スッキリと片付いたセカンドライフを!〜生前整理の3つのポイント〜

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最近、注目されている「生前整理」を始めようかな…と考えているけれど、何からスタートすればいいの?と迷っている人も多いでしょう。そこで、生前整理とは何か?、何をどうやって整理すればいいのかを詳しくご紹介したいと思います。

  1. 生前整理の必要性とは?
  2. 生前整理で整理するものとは
  3. 生前整理の時期とやり方
  4. まとめ

1.生前整理の必要性とは?

日本は本格的な高齢化社会を迎え、第2の人生の過ごし方に対する注目が高まっています。

物に埋もれた生活を捨て、快適なシンプルライフを送りたい、いざというときに子供たちに迷惑をかけないように準備しておきたい…と考える人たちが増えているからでしょう。

そのために、「老前整理」や「生前整理」に対する注目が高まっているのです。

老前整理と生前整理は似ているようですが、ちょっと違います。

  • 老前整理…老いる前の働き盛りのうちに、家の中の不用品を処分して心と空間をスッキリし、老後のための準備をすること。
  • 生前整理…自分が死ぬ前に、残された家族のことを考えて不用品の処分だけではなく、遺品や財産、保険などを確認し、自分たちの死後に相続のトラブルが起こらないようにすること。

昔は、生前整理というと「死」を控えて行う整理整頓という物悲しいイメージがありました。

しかしながら、最近はニュアンスが変化しているのです。

現在では、高齢になってもアクティブに人生を楽しんでいる人は多くなりました。

そのために生きているうちに相続の準備をする…という目的だけではなく、長年たまった不用品を処分し、残された人生を快適に居心地よく過ごすという意味合いも含まれるようになったのです。

高齢になればなるほど、突然の病気やケガに見舞われるリスクは高くなります。

身体の自由が利かない状態になったとき、無駄なものがあふれている部屋の中で必要なものを探すのは大変です。

生前整理には、いざというときのために備えるということと、物がどこにあるかすぐにわかる片付いた空間に整える、という意味もあります。

生前整理の必要性を理解すれば、上手に整理することができるでしょう。

2.生前整理で整理するものとは

生前整理をしようと思っても、まず何を整理していいのか迷ってしまうという人は多いようです。

生前整理では「子供たちに財産として残すもの」と「今後の生活を快適に過ごすために処分するもの」の二つを整理します。

2-1.財産として残すものの整理

いざというときにあわてないように、財産をまとめておきましょう。

  • 公的な健康保険や年金などの書類や手帳、保険証類。
  • 民間で加入している生命保険などの保険証書。
  • 不動産の権利書。
  • 銀行などの預貯金。
  • 有価証券。
  • 骨とう品や絵画、宝石、車などの金銭的な価値が高い物。

一覧表を作っておくと便利でしょう。

また、遺産相続でトラブルにならないためには、誰に何を渡すか遺言書を作成するのもおすすめです。

遺言書の書き方やフォーマットなどは、インターネットでも見つけられます。

さらに自分の持っている財産のリスト「財産目録」も作成し、どこに何があるのかも明記しておきましょう。

自分だけで作成するのは不安という人は、弁護士・司法書士・行政書士などの専門家に相談してください。

2-2.シンプルに暮らすための不用品の整理

家の中のものをすべてチェックして、不用品はすべて処分し空間を作りましょう。

  • 洋服や服飾雑貨などでもう使用しない物。
  • もらったお中元やお歳暮、引き出物、旅行のお土産など。
  • あまり使用しない家電や家具、健康器具など。
  • 不必要になった趣味の道具(ゴルフセットや釣りざおなど)。
  • 昔のブランド品。
  • たまった書籍や雑誌。
  • 身につけない時計や宝飾品。
  • アルバムや写真。

たくさんのものが思い出とともにたまっていると思いますが、今後の生活で必要か必要でないかを基準に、取捨選択をするのが生前整理のポイントでもあります。

3.生前整理の時期とやり方

生前整理は、残された家族に迷惑をかけないため、残りの人生を快適に有意義に過ごすために必要です。

いつごろ始めて、どのようなやり方で行えばいいのでしょうか?

