ぬいぐるみを供養する方法を解説。ぬいぐるみ以外の供養が必要な遺品は?

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ぬいぐるみや人形にほかのおもちゃよりも強い思い入れがある、という人は珍しくありません。また、「故人が大切にしていたぬいぐるみをゴミとして処分するのには抵抗がある」という人もいるでしょう。そのような人のために、ぬいぐるみを供養してくれるところもあります。
今回は、ぬいぐるみの供養や処分についた解説しましょう。

  1. ぬいぐるみの供養とは何か
  2. ぬいぐるみを供養してもらう方法
  3. ぬいぐるみ以外の遺品供養について
  4. ぬいぐるみの供養に関するよくある質問

この記事を読めば、ぬいぐるみ以外の遺品を供養する方法もよく分かります。遺品整理の方法を知りたいという人や、ぬいぐるみの処分に悩んでいるという人は、ぜひ読んでみてください。


1.ぬいぐるみの供養とは何か

ぬいぐるみとは、人や動物を模した布製のおもちゃです。日本では、昔から人型をしたものには魂が宿るという考え方がありました。また、前述したようにぬいぐるみに強い思い入れがある人は珍しくありません。ペットや兄弟のようにかわいがっている人もいるでしょう。ですから、ぬいぐるみが不要になったからといってゴミとして処分することに抵抗がある人もいます。そのため、お寺や神社ではお経や祝詞(のりと)をあげ、お焚(た)き上げをすることで魂を天に帰す人形供養を行っているところもあるのです。

2.ぬいぐるみを供養してもらう方法

この項では、ぬいぐるみを供養してもらう方法を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

2-1.寺社に依頼する

1でご紹介したように、寺院や神社の中にはぬいぐるみの供養を行っているところもあります。ホームページを確認すれば、供養を行っているところはその旨が記されているでしょう。また、菩提寺(ぼだいじ)や氏子(うじこ)になっている神社がある場合、ぬいぐるみを供養しているかどうか尋ねてみてもいいですね。ぬいぐるみや人形の供養で有名な寺社の場合は、郵送でぬいぐるみの供養を受けつけてくれるところもあります。寺社にぬいぐるみの供養を依頼する場合は、お布施(おふせ)や初穂料(はつほりょう)を払いましょう。金額がホームページに記載されているところもあります。「お気持ちで」と言われたら、2~3,000円を目安に包みましょう。分からなければ、供養を依頼する寺社に尋ねてもかまいません。

2-2.日本人形協会に依頼する

日本人形協会では、人形感謝(供養)代行サービスを行っています。ホームページから申し込めば、郵便局員が回収に来てくれるので、ぬいぐるみがたくさんあって持ち運びが難しいという場合もおすすめです。料金は、縦・横・高さの合計が170cm以内、重量30kg以内のダンボール箱ならば、全国一律、一箱5,000円になります。ぬいぐるみ以外でも、節句人形や鯉(こい)のぼり・羽子板・こけしなども大丈夫です。

2-3.葬儀社・遺品整理業者に依頼する

葬儀社や遺品整理業者でも、ぬいぐるみの供養を行っているところがあります。ぬいぐるみの供養を行ってくれる寺社が見つからない場合は、葬儀社に相談してみてもいいでしょう。また、遺品整理を業者に依頼する場合、ぬいぐるみの供養を依頼できるかどうか聞いてみてください。費用は業者によって異なりますが、数千円が相場です。

2-4.自分で供養する方法

ぬいぐるみの供養方法に決まりはありません。ぬいぐるみに「今までありがとう」という感謝の気持ちをこめ、半紙などの白い紙やきれいな布に包んで処分すれば、十分な供養になります。自分でお焚き上げをしたいという人もいると思いますが、ぬいぐるみの素材によっては、燃やすと有害なガスが発生することもあるでしょう。また、自治体によっては野焼きが禁止されています。塩を振って清めた後は、自治体のルールに沿って処分しましょう。

2-5.注意点

すべての寺社で、ぬいぐるみの供養を行っているわけではありません。近所の寺社でぬいぐるみの供養をしてもらいたいという場合は、必ず事前に問い合わせてください。また、寺社には古いお札やお守りなどを収める場所を設けているところもありますが、そこにぬいぐるみを納めてはいけません。

3.ぬいぐるみ以外の遺品供養について

この項では、ぬいぐるみ以外の遺品供養について解説します。

3-1.遺品供養とは何か

遺品供養とは、故人の愛用品等に読経や祝詞をあげ、お焚き上げをすることです。故人の愛用品等は、形見分けなどをして残しておくことができれば最良ですが、どうしても処分しなければならないこともあるでしょう。そんなときに遺品供養を行えば、心情的にもすっきりします。

3-2.遺品供養を行っている業者とは?

遺品供養は、遺品整理業者が行っています。遺品の数が少なく菩提寺や氏子になっている神社があれば、理由を話して供養してもらってもいいでしょう。遺品供養を行っている遺品整理業者は、インターネットを利用すれば効率よく探せます。

3-3.注意点

仏壇や神棚等の宗教用具は、それぞれの宗教のやり方に沿って処分する必要があります。仏壇はお寺に、神棚は神社に相談しましょう。菩提寺や氏子になっていない神社でも、相談に乗ってくれるところがあるはずです。また、遺品整理業者に相談すれば、宗教に沿った遺品供養を行ってくれるところもあります。

4.ぬいぐるみの供養に関するよくある質問

Q.ぬいぐるみは、どのようなものでも供養してもらえるのでしょうか?
A.はい。基本的にメーカーや形にこだわらずに供養してもらえます。

Q.お焚き上げができないぬいぐるみはあるでしょうか?
A.しゃべるぬいぐるみや可動式のぬいぐるみは、中に不燃物が入っているのでお焚き上げができないこともあります。

Q.ぬいぐるみと人形を一緒に供養してもらうことはできるでしょうか?
A.はい。人形供養を行っているところの大半は、人形とぬいぐるみ、どちらでも供養を受けつけています。

Q.中古のぬいぐるみに需要はあるでしょうか?
A.ティディベアやディズニーキャラクターのぬいぐるみには、熱心なコレクターがいます。期間限定で販売されていたものは、中古でも高値がつくことがあるでしょう。

Q.ぬいぐるみの供養を遠方の寺社に依頼する際、気をつけることはありますか?
A.ぬいぐるみに不燃物がついている場合は外しましょう。内部に金属等がある場合は寺社にどうすればいいのか問い合わせてください。供養をしてもらう料金の払い込みも忘れずに行いましょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回はぬいぐるみを供養する方法などについて解説しました。今は、菩提寺等を持たないご家庭も増えています。供養方法に困った場合は、遺品整理業者や葬儀社に相談してみましょう。