老前整理とは ~老いる前に整理をする必要性~

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最近では「終活」という言葉を聞くようになりました。自分が死んだ後のことを考えて整理などをすることです。
しかし、最近では死んだ後ではなく体力がある内に整理をしておく「老前整理」という発想があります。この老前整理は、少子高齢化社会となった現代では必要性の高い発想です。
この記事では老前整理に関する情報と必要性についてまとめました。

  1. 老前整理とは
  2. 老前整理をすれば第2の人生が見える
  3. 老前整理をやってみる
  4. 整理するときのポイント
  5. 困ったときは業者に依頼してみる
  6. まとめ

1.老前整理とは

1-1.老前整理という発想

生前整理・遺品整理という言葉は以前からありました。しかし、最近では老前整理という発想も生まれています。老前整理は、身内や兄弟など残される人のためではなく自分のために整理することです。
老前整理は、自分に体力がある内に身の回りのものを整理することを言います。体力が落ちる前に整理することで、老後生活をシンプルで快適なものにするのが目的です。

1-2.老後の生活を考えて整理する

老いていくと次第に体力が落ちていくのが一般的。また、判断力も落ちてものを溜(た)めこんでしまう傾向があります。そのため、老いてから整理しようとしてもうまくいかないことが多いです。
ものを片付けられなくなると部屋がごみだらけになってしまします。部屋がごみでいっぱいになると、こけやすくなったり落下物によってけがをしたりする危険があるのです。
老いてからけがをするのは非常に危険。部屋の中で意識を失い、そのまま亡くなることが考えられます。
老前整理はものを整理することだけが目的ではありません。老後の安全と健康を考えることも目的となります。

自分に体力がある内に身の回りのものを整理するのが老前整理なんですね。
体力が落ちる前に整理することで、老後生活をシンプルで快適なものにするのが目的です。

2.老前整理をすれば第2の人生が見える

ものに囲まれて生活することが多くなっている現代。自分で買ったものだけでなく家族・親戚・友人などからもらうこともあるでしょう。そのため、自分で使わないものまでしまい込んでいることが多いです。
老前整理では、自分にとって不用なものを整理して必要なものを洗い出す作業となります。特に、仕事などに集中していると不用意に買っていたりもらったりしたものが増えていることが多いです。体力が下降する前に整理をすることでセカンドライフが見えてきます。

体力が下降する前に整理をすることでセカンドライフが見えてくるんですね。
ものに囲まれて生活することが多くなっている現代だからこそ、自分にとって不用なものを整理して必要なものを洗い出す作業は大切なことなのです。

3.老前整理をやってみる

老前整理は老後の環境を整える大事な発想です。では、どういった手順で整理を進めればいいのか確認してみましょう。

3-1.使うもの・使わないもので大きく分ける

老前整理は遺品整理や生前整理と違い、自分が使うものと使わないもので分けていくのが基本です。まずは、その2つで大きく分けていきましょう。
使わないものは捨てていきます。使うかどうかわからないものは、とりあえず段ボールなどに保存しておきましょう。段ボールに入れたものは後日に整理していきます。

3-2.危険な場所から整理していく

タンス上段にある棚に、ものをたくさん入れている人はいないでしょうか。こうした自分の背丈より高い場所にものを詰め込んだ状態は非常に危険。年老いてから背丈より高い場所の整理を行うのは事故の元です。
また、床にものを置く習慣がある人も注意しておきましょう。床にものを置くと転倒の原因となります。

使うもの・使わないもので大きく分けるんですね。
使わないものは捨てて、使うかどうかわからないものは、とりあえず段ボールなどに保存しておきましょう。

4.整理するときのポイント

4-1.自分のものから整理していく

老前整理は、自分のものを自分のために整理するのが目的です。そのため、家族と共有のものまで勝手に捨てないようにしましょう。まずは、自分が所有しているものから整理していくのがポイント。
また、家族からもらったもので思い出の品があると思います。どうしても捨てられない思い出の品は、きちんと保管する箱などを作りましょう。

