老前整理って何? 生前整理との違い・やり方、メリットを解説!

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「老前整理が話題になっていると知り、どんなものかと気になっている」「老前整理をやってみたいが、どうしたらいいかわからない」という人はいませんか? 今、40代~50代で持ち物を整理して老後に備える「老前整理」が話題になっています。その一方で、生前整理と何が違うのか、どんな風にやればいいのかなど、老前整理に対する疑問を持っている人も多いでしょう。

そこで今回は、老全整理のやり方や注意点などを紹介します。

  1. 老前整理の基礎知識
  2. 老前整理のやり方
  3. 不用品の処分方法
  4. 老前整理をプロ依頼する方法
  5. 老前整理に関するよくある質問

この記事を読めば、生前整理との違いや老前整理を成功させるコツなどもわかります。老前整理に興味がある人は、ぜひ読んでみてくださいね。


1.老前整理の基礎知識

老前整理と生前整理の違いは何? どんなことをするの? と疑問に思っている人は多いことでしょう。はじめに、老前整理の定義や生前整理との違いを紹介します。

1-1.40~50代で行う身辺整理

老前整理とは、坂岡洋子さんが提唱している持ち物整理法の1つです。10年ほど前から生前整理が話題になり、実践する人が増えています。老前整理も生前整理も「自分にとって必要なものだけを残し、不要なものは処分する」ということは同じです。しかし、生前整理が定年以降に行うことを想定しているのに対し、老前整理は40~50代の現役に行うのが大きなポイントでしょう。

1-2.心身共に余裕があるときに整理を行える

40~50代は、老後のことを考え出す年代です。その一方でまだ心身共に余裕があって判断力も衰えていません。ですから、一度自分の持ち物を整理し、本当に必要なものを分別することも60代で行うより簡単にできるでしょう。また、ここで一度持ちものを整理しておくと、生前整理がぐっと楽になります。

1-3.片づけに集中できる

生前整理は片づけだけではなく、財産分与や遺品整理に関することも考えなければなりません。遺言状を用意する人もいるでしょう。60~70代になり、体力や判断力が衰えているのにやることが多ければ、肝心の整理整頓が進みません。一方、40~50代ならば、まだ財産分与や遺品整理については考えなくても大丈夫です。片づけに集中できるので短期間で終わらせることもできます。

1-4.セカンドライフの計画が立てやすくなる

50代になると老後の計画を立てる必要が出てきます。仕事を続けるのか、定年退職をするのか、家族は一緒に住み続けるのかと考えるべきことや選択肢はたくさんあるでしょう。持ちものを整理して必要なものを選択していると、自分が老後にどんなセカンドライフを送りたいのか、具体的なヴィジョンが見えてきやすくなります。

2.老前整理のやり方

では、老前整理は実際にどのように行っていくのでしょうか? この項では、準備から手順まで解説していきます。

2-1.整理する場所やものを確認して家族の了解を取る

老前整理は自分の持ちものに対して行います。家族のものを勝手に整理してはいけません。老前整理をする前に整理するものや場所を確認し、家族に「老前整理をする」と宣言しましょう。そうすれば、家族も協力してくれる可能性があります。また、手をつけてほしくない場所も教えてくれるでしょう。

2-2.1日ですべてを終わらせようとしない

老前整理は引っ越しと違います。期限があるわけではありません。1日ですべてを終わらせようとする必要もないので、無理をしないようにしましょう。1日に引き出し1つずつといったように、少しずつ整理を進めていったほうが長続きする傾向があります。「1年かけて持ち物を整理する」くらいの心構えでいきましょう。

2-3.持ち物をいるもの、いらないもの、残しておくものに分ける

老前整理のやり方はそれほど難しくありません。持ちものを「必要なもの」「処分していいもの」「残しておくもの」の3つに分けて整理するだけです。必要なものは、今現在も使用しておりこれからも使用していく可能性が高いものになります。処分していいものは使っておらず、これからも使う可能性が極めて低いものです。残していくものは、今は使わないけれど将来的に使う可能性が高いものが該当します。また、コレクターアイテムや趣味の品なども「残しておくもの」です。

2-4.迷ったら保留にする

判断に迷ったら保留にしておいてもいいでしょう。ただし、いつまでも保留にしておくのではなく、1週間程度で再度決断をします。すると、心が落ち着いて、決断がしやすくなるでしょう。

2-5.仕分けたら片づける

おおよそ仕分けが終わったら、「使うもの」を取り出しやすい場所に、「残すもの」を長期的に保管しておいても邪魔にならない場所に片づけましょう。この際、残すものが何であるか一目でわかるようにリスト化しておくのもおすすめです。リスト化し、どこに何があるか把握していれば、「やはりいらないかも」となったときも処分しやすいでしょう。また、「さあ、使う時期がきた」というときも取り出しやすいはずです。

