
実家の整理でお困りの方は注目! 荷物整理のコツ・ポイントを解説!
2018/05/28
実家の荷物整理でお困りではないでしょうか。長年暮らした家の中には、想像以上のものがあふれかえっているものです。いざ片付けようとしても、何をするべきか・どこから手をつけるべきかなど、分からないことも多いことでしょう。スムーズに整理するためにも、正しい知識が必要です。そこで、今回は、実家の荷物整理のコツやポイントを含め、詳しく解説します。
この記事を読むことで、実家の荷物の整理に必要なことが詳しく分かります。まずは、記事をじっくり読んでみてください。
1.実家の荷物整理について
最初に、実家の荷物整理について詳しく解説します。
1-1.実家の荷物整理はどんなときに必要?
実家の荷物整理は、以下のようなときに必要です。
- 高齢などの理由により自力で整理が困難
- 終活のために生前整理をしたい
- 親が亡くなった
- 老人ホームへの入居が決まった
1-2.実家の整理に関する問題点
実家の整理には、多くの問題点があります。主なものについては、以下をご覧ください。
- 思い出のものが捨てられない
- 整理をする時間がない
- 物量が多すぎる
- ゴミ屋敷状態で手がつけられない
- 遠方で足を運びにくい
1-3.実家の荷物整理に関する最近の傾向
実家の荷物整理を業者に依頼する人が増えています。遠方や多忙などで出向くことが難しいなどの理由から、自分たちで作業ができないことが多くなっているからです。また、核家族が進んだことで親と疎遠になり、割りきって作業を進める人が増えたのも見逃せません。さらに、超高齢化が進んだこともあり、遺品整理のほかにも生前整理・老人ホームへの入居のための片付けも増えています。高まる需要に伴って、荷物整理業者が急増しているのです。
2.実家の荷物整理を自分で行う方法
実家の荷物整理を自分で行う方法を詳しく解説します。
2-1.実家の荷物整理を始める時期・タイミング
実家の荷物整理を始める時期やタイミングは、以下を参考にしてください。
- 生前整理など:思い立ったタイミング
- 老人ホーム入居のための整理:入居日までに終えるのが望ましい
- 遺品整理:四十九日法要が済んでから早めに
老人ホームへの入居の場合でも、持ち家なら入居後に行っても構いません。しかし、老人ホームへ持ち込む荷物をまとめるにも、入居前に片付けてしまうことをおすすめします。賃貸物件の場合は、いずれの理由でも退去日までに済ませてください。
2-2.必要な心構えや大変さについて
実家の荷物整理は、割りきって行うことが必要です。多くのものを片付けるためには、淡々と仕分けていきましょう。また、時間と労力に余裕を持っておくことが大切です。実家の荷物整理は大がかりなものになりやすく、心身ともに大きく疲労します。自分たちで片付けられるだろうと安易に考えていた結果、途中で挫折してしまう人が多いことも知っておきましょう。
2-3.実家の荷物整理を自分で行う方法
実家の荷物整理を自分で行うときのコツやポイントは、以下を参考にしてください。
- 最初に計画をしっかり立てる
- 必要なものと不用品の仕分け基準を決めておく
- ゴミ・不用品の処分方法を決めておく
- 日程には余裕を持っておく(予備日を設定するのもよい)
なお、実家の荷物整理は、想像以上に時間と労力がかかります。できるだけほかの人にもお願いして作業を手伝ってもらうといいでしょう。また、無計画に手をつけると途中で挫折しやすいため、作業計画を立てる・不用品選別の基準や処分方法をあらかじめ決めておくのがコツです。どうしても捨てられないものは、一時保留とし、後日改めて考えるようにすると手が止まらずに済みます。
3.実家の荷物の整理を業者へ依頼する場合
実家の荷物の整理を業者に依頼する場合について詳しく解説します。
3-1.業者へ依頼するメリット・デメリット
業者に実家の荷物の整理を依頼することには、以下のようなメリット・デメリットがあります。
<メリット>
- 時間と労力の節約になる
- 自分たちで行うより仕上がりがキレイ
- 不用品の処分も依頼できる(買取してもらえることもある)
- 遠方でも依頼できる
- 希望の日時を指定して作業してもらえる
<デメリット>
- 費用がかかる
- 他人が家に入ることが嫌な人には向かない
3-2.業者による実家の荷物整理の流れ
実家の荷物整理を業者に依頼する流れは、以下を参考にしてください。
- 業者に実家の荷物整理を相談する
- 現地視察後、業者から見積もりが届く
- 見積もりの内容をチェックして問題なければ契約
- 指定日時に業者がやってきて作業をする
なお、見積もりの段階では複数の業者に依頼して構いません。ただし、候補を2~3社にしぼり、むやみに依頼しすぎないようにしましょう。なお、依頼を中止した業者にもきちんと連絡を入れることも忘れないでください。
3-3.業者を選ぶポイントは?
