老人ホームの引越しや入居準備はこれで安心!失敗しないコツを伝授!

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老後は、環境の整った老人ホームに入居したいと考えている人が増えています。食事管理がしっかりしていて、介護付きのところなら、安心して余生を過ごせるからです。しかし、実際に老人ホームに引越しをするときには、入居準備をどんなふうに進めればいいのかよくわからないことでしょう。そこで、今回は、老人ホームの引越しや入居準備を考えている人のために、詳しく解説しました。

  1. 老人ホームへの引越しについて
  2. 老人ホームの引越し前の準備
  3. 老人ホームの引越し前の片付けについて
  4. 老人ホームの引越しや入居準備に関するよくある質問

この記事を読むことで、老人ホームへ引越しをするときに必要な知識が身に付き、事前準備を失敗なく進めることができます。まずは、記事をじっくり読んでみてください。


1.老人ホームへの引越しについて

最初に、老人ホームへの引越しについて解説します。入居までの流れや手続き関連・持参するものや注意点など、参考にしてください。

1-1.老人ホームの入居までの流れ

老人ホームの入居までの流れは、以下をご覧ください。

  1. 自分の希望に合う老人ホーム選びをする
  2. 入居候補の老人ホームに体験入居する
  3. 問題がなければ入居契約を交わす
  4. 実際の入居予定日を決める
  5. 引越しの片付けや事前準備を進める
  6. 引越し当日に老人ホームへ荷物を移動する
  7. 老人ホームでの新生活が開始となる

1-2.老人ホーム入居の手続きや書類関係

老人ホームに入居するためには、各種手続きや書類の準備が必要です。

  • 入居の申し込みをする
  • 必要書類の準備をする
  • 本人および家族と老人ホームの責任者とで面談をする
  • 老人ホームによる入居審査を受ける
  • 入居審査に合格後、必要に応じて体験入居をする
  • 問題がなければ入居日を決定し、入居準備を進める
  • 入居予定日になった引越しをして完了

なお、必要書類や用意するものに関しては、以下のようなものとなります。より詳しい内容は、老人ホームに確認してください。

  • 入居申込書
  • 健康診断書
  • 収入証明書
  • 後期高齢者医療被保険者証もしくは健康保険被保険者証
  • 介護保険被保険者証
  • 銀行など通帳の支店名や口座番号が把握できるものと銀行印

1-3.老人ホームに持参するものについて

老人ホームに入居するときに必要なものについて学びましょう。

1-3-1.老人ホームに持参するもの

入居時には、以下のものを持参するように言われます。

  • 普段着(上下数枚程度)
  • 外出着
  • 室内用・外出用の靴
  • 肌着・靴下類(季節ごとに数枚ずつ)
  • パジャマ数枚
  • バスタオル・タオル類数枚
  • 洗面道具(歯ブラシ・歯磨き粉・コップなど)
  • 現在飲んでいる薬
  • 食事用具(コップ・はし・スプーンなど)
  • 老眼鏡
  • 入れ歯(使用している場合)
  • 杖(使用している場合)

上記のほかにも、老人ホームによって持ち込み可能なものが異なります。住み慣れた暮らしを再現するために、できるだけ多くのものを持ち込んでほしいと言われることもあるでしょう。入居する本人が暮らしやすい環境を実現するためにも、老人ホームのスタッフに相談しながら持ち物を決めてください。

1-3-2.持ち込みができないもの

以下のものは、多くの老人ホームで持ち込むことができません。老人ホームによっても異なるので、詳しくは入居先の利用ルールを確認してください。

  • お酒・お菓子などのし好品や食品類
  • タバコ・ライター・マッチなど火災の危険があるもの
  • ナイフ・はさみなどの刃物類
  • 犬や猫・小鳥などのペット類
  • 必要以上の家電製品(電子レンジ・炊飯器など老人ホームでの生活に必要がないものなど)

1-4.老人ホームの引越しに関する注意点

老人ホームの引越しは、施設側とよく話をして日にちを決めましょう。特に、入居待ちをしていた場合は、いきなりの引越し要請に慌ててしまうこともあります。入居準備には、想像以上に時間がかかるものです。余裕を持って引越し当日を迎えるためにも、引越し予定日の設定に気を付けましょう。

2.老人ホームの引越し前の準備

老人ホームの引越し前の準備について解説します。いつから始めるか・用意するもの・確認するべきことなど、詳しく学びましょう。

2-1.老人ホームの引越し前の準備はいつから始める?