4-2.被っているものは捨てていく

気が付くとバッグだけで同じようなものが5つ6つも買っていることがあると思います。同じように、シャツ・ズボンなど衣類も着ていなかったり被ったりしているものは処分していきましょう。
同じようなものはいくつあっても使いません。普段着ているものや使っているものだけ残します。残りのものはどんどん捨てていくのがコツです。

4-3.捨てる基準を決める

自分にとって何がいるもの・不用なものか決めて整理を進めていきましょう。その基準は何でもかまいません。

  • ~年以上使っていないものは捨てる。
  • 以前はまっていたが、今はまったく使わなくなったもの。
  • 思い入れのないものは捨てる。

以上のように自分のルールができてくると整理がはかどります。

4-4.迷ったときはものと自分の関係を明確にする

ものには自分と何らかの関係性があるはずです。しかし、自分でもどういった用途で使うのかわからないものがあるでしょう。そんなとき、考えてほしいのが5W1Hによる発想です。

  • これは何?
  • いつ使うもの?
  • どこ使うもの?
  • 誰が使うのか?
  • なぜ取っているのか?
  • 価値のあるものなのか?

5W1Hは物事を整理するときに役に立つ発想となります。ぜひ、老前整理のときに迷ったときにも使ってみてください。

捨てる基準を決めるを決めるといいんですね。
基準は何でもいいですが、~年以上使っていないものは捨てる、思い入れのないものは捨てる、などのルールがあればはかどるでしょう。

5.整理で出てきた不用品を処分する

老前整理をしているとたくさんの不用品が出てくることが考えられます。整理の中で出てきた不用品は効率よく処分したいもの。
この項目では不用品の処分方法をご紹介します。

5-1.自治体にごみとして出す

ごみを出すための一般的な方法です。自治体で定められているルールに従ってごみを出しましょう。
整理の中で粗大ごみや燃えないごみなど処分に困るごみも出てくると思います。しかし、ルールを無視して出さないようにしましょう。きちんと自治体のルールを守るようにしてください。

5-2.不用品回収業者に依頼する

不用品が大量に出た場合は回収業者による回収を依頼します。不用品回収業者であれば大量のごみも一緒に引き取ってくれるので便利です。
また、回収業者によって不用品の買い取りサービスがあります。自分はごみだと思っていたものが、お金に替わる可能性があるのでお得です。大量の不用品が出てきた場合はぜひ依頼してみましょう。

5-3.リサイクルショップに持っていく

整理の中で出てきた不用品の数々。しかし、その中にもまだまだ使えるものがあると思います。まだ使える不用品はリサイクルショップに持っていきましょう。思いもしない高値が付く可能性があります。リサイクルショップによっては出張買い取りサービスもあるので活用してみましょう。

5-4.知人に引き取ってもらう

整理の中で出てきた不用品を自分は使わなくても知人にとっては役に立つことがあります。捨てることができない場合は知人に相談してみるといいでしょう。自分にとっても相手にとっても利益がある取り引きです。
しかし、使えないようなものや不用なものを押し付けないようにしましょう。

不用品の処分方法にも色々とあるんですね。
不用品が大量に出た場合は回収業者に依頼することをおすすめします。大量のごみも一緒に引き取ってくれるほか、買い取りサービスを行なっている業者もあるためお得に処分することができます。

6.まとめ

いかがでしたか?

この記事では老前整理に関する情報を紹介しました。さいごに、老前整理の大事なポイントをまとめておきましょう。

  • 老前整理は体力がある内に自分のものを整理すること。
  • 老いてから整理するとうまく進まない。
  • 整理しておかないと老後の生活に支障が出てくる。
  • 自分にとって必要なもの・不用と分けて整理していく。
  • 整理の中で出たものは効率よく処分していく。

ものを整理することは自分の今後の人生を考えることになります。老いて動けなくなる前に、体力のある内にしっかりと整理するようにしましょう。