親の生前整理はどうする?上手に行うコツや業者に依頼する方法教えます!

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親の生前整理は、始めるタイミングや進め方が難しいですよね。「そろそろ、年なんだし生前整理をしたほうがいいんじゃない?」などとストレートに切り出すと「今から死ぬことを考えるなんて!」と怒らせてしまいます。実家が散らかっていたり不用品であふれていたりするので生前整理をしたいけれども「どう切り出したらいいか」と悩んでいる人は多いものです。

そこで、親の生前整理の進め方・方法・コツなどとともに、プロの業者に依頼する方法もご紹介します。

  1. 親の生前整理について
  2. 親の生前整理をスムーズに行うためのポイント
  3. 親の生前整理でやるべきこととは
  4. 生前整理を業者へ依頼する方法
  5. 親の生前整理についてよくある質問

この記事を読むことで、何から始めればいいのかがよく分かるでしょう。ぜひお役立てください。


1.親の生前整理について

親の生前整理を始める前に、まずは「親の生前整理」とはどういうものか・問題点やすすめ方などの基礎知識を知っておきましょう。生前整理とは何か、親の場合は何をするのかなどをご説明します。

1-1.生前整理とは残された人のために身の回りを整理すること

「生前整理」とは、自分が死んだあとに残される家・遺品などの片付けや処分、葬儀・墓などの手続きなどに関して、生きているうちに整理をしておくことです。
昔は、「自分が死んだあとのことを考えるなんて縁起でもない」と怒る人も多いものでした。けれども、ここ数年の間に「生前整理は大切だ」という考え方にシフトし、今では定着しつつあるのです。
理由としては、日本の高齢化・少子化・核家族化など社会背景の変化に伴い、「独居老人」と呼ばれる1人暮らしの老人が増加したことが挙げられます。自分の死後、残された家族や他人に迷惑をかけたくない、身の回りをスッキリさせたいと考える人が多くなってきたのです。

1-2.親の生前整理とは話し合いが重要

「親の生前整理」は、自分で決めて自分で行う生前整理と異なり、親に生前整理の必要性を分かってもらい手伝うことも大切になります。
親と同居している場合は、少しずつ話し合いながら進めることができますが離れて暮らしている場合は、コミュニケーションを十分にとりながら進める必要があるでしょう。

1-3.生前整理の必要性をきちんと伝える

親の生前整理をスムーズに進めるためには、まずは親に生前整理の必要性をきちんと理解し納得してもらうことが大切になります。年配になればなるほど、冒頭で述べたように「自分が死んだあとのことを考えるなんて縁起でもない」と考える人もいるからです。また、親子関係が良好ではない場合は、「財産を狙っているのか!」と怒る人もいるでしょう。

  • 亡くなったあとも親の意思を尊重できる
  • 財産の相続問題などで遺族がトラブルになることを避けられる
  • 連絡や手続きなどが必要な事柄を、家族が把握しておけばスムーズに引き継げる
  • 不要なものを整理して家や部屋をスッキリできる
  • 大切なものをきちんと保管しておける

など、生前整理の必要性をしっかりと伝えましょう。

1-4.親の生前整理の問題点

親の生前整理によくある問題点を挙げてみましょう。

  • 親が、生前整理は縁起が悪いとネガティブにとらえている
  • 子どもに指示されたり説得されたりすると怒る
  • 「思い出がある」「また使うかもしれない」と、ためてきた不用品を手放すのを嫌がる
  • 「もったいないから」と不用品を捨てたがらない
  • 「面倒だから」と動かない
  • 足腰などに支障があり自分ではものの整理や片付けができない
  • 不用品が粗大ゴミなどがたまりすぎて自分たちでは手が付けられない

2.親の生前整理をスムーズに行うためのポイント

親の生前整理を上手に進めるためには、生前整理をすすめるタイミング・言い方などが大切です。スムーズに行うためのポイントを挙げてみましょう。

2-1.災害時は説明しやすい

大きな地震や台風などの自然災害があったときに、生前整理をすすめてみましょう。ニュースを見ながら「いざというときに不用品が多過ぎると身動きがとれない」「荷物が多過ぎて大切なものが分からないから避難のときに大変」などと持ちかけてください。
部屋を片付けて大切なものをまとめ、非常用の持ち出し袋をわかりやすい場所へ置く、という名目で整理を始めると抵抗感を持たない人が多いようです。