老人ホームの引越しをスムーズに進めるためにも、早めに準備を始めるに越したことはありません。まずは、きちんと計画を立てましょう。入居予定日から逆算して必要な作業を行う日数を計算するのです。特に、大きな家にひとり暮らしをしていたり持ち物が多かったりする人は、片付けに日数がかかりやすいので注意しましょう。余裕を持って引越し当日を迎えるためにも、入居日が決まってすぐに始めることをおすすめします。まだ日にちがあるから大丈夫と思っているうちに、余裕がなくなってしまうので気を付けましょう。

2-2.引越し前の準備で用意すること・もの

引越し前の準備で用意することやものに関しては、以下を参考にしてください。特に、入居に伴うお金は多額の出費となるため、早めに用意しておきましょう。

  • 老人ホームの入居費用の用意(契約金・保証金・初月利用料など)
  • 家の片付け費用の用意(不用品処分・掃除用など)
  • 掃除用具の用意(自分たちで掃除を行う場合)
  • 作業人員の確保(家族・親族・知人など作業に協力してくれる人)

2-3.引越し前に確認すべきこと

老人ホームに引越しする前に、以下のことを確認しておきましょう。

2-3-1.本人の意思

老人ホームへの入居は、本人の意思があってこそです。本人が明らかに嫌がっているのに無理やり入居手続きを進めてはいけません。老人ホームへの入居に納得できるまでは、手続きを見合わせてください。入居先の老人ホーム選びも、できるかぎり本人の希望を優先してあげましょう。

2-3-2.身元保証人を決める

老人ホームへの入居条件として、身元保証人の決定が必要です。身元保証人は、家族・親類・知人などの中で決めてください。将来、老人ホームの入居条件を満たさなくなったとき(病気による入院・死亡など)や、利用料金の支払いができなくなったときに、身元保証人が身元引き受けや支払いを行うことになります。

2-3-3.住居の処分をする

老人ホームへの入居にあたり、現在の住居の処分をどうするかについても決めておきましょう。ひとり暮らしで賃貸物件である場合は、解約手続きが必要です。また、所有物件であっても、場合によっては売却することになります。売却したお金で老人ホームの利用料金に充てるのなら、速やかに売却先を探しましょう。

2-3-4.そのほかのこと

引越しをする前に、家の片付けや不用品の処分をどうするかについても考えてください。老人ホームに必要なものを持っていくにしても、大量のものたちの処分に困るものです。本人の意思も尊重しながら、不用品を選別し、適切な方法で処分しましょう。

2-4.引越し前の準備に関する注意点

引越し前の準備として、大量の物品の整理や処分を忘れてはいけません。引越し前には、きちんと片付けをしておきましょう。今のうちにやっておけば、将来、遺品整理で困ることがなくなります。できれば、本人の意思を尊重して、残すものと処分するものを仕分けましょう。

3.老人ホームの引越し前の片付けについて

老人ホームの引越し前の片付けについて詳しく解説します。プロに依頼する方法や料金・業者選びのポイントも参考にしてください。

3-1.老人ホームの引越し前の片付けについて

住み慣れた家の片付けは、できれば自分で行いたいと考えている人も多いことでしょう。自分たちでやることもできますが、十分な時間と人員の確保が必要です。片付けはとても大変な作業であり、家族それぞれに仕事や家事などがあることを考えると、特定の日に集まって作業するのも困難なことが多くなります。たとえば、家の掃除や貴重品の整理だけは自分たちでやり、不用品の仕分けや片付けなどは業者に依頼する、など無理をしないことが大切です。

3-2.引越し前の片付けをプロに依頼する方法

引越し前の片付けは、プロに依頼すると何かと楽です。引越し業者と不用品回収業者の利用方法や流れを解説します。

3-2-1.引越し業者

引越し業者の中には、引越し前の片付けをオプションで行っているところが多くあります。

  1. 業者に引越し前の片付けを依頼できるか確認する
  2. 状況に応じて業者が現場確認をする
  3. 業者から作業見積もりをもらう
  4. 見積もりの内容を確認し、問題がなければ正式契約する
  5. 作業当日になったら業者がやってきて仕分け・片付け・掃除を行う
  6. 業者と依頼者で最終チェックをする

ただし、引越し作業の契約と同時に片付けも引き受けている業者が多くなります。片付け作業だけで受け付けていないこともあるのです。また、片付け・不用品の仕分け・掃除を行っても、不用品の回収・処分はできないところもあるので注意しましょう。

3-2-2.不用品回収業者

不用品回収業者でも、引越し前の片付けを依頼できます。依頼の流れは、以下を参考にしてください。

  1. 業者に連絡して片付けの見積もりをもらう
  2. 状況に応じて業者が現場確認をする
  3. 業者から作業見積もりが届く
  4. 見積もりの内容を確認し、問題がなければ正式契約する
  5. 作業当日になったら業者がやってきて仕分け・片付け・掃除を行う
  6. 業者と依頼者で最終チェックをして完了
  7. 不用品やゴミを業者が回収・処分して完了

3-3.引越し前の片付けをプロに依頼する方法

引越し前の片付けは、何かと疲労が重なります。特に、大量のものを仕分けるのは大変な作業です。家族などに手伝ってもらうのもひとつの方法ですが、プロの片付け業者に依頼することをおすすめします。プロに依頼すると、以下のようなメリットがあるので積極的に検討してください。

  • 仕分け作業にかかる時間や手間を大幅に節約できる
  • 仕分け作業で疲れることがない
  • それぞれのものに合った梱包(こんぽう)をしてくれる
  • 作業日時を指定できるので計画が立てやすい
  • 不用品回収業者なら不用品の処分も依頼できるので楽