3.不用品の処分方法

老前整理を行うと不用品がたくさん出ることもあります。この項では、不用品の処分方法を紹介しましょう。

3-1.自治体にゴミとして回収してもらう場合は時間に余裕を持つ

不用品をゴミとして自治体に回収してもらいたい場合、以下のようなことを確認してください。

  • ゴミ区分
  • 回収日・回収場所
  • 回収費用の有無
  • 処分場への持ち込みは可能かどうか

特に、粗大ゴミは自治体によって回収費用がかかったり事前に予約が必要だったりと対応が異なります。必ず事前に確認しましょう。また、不用品をまとめて直接処分場に持って行くことができれば、不用品を一度に片づけることができます。

3-2.早く大量の不用品を片づけたい場合は不用品回収業者を利用する

不用品回収業者は、家庭や企業から出るゴミを有料で回収してくれる業者です。大型家具など重くてゴミ集積場まで持って行くのが難しいものを捨てたい場合や、自治体が回収しない家電リサイクル法対象家電やパソコンを一度に処分したい場合は、利用すると便利でしょう。回収費用は不用品の量や内容によって異なるので、まずは見積もりを出してもらってください。

3-3.売却したい場合は早く行う

発売から3年以内の家電、ブランドものの衣類やバッグ・家具などは中古でも一定の需要があります。リサイクルショップやネットオークションなどを利用して売却してもいいでしょう。大切なのは、不要とわかった時点で査定してもらうことです。骨とう品や貴金属類などを除き、ほとんどの製品が古くなるほど価値が下がります。

3-4.寄付をしたい場合は寄付を募集している団体を探す

不用品を寄付したい場合は、まず寄付を募集しているNPO法人などの団体を探しましょう。そうすれば、寄付できるものや条件がわかります。いきなり福祉施設に不用品を持っていったり送りつけたりしてはいけません。

4.老前整理をプロ依頼する方法

老前整理をしたいけれど時間がない、という人もいるでしょう。この項では、老前整理をプロに依頼する方法やメリットを紹介します。

4-1.老前整理は生前整理の1種だと考える

老前整理はまだ新しい考え方なので、老前整理を請け負っている業者はほとんどありません。しかし、生前整理とほぼ同様なので、ファンデックスのように生前整理を請け負っている業者に相談してみましょう。

4-2.片づけだけでなく不用品の回収も依頼できる

生前整理を行っている業者は、片づけの手伝いだけでなく不用品の回収・買取も行っています。ですから、依頼すれば片づけから不用品の回収・売却まで一気に行うことが可能です。時間がない人にはぴったりでしょう。

4-3.業者選びは実績を見て行う

生前整理を行っている業者はたくさんあります。価格の安さをウリにしている業者もありますが、費用だけでなく実績や口コミも参考にしましょう。今はサイトから見積もりを依頼できるところもあるので、まずは複数の業者から見積もりを取り寄せ、比較して選ぶのもおすすめです。

4-4.ファンデックスならば買取も可能

ファンデックスでは、清掃から不用品の整理・回収まで一括して請け負っています。ですから、生前整理の中で必要な作業をご依頼いただくことも、整理から不用品の回収、部屋の清掃まで一括して申し込んでいただくことも可能です。お客様の必要に応じてお選びください。また、ファンデックスは家具や家電、ブランド品などの買取もしています。買取できる品物が多ければ、生前整理の費用をそれだけ節約することができるでしょう。

5.老前整理に関するよくある質問

この項では、老前整理に関する質問を紹介します。

Q.老前整理を行っても、またものが増えそうです。
A.そうなったら、もう一度行いましょう。何度おこなってもかまいません。

Q.捨てるもののふんぎりがつかず、悩んでいます。
A.ここで捨てないと、10年後苦労すると考えてみましょう。必要なものがすぐに取り出せる生活は快適です。

Q.夫婦で老前整理をしたいのですが、配偶者が非協力的で困っています。
A.まずは自分の持ちものを整理しましょう。そうすれば、相手もつられるかもしれません。

Q.遺言状を書くのは早いでしょうか?
A.50代で子どもが成人していれば早くはないと思います。

Q.老前整理は、どこまで持ちものを整理すればいいですか?
A.そうですね、20代、30代のときは必要だったけれど、もう不要になって使わないというものを、まず整理しましょう。それだけでもかなりすっきりします。

まとめ

今回は老前整理について解説しました。老前整理はまだ新しい考え方です。60歳以降になって大量の持ち物と格闘するより、その少し前から不用品を処分していけば生前整理も楽になります。時間をかけてゆっくりとやっていくのもいいでしょう。心身共にさっぱりします。

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