2-2.言い方に気をつける

親に生前整理をすすめるとき、絶対に言ってはいけない言葉があります。ネガティブな言葉やしかるような言葉です。

  • 「このままじゃあ、ゴミ屋敷だよ」
  • 「いい年してだらしがない」
  • 「こんな部屋じゃ誰も来ないよ」
  • 「いい加減に片付けてよ」
  • 「残される家族の迷惑も考えなよ」

家族だと、ついカッとなってきつい言い方をしてしまいがちです。けれども、親は子どもに責められるとへそを曲げてしまいます。気に障る言葉や傷付く言葉は、どんなに腹が立ってもぐっとがまんしましょう。

2-3.すすめ方のポイント

親に生前整理をすすめるときには、いかにも「片付けをしなければ!」というムードではなく、気軽な感じで誘うのがポイントです。親まかせではなく、家族が「一緒にやろうよ」という感じで行うことが大切になります。

  • 「久しぶりにアルバムが見たいな」といい、アルバムを出すついでにさりげなく押し入れの整理整頓をする

  • 「今日は天気がいいから、虫干ししよう!手伝うよ」と、クローゼットの中の衣類をすべて出すついでに整理整頓をする

など、「片付けをする」のが目的ではなく、あくまでも「ついでを装う」と抵抗感は少ないでしょう。「片付けたらスッキリした」と感じてもらえれば、本格的な生前整理を始めることができます。

3.親の生前整理でやるべきこととは

生前整理は、やみくもに始めると収拾が付かなくなります。また、成果が見えないと、途中で親が「もう、面倒だから嫌だ」と言い出すこともあるでしょう。計画的に進めることが大切です。

3-1.まずは生活導線上の片付けから

最初に、生活導線上にある荷物を片付けることから始めましょう。人目につきにくいトイレや浴室に続く廊下に、古い新聞や雑誌などを積んだり不用品を重ねて置いたりしている高齢者のお宅は少なくありません。それらを処分して「歩きやすくなった」「広くなった」と実感してもらいましょう。「災害時に避難しやすいようにしておこう」「つまずいて転んだら危険だから」などと「処分したほうが広くなって安全」なことを強調してください。

3-2.生前整理の流れ

生活導線上の不用品が片付いたら、今度は次の流れで生前整理を進めましょう。

3-2-1.自分のものから処分する

実家に自分の荷物を置いている人は多いでしょう。洋服や雑貨、書籍や人形など「捨てるに捨てられないもの」を実家に置いている人は、まずそれから処分しましょう。また、親がしまっている、子ども時代のものなども整理して、不要なものは処分するようにしてください。

3-2-2.普段使わない場所に入っているものを処分する

天袋や納戸など、高齢者が片付けにくい場所を整理しましょう。中身を全部外に出し「いる」「いらない」など仕分けをしてください。子どもが勝手に処分するのではなく、親にも確認しながら仕分けをしましょう。
「使わないけれどもどうしても捨てられないもの」が多い場合は、ひとまとめにしておき、数週間ほど時間を置いてから見直すと意外と「捨てよう」と決められるものです。

3-2-3.親が捨てられないものは「ちょうだい!」と、ねだる方法も

「それ、ちょうだい!」と親にねだるのも、有効な方法になります。高齢者は、なかなかものを捨てることができない人が多いものです。子どもからするとどう見てもガラクタなのに、愛着や執着心から手放せないものも多いでしょう。そこで「そんなものなぜおくの!」と怒ってしまうと、意地でも捨てないぞという気持ちにさせてしまいます。「それ、私にちょうだい!」とねだると、「子どもが気に入って使ってくれるなら」と喜んで手放してくれるでしょう。

3-2-4.完璧を目指さない

少しずつ片付いてくると完璧にきれいにしたくなるものです。けれども、今までいろいろなものに囲まれて暮らしていた高齢者は、急激にものがなくなってしまうと寂しさに襲われてしまうこともあります。無理をせず完璧にこだわらず、少しずつ進めるようにしましょう。

3-2-5.エンディングノートを書いてもらう

ある程度、家の中が片付いてきたらエンディングノートを書くことをすすめてみましょう。「財産を狙っているのか!」などと親に思わせないように、「最近エンディングノートがはやっているんだけど知っている?」などと切り出してください。

3-3.業者に依頼するのもひとつの方法

生前整理はプロの業者に依頼する方法もあります。

  • 親の家が遠いのでなかなかサポートできない
  • 捨てるものがたくさんありすぎて処分できない
  • 介護施設に入所するため家具なども処分したい

などの場合におすすめです。こちら側の要望を聞き、親身になって丁寧な仕事をしてくれる業者を選びましょう。不用品を処分することに抵抗がある人でも、プロがテキパキ片付けてくれると諦めが付くものです。

