実家がゴミ屋敷! ものを捨てることができない親の説得方法とは?

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

実家が「ゴミ屋敷」になってしまうと、さまざまなトラブルが起こります。
片付けることができない親にどうやって説得しようか、悩んでいるでしょう。
そこで、不要なものを捨てることができない心理や納得してもらいやすい説得の仕方、ゴミ屋敷条例、老前整理や生前整理について詳しく説明します。
親をなんとか説得したい人、ゴミ屋敷のトラブルを未然に防ぎたい人は、ぜひチェックしてくださいね。

  1. 不要なものを捨てることができない心理
  2. 納得してもらいやすい説得の仕方
  3. ゴミ屋敷条例・老前・生前整理について
  4. まとめ

1.不要なものを捨てることができない心理

実家がゴミ屋敷になっている人は、できるだけ早めに片付けなければなりません。
なぜ、親は不要なものを捨てることができないのでしょうか。
説得しやすいよう、親の心理を知ってくださいね。

1-1.昔の人は「もったいない」が当たり前

今は、何でも手に入る時代になりました。
昔は、食材を手に入れるのも大変だったのです。
今では、近くのコンビニに行くと、ほとんどの生活必需品が手に入りますよね。
そのため、使っては捨てるという習慣が身近になっているのです。
しかし、昔の人は「もったいない」からと、今あるものをさまざまなことに活用してきました。
「別のことに使えるのではないか」「壊れていてもまだ使える」と、考えてしまうのです。
よって、いらないものでも残してしまう傾向があります。
現代の若者よりも、「もったいない」精神を強く持っているのですね。
不要なものを捨てることができない親は、「もったいない」気持ちが強い傾向があります。

1-2.片付ける「気力」「体力」がない

年老いた親は、私たちよりも体力がありません。
昔は、きびきびと動くことができたのに、今は体が老化しています。
昔よりも自由に動かなくなってきているのです。
本人は片付けたくても、片付けるための「気力」「体力」がない人もいるでしょう。
平屋ならまだ動けますが、2階建てに住んでいる人はなおさらのことです。2階を上り下りしなければならないので、余計に体力を消耗してしまいます。
片付けることができなくなり、ゴミ屋敷状態に慣れていくでしょう。
「いつかは片付けなければ…」と思っていた気持ちが徐々に、「このままでいいや」となってしまうのです。
ゴミ屋敷に慣れてしまうのが、1番恐ろしいでしょう。

1-3.ものへの「執着心」が強い

不要なものを捨てることができない人は、ものへの「執着心」が強い傾向もあります。
今まで使ってきたものは、すべて「大切な思い出の品」になっているのでしょう。
子供と一緒に遊んだ道具やおもちゃ、家財道具、洋服など、すでに使っていないものが思い出の品なのです。
思い出の品は誰だって捨てたくありませんよね。
また、昔から「ものを大切に使いなさい」と教わってきた人ほど、捨てることができない傾向があります。
ものを大切にすることは、もちろん大切なことです。
しかし、自分にとって大切にするもの、いらないものの区別をはっきりしなければいけません。
ゴミ屋敷になっている実家の場合、親が区別できていない傾向があるので注意してくださいね。

昔の人は「もったいない」精神を強く持っているものなんですね。
老化による体力低下も理解すべきでしょう。親の気持ちになって考えることは大切です。

2.納得してもらいやすい説得の仕方

2-1.「一緒に片付けよう」とやさしく説得する

ゴミ屋敷をなんとかしたくて、親に怒鳴ってしまう人もいます。
怒鳴ってしまうと、親は逆ギレするでしょう。
「自分でちゃんとするから」と拒絶します。それでは、一向に片付けが進みません。
絶対に怒鳴る、説教する、追及するようなことはしないでくださいね。
親の気持ちを理解しつつ、「一緒に片付けよう」とやさしく話しかけることが大切です。
「僕(私)も手伝うから、一緒に少しずつ片付けよう」と、やさしい声音で説得してください。
自分の子供と一緒なら、親はとても心強いものです。
子供と楽しく片付けをすることで、親も積極的に家の中をキレイにするでしょう。
どうすれば親の意識を高めることができるのか、考えてみてくださいね。
「健康に悪いから…」と、親の体を心配することも説得しやすくなりますよ。

