仏壇に最適な置き場所と方角を学ぼう!失敗しない仏壇の基礎知識!

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初めて仏壇を購入する場合、置き場所をどうするかが悩みの種でしょう。今回は、仏壇の置き場所について知りたい人のために、仏壇の必要性や最適な場所なども含めて解説していきます。

  1. 最初に仏壇の必要性を学ぼう
  2. 仏壇の置き場所はどこにする?
  3. 仏壇を置くときの注意点は?

亡くなったご家族が安心できるように、仏壇の置き場所などをしっかり学びましょう。


1.最初に仏壇の必要性を学ぼう

仏壇を置くことがどうして必要なのか、を知ることも大切です。まずは、仏壇の必要性について学ぶことから始めましょう。

1-1.仏壇はご先祖様をお祀(まつ)りするため

仏壇は、ご先祖様をお祀(まつ)りするためのよりどころとなります。確かに、お墓があれば、お墓参りをすることでご先祖様をお祀(まつ)りできるでしょう。しかし、お墓が距離的に遠かったり、忙しかったりしてお参りできない場合も多々あるはず。仏壇を置くことで、お墓参りに行かなくても、毎日ご先祖様をお参りできるというメリットがあるのです。

1-2.故人を偲(しの)んで遺族の悲しみを癒(い)やすため

仏壇には、亡くなった家族の位牌(いはい)が置いてあります。仏壇があると、仏壇に向かって手を合わせることで、遺族が故人を偲(しの)ぶことができるでしょう。特に、家族が亡くなった直後だと遺族の悲しみは相当です。仏壇は、遺族の悲しみを癒(い)やす役割もあることを覚えておいてください。

仏壇は大切な人やご先祖様を偲ぶためのものなんですね。
はい。本家や歴史のある家ほど仏壇は立派になる傾向があります。

2.仏壇の置き場所はどこにする?

仏壇は、どこに置いても良いわけではありません。それでは、仏壇の置き場所に適した条件を確認していきましょう。

2-1.仏間に置く

仏壇は、仏間がある場合は仏間に置くことが正式です。仏間の大きさをきちんと測った上で、仏壇を購入しましょう。仏間の大きさは、家によって異なるので目測(もくそく)で購入を決めると失敗しやすいので注意してください。

2-2.リビングに置く

新築のマンションなどでは、和室自体が無い場合も多いです。和室が無い場合は、仏壇をリビングなどの洋室に置いても構いません。最近は、洋風のデザインを取り入れた仏壇も増えてきています。それに、意外とリビングに仏壇を置いても違和感が無いもの。洋室のリビングに仏壇は合わないのでは、という心配は不要ですよ。

2-3.寝室に置く

住宅事情の関係で、仏壇を寝室に置くことを考えるケースも増えています。その場合、寝室に仏壇を置くこともあるでしょう。仏壇を寝室に置くことは、仏様と一緒に休息を取ることを意味するので望ましいとも言えます。ただし、布団の向きに注意して、仏壇に足を向けて寝ないようにしてください。

2-4.床の間に置く

床の間に仏壇を置いていいのだろうか、と驚く人もいるでしょう。しかし、床の間に仏壇を置いても何も問題はありません。床の間は、部屋の中でも上座の位置に設計されています。仏様を上座に配置することは、理に適(かな)っていると言えるでしょう。

仏壇はどこにおいても大丈夫なんですね。
はい。最近は小スペースなところでも置ける仏壇も種類が豊富です。

3.仏壇を置くときの注意点は?

仏壇を実際に置くときにも、宗教の考え方による意味があるので注意して配置する必要があります。事前に知っておくことで、失敗を防ぎましょう。

3-1.神棚より仏壇が下の位置になるように配置する

神棚と仏壇が同じ部屋にある場合は、必ず神棚より仏壇が下の位置になるように配置してください。通常、神棚は部屋の上の方に配置してあるもの。神棚が高い位置に配置してあれば、特に仏壇の高さに悩むことは無いでしょう。しかし、神棚の位置が低い場合は、注意してください。さらに、神棚と仏壇が向かい合わせにならないようにしましょう。

3-2.仏壇を置く方角に注意する

仏壇を置く方角に注意することも、基本として覚えておかなくてはいけません。仏壇を置く方角の考え方には、主に3つあります。

3-2-1.南面北座説

仏壇の背を北向きにして、扉が南向きになるように配置する方法です。南面北座説は、中国から由来したとされる考え方。身分の高い人は南向きに座ることから、仏様を祀(まつ)る仏壇も扉を南向きにするのが好ましいとされます。

3-2-2.東面西座説

仏壇の背を西向きにして、扉が東向きになるように配置する方法です。東面西座説には、西方浄土説という別名もあるように、インドから由来したとされる考え方。東は日の出の方角であり、立身出世の象徴とされるため、身分の高い人は東向きに座るの仏壇の扉も東向きになることが望ましいとされます。

3-2-3.本山中心説

信仰している宗派の本山がある方向に向けて、仏壇を配置する方法です。仏壇をお参りするときに、自分の体が本山に向くように配置する点に注意しましょう。実際には、仏壇の背が本山のある方向になるようにしてください。

3-3.宗派によって様式や仏壇を置く方角が異なる

仏壇の様式は、信仰する宗派によっても異なります。仏壇を置く方角についても宗派の考えに従って考えてください。宗派別に見ると、曹洞(そうとう)宗と臨済(りんざい)宗は、南面北座説を参考にすることが多いです。

また、浄土真(じょうどしん)宗・浄土(じょうど)驟雨・天台(てんだい)宗は、東面西座説が主流。真言(しんごん)宗は本山中心説の考え方となりますが、日蓮(にちれん)宗は特に指定は無いようです。

3-4.仏壇は鬼門に置かない

仏壇は、鬼門には置かないようにしましょう。鬼門とは、北東の方向のこと。北東は、陰陽道(おんみょうどう)の考え方で、鬼が出入りする方角となります。やむを得ない場合を除いて、鬼門には仏壇を置かないようにしましょう。

3-5.直射日光や湿気に注意する

仏壇は、直射日光に当たらないようにしましょう。日光が当たると、仏壇に使われている木材や塗装が変質する原因となってしまいます。また、湿気も大敵です。仏壇を置くときには、湿気対策をしっかり行うとともに、風通しの良さも考えてください。

宗派によっても置く向きが異なるのですね。
分からない場合は菩提寺(ぼだいじ)に相談しましょう。

まとめ

今回は、仏壇に適した置き場所や方角などを詳しく解説してきました。仏壇の必要性も含めて、基礎知識もしっかり身に付いたことでしょう。では、今回の内容をまとめておきます。

  • 仏壇の必要性を学ぶ
  • 仏壇の置き場所について検討する
  • 仏壇を置くときの方角や注意点を確認する

この記事を読むことで、仏壇の置き場所に悩むこともなくなるでしょう。もっと詳しく知りたい場合は、仏壇に詳しい専門業者に問い合わせることも検討してください。