3-1.生前整理の時期や年齢

生前整理は、ルールがあるわけではないので自分で思い立ったときに早めに始めましょう。

中年期に老前整理をしている人なら、よりスムーズに生前整理もできます。

一般的には、定年を迎えた・孫ができた・子供たちがすべて独立した…などのタイミングからスタートするケースが多いようです。

いくつから始めてもかまいません。

ただし、荷物が片付けられる程度に足腰がしっかりしてうちに、行ったほうがよいでしょう。

3-2.財産整理のやり方

生前整理は、財産の整理と老後の生活をシンプルに快適にするための整理があります。

まず、財産の整理ですが、不動産の権利書や保険、預貯金などや印鑑などは鍵のかかる場所にひとまとめにしましょう。

子供たちに残す場合は、誰に何を残すのか「財産目録」を作成するとよいでしょう。

子供がおらず財産を残したい相手がいる場合は、遺言状を作成するほうがおすすめです。

3-3.不用品の処分

残された人生を快適に暮すためには、今までため込んだ余分なものを思いきって処分し、空間を取り戻すことが大切です。

ただ、生前整理ともなると思い出がたくさんあるものも多く、「必要」・「不必要」の取捨選択に迷ってしまう人がほとんどででしょう。

そこで、上手な処分の方法をご紹介します。

  1. 普段使用していない、納戸や天袋などの収納場所からスタートする。
  2. 収納場所に入っているものをすべて外に出して並べる。
  3. 今後の生活に「絶対に必要なもの」と「もう使わないもの」を分ける。
  4. 「絶対に必要なもの」は元に戻し、「もう使わないもの」はひとつにまとめる。
  5. 「もう使わないもの」をゴミとして捨てるもの、誰かにあげられるものに分け、判断に迷うものは「保留箱」を作り入れる。
  6. 数週間〜数か月後に「保留箱」の中を見直し、必要か必要でないかを決める。

この繰り返しで、少しずつ家の中を整理していきます。

不必要だけれども未使用のもの、まだ使用できるものなどは、友人や知人に譲ったり、リサイクルショップなどで売却したりするのもおすすめです。

また、処分したいものがたくさんある場合は、リサイクルショップまで運ぶのは大変なので、不用品の買い取り・回収を行っている業者に依頼するのもよいでしょう。

出張査定サービスをしてくれる業者なら、家まで来て処分したいものをチェックしてくれます。

そして、買い取れるものは現金で買い取り、買い取れないものは回収してくれるので1回で片付くのです。

家にスペースがある場合は、ひとつの部屋に不用品を集めてから業者を呼び、まとめて査定してもらったほうがお得でしょう。

また、昔の写真やアルバム・手紙・年賀状などどうしても捨てられない物は、デジタル化してデータに変えるのもおすすめです。

写真や手紙などは意外と場所を取りますし、数が多いと重たいので整理が大変でしょう。

アルバムやバラの写真をそのままデジタルデータにするサービスを行っている専門の業者もあるので利用してください。

3-4.エンディングノートを作る

最近、生前整理のひとつとして注目されているエンディングノートをご存じでしょうか?

自分にもしものことがあったときのために、残された家族が困らないように、必要事項や伝えたいことをまとめて書くノートです。

特にルールなどはありませんが、エンディングノートにはどのようなことを書けばいいのでしょうか?

  • 自分のこと…名前・生年月日・血液型・住所・現在かかっている病気や飲んでいる薬など。
  • 親戚や友人・知人のリスト…自分に何かあったときに連絡をしてほしい親戚・友人・知人の名前と連絡先。
  • 財産…預貯金・株式・不動産などの財産(ローンや借金なども含む)。
  • 保険・年金…生命保険や傷害保険など加入している保険や年金のこと。
  • ペット…基本情報・かかりつけの獣医・飼育のときの注意と、もし何かあったときにお願いしたい人。
  • お墓や葬儀について…購入済みの墓もしくは希望する墓の場所や葬儀の方法などの希望。
  • 解約をお願いしたいもの…携帯電話・パソコンほか会員サービス。

エンディングノートは、インターネットからフォーマットをダウンロードするか、市販の製品もあるので早めに手配してください。

4.まとめ

いかがでしたか?

高齢化社会になり、最近注目を集めているのが生前整理です。

しかし、生前整理って具体的に何をすればいいの…とお悩みの方がたくさんいます。

そこで、ここでは生前整理のポイントをご紹介しました。

  1. 生前整理はなぜ必要なのか?
  2. 生前整理で整理するものとは
  3. 生前整理の時期とやり方

上記のことをふまえながら、一度に片付けようとせず、早めに準備を始めましょう。

生前整理は、残された家族たちに迷惑をかけないという意味もありますが、不用品を整理してスッキリと快適な老後を送るという意味もあるのです。

あせらずに、じっくりと進めてくださいね。

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