2-2.第3者である業者に依頼して作業を進める

親に納得してもらうには、第3者を挟めることも大切なポイントです。
いくら親と話し合っても前へ進まない場合、第3者となる業者に掃除を依頼してください。
第3者が入ることで、親の気持ちも落ち着きます。
子供との話し合いで感情的になっていた気持ちも、自然と落ち着くでしょう。
第3者に対しては、冷静な気持ちで対応できるものです。
ゴミ屋敷になっている実家に慣れている可能性が高いため、まずは、親の目を覚ましてあげてください。
実家が「ゴミ屋敷」になっていることを意識づけることが大切です。
第3者に依頼すると、客観的に見ることができるでしょう。
また、作業もスピーディーに進むので、あっという間に家がキレイになりますよ。
自分たちで解決できない場合は、業者に依頼することも1つの説得方法です。

説得の仕方を考えれば納得してもらえるかもしれませんね。
怒鳴る、説教する、追及するようなことは控えましょう。逆効果となってしまう可能性が高いです。

3.ゴミ屋敷条例・老前・生前整理について

3-1.知っておきたい「ゴミ屋敷条例」

「ゴミ屋敷条例」は、行政が対処すべきゴミ屋敷の基準を表している条例です。
国土交通省によると、「病害虫の発生や悪臭など、すでに社会的な問題、周辺住民から何らかの苦情が出ているものなど」と記載しています。
しかし、実際のところ、ゴミ屋敷になっているところは固有の財産です。
勝手に行政が処分することはできません。
けれども、不法投棄、放火の可能性、防災機能の低下が考慮できるため、ゴミ屋敷の住人に向けて「勧告」「指導」ができます。
自治体から何らかの対処ができるようになっているのです。
指示や勧告をしても動かない場合は、強制撤去になる可能性もあるでしょう。
実際、強制撤去をした実例は少ないのが現状です。強制撤去にならないよう、子供たちがきちんと対処する必要があります。
自治体によっては、強制撤去にかかる費用を負担しているところもあるでしょう。
ぜひチェックしてみてくださいね。

3-2.老前・生前整理の必要性

定年退職を機会に、人は第2の人生をスタートします。
第2の人生を気持ち良く歩むために、持っている品物を整理するのが「老前整理」です。
そして、年をとる前に行う整理が「生前整理」になります。
生前整理は、子供たちに残すもの、遺品の整理を指すでしょう。
似ているようでまったく別ものになる「老前整理」と「生前整理」は、快適に生活を送るためには必要不可欠なことです。
自分が亡くなったとき、子供たちが困らないように整理しなければなりません。
ゴミ屋敷を片付ける機会に、親へ身の回りの整理を進めるのも良いでしょう。
本当に必要なものだけで生活することは、とても素晴らしいものです。

ゴミ屋敷条例なんていうものがあるんですね。
不法投棄や防災などを考慮して自治体から何らかの対処ができるようになっているのです。

4.まとめ

不要なものを捨てることができない心理や納得してもらいやすい説得の仕方、ゴミ屋敷条例や老前・生前整理について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
ゴミ屋敷を放置すると、住民トラブルや大事故につながる可能性もあります。
親が安心して生活するためにも、子供たちの協力が必要です。
あきらめず、親と一緒に片付けていきましょう。

  • 昔の人は「もったいない」が当たり前
  • 片付ける「気力」「体力」がない
  • ものへの「執着心」が強い
  • 「一緒に片付けよう」とやさしく説得する
  • 怒鳴る、説教する、追及することはNG
  • 第3者である業者に依頼して片付ける
  • 「ゴミ屋敷条例」は自治体が持つ権限
  • 老前・生前整理をすると身の回りがキレイになる

以上は、ぜひ押さえておいてください。
どうしても片付けが難しい場合は、業者に依頼する方法もあります。
丁寧に対応してくれる、信頼できる業者を選んでくださいね。