。

3-1.遺品整理と買取を一緒にしたほうが便利

遺品整理を行っている業者の中には、不用品の買取と処分を実施しているところがあります。一気にまとめて依頼したほうが、手間と時間が省け、遺品整理をすぐに終わらせることができるでしょう。特に、仕事で忙しい方や遠方に住んでいる方にとって便利な方法になります。賃貸物件の場合は、遺品整理が遅れるほど家賃がかかってしまうため、業者にすべて任せたほうが節約につながることもあるのです。

3-2.依頼する際はサービス内容を確認する

遺品整理業者へ依頼するときは、どこからどこまで作業をしてくれるのか範囲を確認しておきましょう。たとえば、遺品整理と不用品の回収・買取を行っているファンデックスの場合は、遺品整理サービスに仕分けと処分が含まれています。遺品の搬出完了後には、空室になった部屋を数人で1~2時間程度かけて丁寧なクリーニング作業も実施する流れです。しかし、中には、遺品整理だけしかせず、処分や買取が別料金というところもあるので注意しなければなりません。

3-3.業者選びのポイントをチェックしよう!

悪質業者と優良業者を見極めるためには、業者選びのポイントをしっかりと把握しておく必要があります。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 遺品整理や買取の実績があるか
  • 料金体系が明確になっているか
  • 不用品の高価買取を行っているか
  • 作業範囲や内容に関して分かりやすく説明してくれるか
  • 資材の無料提供を行っているか
  • 遺品に対する扱いが丁寧か
  • 無料見積もり・無料相談を受けつけているか
  • 口コミや評判がいいか
  • 遺品整理士が在籍しているか

不正を働く悪徳業者は、料金体系が明確になっていない可能性があります。どこからどこまで作業をしてくれるのか、どの作業にいくらかせてるのかなど、具体的な説明もありません。少しでも不安を感じた場合は、安易に利用せず、きちんと説明してくれる業者を選びましょう。

3-4.追加料金の有無に注意しよう

「不用品の量が多かったから」「買取できないものが意外と多かったから」など、適当な理由をつけて無料見積もりと異なる費用を請求する悪質な業者が存在しています。実際に、遺品整理業者とのトラブルが年々相次いでいるので、複数の業者を比較し見極めることが大切です。追加料金の有無など費用に関しては、念入りに確認してくださいね。

4.遺品に関してよくある質問

遺品に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.洋酒なども売れるのか?
A.年代ものの日本酒・洋酒などにはコレクターが多く存在しています。そのため、高額査定になる可能性が高い品目といえるでしょう。買取額はメーカー・生産年・ボトルの状態・箱の有無などで異なります。買取相場は日本酒が1,000~10,000円前後、ブランデーが1,000~数万円でしょう。高く売りたいなら、ボトルをできるだけキレイにしておいてくださいね。

Q.パソコンやスマホを売る場合の注意点は?
A.パソコン・スマホなどデジタル機器を売る場合は、含まれているデータをすべて消去してください。きちんとデータを消去しなければ、連絡先・住所・写真などのデータが流出し、悪用される恐れがあるので要注意です。データの消去方法が分からない方は、製造メーカーのサポートセンターに問い合わせてみてください。

Q.売れる美術品の見極め方は?
A.絵画・彫刻・骨とう品などの美術品は、素人では売れるか否か判断しにくい品物です。実際に、「落書きだと思っていたものが有名な画家の作品だった」というケースがあります。そのため、美術品関連は処分せずに、1度査定へ出したほうがよいですよ。希少価値が認められれば、数十万円という価値がつく可能性もあるでしょう。

Q.作業に立ち会えない場合はどうすべきか?
A.遺品整理業者の中には、作業風景をリアルタイムで公開しているところもあります。遺品整理ファンデックスでは、金品・貴重品の持ち去り被害を少なくするために、スマホによる作業風景がリアルタイムで確認できるようなシステムを取っているのです。作業風景がリアルタイムで分かれば、遠方に住んでいる方でも安心して依頼できるでしょう。

Q.遺品整理士とは?
A.一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する民間資格です。遺品整理業が注目されている昨今、業者との間でトラブルも多発しています。だからこそ、遺品整理に関する正しい知識を持ち、秩序を乱さないために制定された資格なのです。遺品整理士は、遺品に対する知識や扱い方に長けている証しなので安心して依頼できます。

まとめ

いかがでしたか? 大量の遺品をすべて捨ててしまうと、それだけ処分費用がかかってしまいます。できるだけ、費用を抑えたい方は売れるものを売りましょう。衣類・本・DVDなどは、遺品の中でも量が多く困りがちですが、状態がよければほとんどの業者で売ることができます。特に、着物やアクセサリー類など価値があるものは、高価買取が期待できるでしょう。売る時間がない方は、遺品整理を業者へ依頼するのも選択肢の1つです。