片付けられない親の家を片付ける方法は?実家をゴミ屋敷にしないポイント

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「片付けられない親」にお困りではありませんか?「実家がゴミ屋敷になってしまっている」「親の家を何とか片付けたい」そんな悩みを持つ人は多いでしょう。ものを捨てることができない・整理できないという問題は、思った以上に深刻です。実家がゴミ屋敷になってしまっていると、親が亡くなった後で自分が片付けについて考えなければなりません。そうなる前に、片付けられない親を何とかしましょう。

  1. 片付けられない親について
  2. 片付けられない親への対応策
  3. 親の荷物を片付ける方法
  4. 片付けの業者選び
  5. 親の家の片付けに関するよくある質問

この記事を読むことで、なぜ片付けられないのか、どうすれば親の家を片付けることができるのかが分かります。片付けられない親のためにあなたができることを知ってください。


1.片付けられない親について

片付けられない親の心理や原因・片付けの問題について解説します。

1-1.部屋が片付かない原因は?

親の家が片付かない原因や背景にはどのようなものがあるのでしょうか。

1-1-1.「ものを大切にする」文化

60歳以上のシニア世代には、部屋の片付けが苦手な人がたくさんいます。その原因はさまざまですが、最も多いのが「ものを大切にする」という考え方が強いためです。昔は食器一つでも貴重なものだったため、ものが増えても「捨てるのがもったいない」と考えてしまいます。「まだ使えるから」「思い出の品だから」という理由でものを捨てることができず、家中にものがたまってしまうのです。

1-1-2.部屋の片付け方を知らない

今の日本にはものがあふれ返っています。100円ショップでも大抵のものがそろうため、簡単に購入することができるのです。このような時代背景から、近年は「整理収納アドバイザー」や「ライフオーガナイザー」など、片付けや収納を専門とする資格が増えてきています。断捨離が流行したのもここ数年の話です。若者世代たちから注目を集め、実践している人は少なくないでしょう。しかし、高齢者となった親世代は、このような部屋の片付け方があることを知りません。そのため、どんどん増えていくものをどうやって片付けたらよいのか分からないのです。

1-1-3.判断力や体力の低下

人は年齢を重ねるほど、判断力や体力が低下していきます。自分にとって不要なものと必要なものの区別をするのも難しくなり、そのままものを残してしまいがちです。そして、いざ片付けようと思っても体力がついてきません。部屋を片付けるためにはある程度の「力」が必要です。「自分の体力では無理だ」と諦めてしまう高齢者が続出しているのが現状と言えるでしょう。

1-2.片付けられない親の心理とは?

片付けられない親の心理を考えてみましょう。そこには「片付けられない」のではなく「片付けたくない」という心理も隠れているのです。たとえば、かつては親子で住んでいた家から子供が独立すると、その分スペースも広くなります。そうすると、自然とものが増えてしまうのです。子供が巣立ってしまった寂しさを、もので埋めようとするのでしょう。また、年齢を重ねるともの忘れも多くなります。何をどこにしまったのか分からなくなるのが怖くて、自分の手の届く範囲に置いておきたくなるのです。つまり、「片付けるより今のままの状態の方が自分にとって都合がよい」という心理も大きく関係しているということが分かります。

1-3.増え続ける「親の片付け問題」

「親の片付け問題」で悩む人の数は年々増加しています。「実家に帰省するたびに部屋が散らかっていく」という問題に頭を抱えている人は多いでしょう。もちろん、子供としては片付けるように助言するはずです。しかし、親は簡単に受け入れません。「このままでよい」と、片付けをかたくなに拒否するのです。そこには、親なりの考え方や覚悟があるのでしょう。しかし、実家がゴミ屋敷になっていく姿を見るのは悲しいことであり、「いつまでも片付けができる親でいてほしい」と思うのは当然のことです。さらに、問題は親が亡くなった後でしょう。持ち主を失った家を片付けるのは、子供を始め親族の役目です。大量のものであふれた家を片付けるには、大変な時間と労力が必要になります。そうなる前に対処する必要があるでしょう。

片付けられない親と揉めるケースは決して珍しくないんですね。
はい、勝手に親の持ち物を処分し、関係が悪化するケースもあります。

2.片付けられない親への対応策

では、片付けられない親に対してどのように対応するべきなのでしょうか。生前整理についても解説します。

2-1.あなたができることは?