実家の荷物整理を業者に依頼する場合は、以下のポイントをチェックしましょう。
- 荷物整理・遺品整理で豊富な実績がある
- 見積もりは無料
- 費用がリーズナブルで明確なシステム
- 希望の日時・場所で作業依頼ができる
- 不用品の買取も行っている
- スタッフの説明が分かりやすく感じがいい
- スタッフが遺品整理の資格を持っている(遺品整理を依頼する場合)
- 顧客からの評判がいい
- 作業時の損害賠償保険に加入している
- 古物商許可などを取得している
なお、当遺品整理ファンデックスでも実家の荷物整理を多数お受けしています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
3-4.悪質業者に注意しよう
実家の荷物整理では、悪質業者に注意してください。需要の高まりと共に、新規参入してきた業者の中には、ただ売り上げだけのために近づいてくるところも多く含まれています。見積もりを依頼しただけなのに、契約を急(せ)かす・いきなり訪問して勧誘するなど、強引なことが特徴のひとつです。実家の荷物整理で後悔しないためにも、前述したポイントを満たす業者を選んでください。
4.実家の荷物整理でよくある質問
最後に、実家の荷物整理でよくある質問に回答します。それぞれ目をとおし、参考にしてください。
Q.遺品整理で探してもらいたいものがあるのですが?
A.業者にお願いして、遺品整理のときに探してもらうことは可能です。探しやすいように、特徴を細かく説明しておきましょう。ただし、確実に見つかるとは限らないので承知しておいてください。
Q.実家の荷物整理中に現金が見つかった場合はどうする?
A.親が生存しているのなら、現金は親のものですから事情を説明して手渡しましょう。遺品整理中に見つかった場合は、勝手に自分のものにすると後日親族間でトラブルになりやすいの注意してください。特に、遺産相続が関係する場合は、正直に見つかったことを告げて手続きを進めましょう。
Q.業者に荷物整理を依頼した際に柱に傷がついたのですが?
A.まずは、業者に速やかに連絡しましょう。明らかに業者の作業中についたものであれば、補償してもらうことも可能です。なお、証拠として傷を見つけた時点でスマホでもいいので画像撮影をしておくと役立ちます。
Q.荷物整理で買取になりやすいものは?
A.以下のようなものは、買取してもらえる可能性が高いでしょう。ただし、状態にもよるので業者に確認してください。
- 家具
- 家電(製造後5年以内・使用感が少ないもの)
- 貴金属類
- ブランド品のバッグ
- 骨とう品
- 趣味のコレクション
- 着物
Q.自分たちで途中まで進めた後に業者に依頼してもいい?
A.問題ありません。自分たちでやれるところまでやり、残りを業者に依頼すれば費用が安くなるなどのメリットもあります。最初の時点で自分たちがやることと業者に依頼することを明確にしてから作業を始めれば、効率よく進めることができるでしょう。
まとめ
今回は、実家の荷物整理について詳しく解説しました。実家には、多くの荷物があるため、整理を進めるのは想像以上に大変なことです。まずは、自分でやるのか業者に依頼するのか検討するといいでしょう。また、生前整理なのか遺品整理なのかで期限も異なります。賃貸物件では、退去日の関係からいつまでにやるべきなのかきちんと把握することが必要です。なお、荷物整理で大量に出た不用品は、業者に処分してもらうことをおすすめします。不用品の中には、まだ中古品として十分に使えるものも多いため、業者に買取してもらえないか相談するといいでしょう。