4.生前整理を業者へ依頼する方法

生前整理を行っている業者の選び方や方法、利用するメリットなどをご紹介しましょう。

4-1.生前整理業者の選び方

生前整理業者は、インターネットで探す人も多いでしょう。けれども、業者はたくさんあるので何を基準に選んでいいのか分かりませんよね。そこで、業者のホームページでは以下のことを確認してください。

  • 不用品の買取も行っている(不用品を買取してもらえれば、生前整理費用と相殺できることもある)
  • 料金システムがはっきりしている
  • 無料で見積もりや相談などのサービスを行っている
  • 生前整理の実績がある
  • 遺品整理士認定協会が定めた、「遺品整理士」の資格を取得したスタッフが在籍している

4-2.生前整理業者を利用するメリットとは?

プロに生前整理を依頼するメリットには以下が挙げられます。

  • 自分でゴミを仕分けする必要がない
  • 粗大ゴミの手配をしたり回収場所まで運んだりする手間がいらない
  • 不用品をお金に換えることができる
  • 自分の都合がいい日時を選べる

4-3.生前整理業者に申し込む方法と料金について

生前整理業者は、インターネットの申し込みフォームや電話などで申し込みをします。料金は、荷物の量や家の状況などによって異なるでしょう。
生前・遺品整理のファンデックスの料金例をご紹介します。ファンデックスでは、業界初のPOSシステムと電子計測器を導入しているのが特徴です。そのため、部屋の広さや処分する不用品の量に応じた正確な見積額を提示できます。

  • 間取り(1K)で作業員2名:34,800円より
  • 間取り(1DK)で作業員2名:59,800円より
  • 間取り(1LDK)で作業員3名:79,800円より
  • 間取り(2DK)で作業員3名:119,800円より

詳しくは、こちらをごらんください。

5.親の生前整理についてよくある質問

親の生前整理に関して、よくある質問をご紹介しましょう。

Q.親の部屋を片付けたあと、その状態を維持するコツはありますか?
A.ものを見付けやすく・片付けやすい部屋にするのがコツです。いつも使うものは、中身が見える透明なケースにまとめて収納しましょう。また、中身が見えないタンスやチェストは「中身を書いたシール」を貼ってください。どこに何があるのか一目瞭然にするのがポイントです。

Q.生前整理業者に依頼する場合、事前に荷物を分別しておいたほうがいいでしょうか?
A.ファンデックスでは、こん包に必要な資材などはすべて用意してからうかがいます。そして、当日、荷物の分別・仕分けなどスタッフが行うので事前に分別などをする必要はありません。

Q.親の家にある大きな仏壇を処分したいのですが、生前整理業者に依頼できますか?
A.仏壇の処分は業者によって可・不可があるでしょう。ファンデックスでは、仏壇仏具や神棚などの処分を行っています。提携している寺院にて、合同供養を行うので安心してお任せください。

Q.親が「ものを捨てられない人」で、家の中にたくさん不要品があります。何から捨てればいいでしょうか。
A.最初は、親が存在を忘れているもの・目立たないもの・奥に入っているものなどから捨ててください。1度に捨てると抵抗があるので少しずつ目立たない程度に処分しましょう。

Q.親の家に未使用の生活家電や食器などいろいろあるのですが、どうしたらいいでしょうか。
A.リサイクルショップやネットオークション、フリマアプリなどで売る方法もありますが、数が多い場合は面倒です。買い手に発送するお金や手間もかかりますよね。そこで、生前整理業者に依頼すれば、買取可能なものはお金に換えられゴミや不要品は回収してもらえるので1度に片付けられるのです。ファンデックスでは、無料で料金の見積もりサービスを行っております。お気軽にご利用ください。

まとめ

最近は、生きているうちにいろいろなものを整理しておきたい・残された家族に迷惑をかけたくないと、生前整理を行う人が増えています。生前整理はネガティブなイメージではなく、「残りの人生をスッキリとした環境で暮らしたい」ととらえる傾向が強くなったのです。生前整理を兼ねて親の家や部屋を片付けることで、衛生面・見た目がよくなります。また、ものが多い家ではものが崩れてきたりつまずいたりなど危険性も高いものです。不用品を減らしてきれいに片付ければそのようなリスクも減ります。自分たちの手でスムーズに進められない場合は、プロの業者に依頼することも考えてくださいね。