片付けられない親に対して、子供ができることはいろいろあります。しかし、片付けを手伝おうとしてもうまくいかないケースがほとんどです。ほかの人にはゴミに見えるものでも、本人にとっては大切なものであり、捨てるように言われると腹が立ってケンカになってしまいます。「親のためにも片付けをサポートしたい」と思うなら、説得の方法にも注意しましょう。

2-2.うまく説得する方法

親の片付けを手伝う際「捨てろ」「ゴミ」「邪魔」という言葉は決して言ってはいけません。親子とはいえ、自分の大切なものを拒絶されては怒りのもとになるだけです。うまく説得するためには、マイナスイメージになる言葉を言わないこと。「地震に備えて家具を減らそう」「新しい服を買ってあげるから収納場所を増やそう」など、プラスになる言葉をかけてあげてください。「気に入ったから」と言ってもらって帰り、後から処分してもよいでしょう。親世代は「ものを捨てる」ことに対して罪悪感があります。そこを刺激しないように十分気を付けましょう。

2-3.生前整理をすすめてみよう!

近年「生前整理」という言葉が注目を集めています。生前整理とは、自分の死後に備えて生きているうちに身の回りの整理をすることです。生前整理をしておくことで、亡くなった後で遺産整理をする必要はなくなります。また、ものがあふれ返った家では、足腰が弱ってからだと安全に暮らすことができないでしょう。生前整理をしてものを減らし、安全な環境を作り出すことも大切なのです。できるだけ判断力や体力があるうちに、生前整理をすすめてみてはいかがでしょうか。

2-4.相談窓口

遺品整理や生前整理を代行してくれる業者があることをご存じでしょうか。自分で生前整理をする自信がないなら、このようなサービスを利用することをおすすめします。業者に依頼することで、迅速かつ効率的に生前整理をすすめ、家中をスッキリした状態にすることができるでしょう。「ファンデックス」は、残された時間を有意義に過ごすためのサポートをしている業者です。不用品の買い取りも行っているため、満足のいく生前整理ができるでしょう。
https://www.ihin-fundex.com/

2-5.生前整理する際の注意点

生前整理の目的は、残された遺族の負担を少なくすることだけではありません。身の回りを整理してものを減らすことで、残された人生を身軽に生きるためのものでもあるのです。そのため、基本的には「不要なものを捨てる」という作業になります。思い出のつまったものを捨てることには抵抗を感じるでしょう。しかし、今後の人生を考えると必要なことです。「もったいない」という気持ちは捨て、潔くものを減らすことを考えてください。

親が自発的に生前整理を行うように働きかけることが大事なんですね。
はい。業者を紹介することで、やる気が出る場合もあります。

3.親の荷物を片付ける方法

親の荷物を片付ける時期や方法・手順などをまとめてみました。

3-1.片付けるタイミングとは?

親が60歳前後になったとき、家の片付けを始めるのがベストタイミングです。もちろん、年齢にこだわらず早めに家を片付けるべきでしょう。しかし、親にとっても「老後や死後のために家を整理する」という行為は受け入れがたいものです。60代であれば、少しずつ体も言うことを聞かなくなり、散らかった家を見て「何とかしておかなければ」という気持ちになりやすいのではないでしょうか。

3-2.片付けの方法と手順

まずは、家中にあふれているものを「いるもの」「いらないもの」「保留」の3つの箱に仕分けしていきましょう。このとき「残したいもの」をどのように選ぶかが重要なポイントになります。1年以上袖をとおしていない洋服や、持っていたことも忘れていたものは処分しましょう。今後の人生に必要のないものです。思い出の品は写真にとって残しておくとよいでしょう。捨てるかどうか迷ったものは、ひとまず「保留」の箱に入れておいてください。時間がたってから再び考えたとき、あっさりと捨てる気になっている可能性があります。

3-3.不用品を捨てる方法

次に「いらないもの」に分類された不用品を処分しましょう。不用品の処分は自分で行う方法と業者に依頼する方法があります。自分で処分する場合は、自治体のゴミ回収を利用することになるでしょう。しかし、この場合は自治体が指定するゴミの分類やルールを調べて、自分で仕分けしなければなりません。大変な労力が必要です。「もっと手軽に処分したい」という人は、業者に依頼して処分しましょう。不用品回収業者や、生前整理の代行業者に依頼する方法があります。