3-4.引越し前の片付けをプロに依頼した場合の料金

老人ホームの引越し前の片付けをプロに依頼した場合、料金の目安は当遺品整理ファンデックスの料金一例を参考にしてください。なお、仕分け作業・片付け後の清掃などが含まれます。

  • 1K:34,800円~
  • 1DK:59,800円~
  • 2DK:119,800円~
  • 3LDK:199,800円~

3-5.片付け業者選びのポイント

老人ホームの引越し前の片付けは、信頼できる業者に依頼しましょう。たとえば、以下のポイントを満たすところなら安心して任せることができます。

  • 老人ホームの引越し・事前準備に詳しい知識がある
  • 不用品の片付けで豊富な実績を持っている
  • 見積もりを無料で行っている
  • 希望の日時・場所にて作業ができる
  • 中古品としての価値が高いものは買い取りもしている
  • 処分費用がリーズナブル
  • 担当者が親切で感じがいい
  • 顧客からの評判がいい
  • 古物商許可・産業廃棄物収集運搬許可を得ている

なお、当遺品整理ファンデックスでも、あらゆる片付け・不用品処分を承っています。老人ホームの引越し前の片付けに関しても、誠意を持ってお手伝いいたしますのでぜひご検討ください。

3-6.老人ホームの引越し前の片付けに関する注意点

片付け業者の中には、必要な許可(古物商許可・産業廃棄物収集運搬許可)を持たずに営業している違法業者もいます。特に、営業車で住宅街を巡回していたり、勧誘電話をかけてきたりするところは契約を見合わせてください。不用品の無料回収キャンペーン中などと甘い言葉で家に上がり込んで物色し、何かと理由を付けて有料回収するケースや、貴金属類などの高価な物品を安い価格で無理やり回収する「押し買い」が問題となっています。特に、高齢者のひとり暮らしは狙われやすいので注意しましょう。老人ホームの引越し前の片付けは、信頼できる業者に依頼してください。

4.老人ホームの引越しや入居準備に関するよくある質問

最後に、老人ホームの引越しや入居準備に関するよくある質問に回答します。それぞれの内容を確認し、不安や疑問をなくしておきましょう。

4-1.老人ホームへの引越しに適した季節はありますか?

春先や秋口など、季節の変わり目は高齢者の精神が不安定になりやすい時期です。環境変化が大きなストレスとなりがちなので、できるだけ避けたほうがいいでしょう。しかし、入居タイミングを選ぶ余裕がないことも多くあります。どんなタイミングで入居することになっても、入居者本人にとって負担が少なくなるように配慮してあげましょう。

4-2.老人ホームへの引越し作業も業者に依頼するべきですか?

老人ホームへの引越し作業は、一般の引越しよりも荷物が大幅に減ります。主な荷物は、衣類や身の回りのものだからです。多くの場合、引越し作業を依頼しなくても問題ないでしょう。たとえば、大型の家具などを持ち込む場合は、引越し業者の利用を考えてください。

4-3.仏壇や位牌(いはい)の持ち込みはできるのでしょうか?

仏壇や位牌(いはい)の持ち込みは、個室なら問題ないとする老人ホームも多く存在します。ただし、大き過ぎると持ち込み不可となることもあるので気を付けてください。複数人数が同室の場合は、スペースの問題などもあり、仏壇は不可となるでしょう。位牌(いはい)だけなら、問題なく持ち込みできるはずです。いずれにしても、老人ホームは火気厳禁となります。お線香をあげることはできないので注意してください。

4-4.予定日に引越しができなくなった場合はどうすればいいですか?

まずはすぐに連絡し、次に入居可能な日時を老人ホームと相談してください。急病などが理由の場合は、本人の回復を待ってから決めるべきです。場合によっては、数か月ほど延期する可能性もあります。そのほかの理由で引越し予定日当日の都合が悪くなったときも、老人ホームの指示を仰ぎましょう。

4-5.片付け費用をできるだけ安く抑えるコツは?

片付け費用をできるだけ安く抑えたいときは、以下のポイントをチェックしてください。

  • 自分たちやれるところはできるだけ行う
  • 片付け費用の安い業者に依頼する
  • 業者に買い取ってもらえるものを探す(片付け費用と相殺できる)

まとめ

今回は、老人ホームの引越しや入居前の準備に関して詳しく解説しました。老人ホームに入居した後は、場合によっては亡くなるまでを過ごすことになります。引越しをするときには、不用品の処分をはじめ、やらなくてはいけないことがたくさんあるものです。スムーズな入居準備のためにも、計画をきちんと立ててひとつずつこなしていきましょう。なお、片付けや不用品の処分に関しては、専門の回収業者に依頼すると便利です。自分たちだけでやるよりも、確実かつキレイに片付けてくれます。費用がかかっても、メリットのほうがはるかに大きいのでぜひ利用を検討してみてください。