親の定年が片付けを始める1つの目安なんですね。
はい。60代ならば、まだ体力や気力が充実しているのでおすすめです。

4.片付けの業者選び

片付けを業者に依頼する場合のポイントや注意点をまとめてみました。

4-1.プロに依頼するメリット

親の家を片付けるには時間がかかります。親と意見がぶつかり合うことも多く、長期化してしまう傾向にあるのです。しかし、プロに依頼すれば期日までに必ず片付けを終えることができます。無駄な労力や時間をかけず、効率的に片付けをすすめることができるでしょう。また、不用品の回収または買い取りもしてくれるため、重たい荷物を自分で捨てる必要がありません。もちろん費用はかかりますが、自分で片付けるよりずっとメリットが多いと言えるでしょう。

4-2.業者選びのポイント

生前整理を行っている業者はたくさんあります。以下のようなポイントを押さえて業者選びをしてください。

  • 事前に見積もりを出してくれる
  • 廃棄物収集運搬許可や古物商許可などの許可を得ている
  • 生前整理の実績がある
  • 料金体系が分かりやすい

4-3.料金設定と申し込み方法

業者に依頼した場合の料金は、部屋の広さと作業員の人数で決定する場合がほとんどです。料金設定は業者によって異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較してみることをおすすめします。まずは、相場を知りましょう。申し込み方法としては、電話やメール・ホームページの申し込みフォームから受け付けている業者が多くなっています。「ファンデックス」では無料見積もりも受け付けているため、ぜひチェックしてみてください。

4-4.片付けの流れ

片付けの流れとしては、まず「不要なもの」と「必要なもの」の仕分けから始まります。発生した不用品は処分・買い取りし、最後に部屋の清掃をして完了です。必要なものがあれば荷物のこん包や発送も依頼することができます。

4-5.業者選びの注意点

生前整理を行っている業者の中には、不当な追加料金を請求したり金品を持ち出したりするような悪質な業者もいます。そのような業者を選ばないよう、慎重に選ぶようにしてください。おすすめは、実際にその業者を利用した人たちの口コミを参考にすることです。信頼できる業者かどうか判断するためにも、ぜひチェックしてみてください。

業者はよく吟味することが大切なんですね。
はい。実績や評判、業者の依頼者への態度などで判断しましょう。

5.親の家の片付けに関するよくある質問

親の家の片付けについて悩んでいる人が感じるであろう疑問とその回答をまとめてみました。

Q.片付けられない親がいます。病気が関係している可能性はありますか?

A.部屋の片付けができない理由として、ADHD(注意欠陥・多動性障害)やOCD(強迫性障害)などの精神的な要因が関係している場合もあります。気になる症状がある場合は、専門病院を受診した方がよいでしょう。

Q.片付けられない人の特徴にはどのようなものがありますか?

A.ものを捨てられない性格の人は、部屋も散らかりやすくなります。「もったいない」「まだ使う可能性がある」という考えからものを捨てることに抵抗を感じるようなら、注意が必要でしょう。

Q.親と一緒に家を片付けています。何か気を付けることはありますか?

A.片付け中は、ものを増やさないように注意しましょう。特に収納用品が増えてしまいがちですが、収納が増えるとその分後からものも増えてしまいます。

Q.生前整理を親にすすめることに抵抗があります。どうしたらよいですか?

A.「死後のため」ではなく、自分の今後の生活のために生前整理をすすめてみてはいかがでしょうか。「ものが少ない方が安全かつ快適に暮らすことができる」というように説得してみてください。

Q.遺品整理と生前整理の違いは何ですか?

A.遺品整理は、亡くなった後で遺族が故人の身の回りを整理することです。生きているうちに自分の周りを整理する生前整理とは全く違います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。片付けられない親が増えている理由やその心理・片付けるための方法などをまとめて解説しました。片付けられない親の家を片付けるためには、家族の強力が必要不可欠です。どのようにサポートするべきなのか、ぜひこの記事を参考にして考えてみてください。