ガーデニングで使った土の処分はどうする?適正な処分と土の再利用

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野菜や四季折々の花など、ガーデニングを楽しむ方が増えています。広い庭がなくても、ベランダにプランターを使って気軽に園芸を楽しめるため、幅広い年齢層の方が始めているのです。
ガーデニングを始めると困るのは、土の処分についてではないでしょうか?土は使い続けると栄養素が減っていき、不純物が増えてしまいます。新しい土に交換しなくては、庭木の生育に影響してしまうはずです。
土の処分ができなくて困っている方は多く、自治体でも規制されているため簡単に捨てることができません。特に、ベランダでガーデニングを楽しんでいる方は、捨て場所に困ってしまい抱え込んだままになっているケースもあります。
今回は、ガーデニングで困ることが多い土の処分についてです。処分以外に再利用する方法もご紹介しますので、園芸を楽しむヒントにしてみてください。

  1. 土の処分方法
  2. 土を自治体で処分するなら? 
  3. 土を再生して再利用する方法
  4. 大量の土を処分する方法
  5. まとめ

1.土の処分方法

土は、自治体で処分することができません。ただし、絶対に処分を禁止しておらず、自治体と相談して少しずつ処分するなら実現できる方法もあります。
少量の土を処分する方法を知っておきましょう。

1-1.庭にまく

自宅に庭がある・マンションに専用庭が設置されている場合、使用済みの土は庭にまいて処分しましょう。自宅なら処分に手間も時間もかからず、自治体への問い合わせもいりません。
土がある場所へ土を還(かえ)す方法ですので、環境汚染などの心配もないのがメリットです。
庭にまく方法ができるのは、自宅に土をまける環境がある家だけですので、ベランダでガーデニングを楽しんでいる方はほかの方法を選ぶようにしてください。

1-2.公園や街路樹に使う

自治体によっては、土の処分方法を指示してくれることがあります。公園や街路樹に使うことを推奨するケースがあり、自治体の管理している場所へ捨ててください。自治体の許可を得ているなら、不法投棄にはあたらず、法的問題も発生しません。
自治体の見解では、植樹の手入れの際に廃棄された土をまとめて処分することができるため、土の処分にかかる費用や手間を大幅に削減できるメリットがあります。
廃棄にあたって注意したいのは、必ず自治体の許可を得ること。許可を得ずに勝手に廃棄し、不法投棄で訴えられてしまうこともあるので、事前に自治体への確認を行ってください。

1-3.ホームセンターの土回収ボックスを活用

近年増えてきているのは、ホームセンターの土回収ボックスです。栄養分のなくなった土の廃棄とともに、新しい土の購入を検討する方がほとんどだと思います。捨てにくい土の処分ができるため、土の購入先選びを検討する材料になるのではないでしょうか?
土回収ボックスの設置は、ホームセンターや地域によって異なります。事前に土回収ボックスの有無を確認してください。

2.土を自治体で処分するなら? 

少量の土なら、自治体でも回収してくれるケースもあります。ただし、捨て方は自治体により異なるため、必ず指示に従って捨てるようにしてください。

2-1.不燃ゴミ

土は燃やすことができないため、不燃ゴミ扱いになる自治体がほとんどです。土を回収した後、埋め立てる処分方法を用います。
自宅周辺で処分できる公園などがない場合、不燃ゴミとして処分するようにしてください。土は、薄いゴミ袋に入れただけでは破れて散らばることがあります。必ず、漏(も)れ出さないよう配慮してください。

2-2.可燃ゴミになる土

近年流通している土の中には、可燃ゴミとして処分可能な土があります。原材料に木材や腐葉土など燃えるものを使っており、土の処分に悩む方にとって使いやすい土だといえるでしょう。
ガーデニングでは、土の処分も考えながら始める必要があります。自宅の環境に合う土を選ぶようにすると、処分に困ることがありません。可燃ゴミ扱いができる土なら、ガーデニング初心者でも扱いやすいでしょう。

3.土を再生して再利用する方法

土を捨てるだけではなく、再利用することも考えてみてはいかがでしょうか?コツを掴(つか)めば、ガーデニングに生かすことができます。土の再利用は環境保護の1つ。ガーデニングを始めようと考えている方も、再利用で土を生かす方法を覚えておいてください。

3-1.土から余分なものを取り除く

古くなった土は栄養分が失われ、不純物が残っています。不純物にはゴミ・庭木の根・虫の死骸などがあるでしょう。再利用する工程では、不純物を取り除く作業から開始します。園芸用ふるいで土をきれいにし、なるべく不要なものは取り除いてください。

3-2.栄養補給

再び土を利用するためには、不足している栄養素を補給しなければなりません。植物の生育には、栄養補給をしましょう。土の栄養補給は、園芸用土や肥料を混ぜる方法がおすすめです。
補う肥料の量は、植物の種類や使用環境に合わせることがポイント。養分を多く必要とする植物には多めに加え、消費が少ない植物には少なめに抑えるようにしてください。
ガーデニング初心者の方は、ホームセンターなどで販売されている土のリサイクル剤を活用する方法もおすすめです。長期間使用して硬くなった土も、土のリサイクル剤を加えて混ぜることで栄養補給もでき、感触も柔らかく戻ります。

3-3.消毒

土の質が悪くなり、植物が枯れる・根腐れするなどの現象が起こっているなら、土を消毒して殺菌することをおすすめします。
消毒方法は2つです。プランターから出した土を広げて日光消毒するか、プランターに入れたまま熱湯を土にかける熱湯消毒があります。
ベランダでガーデニングをしている方は、捨てる場所に困ることが多いものです。場所を選ばずにできる方法ですので、土を再利用することを考えてみてください。

4.大量の土を処分する方法

処分するのは、少量の土ばかりとは限りません。土は量が増えると運びにくく、持ち上げるだけでもひと苦労という方は多いでしょう。
大量に処分しなければならない、重たくて運べないという場合は、不用品回収サービスへ依頼する方法が安全です。処分するときにうっかりゴミ袋を破いてしまい、土をばらまいてしまうという失敗もなくなります。高齢者や女性にとっても安心な方法です。

5.まとめ

ガーデニングで困る土の処分についてご紹介しました。

  • 土の処分方法
  • 土を自治体で処分するなら? 
  • 土を再生して再利用する方法
  • 大量の土を処分する方法

ガーデニングはベランダでも気軽に始められるので、楽しむ方が増えています。しかし、ガーデニングで使用した土は徐々に栄養分が失われ、土の交換が必要です。古くなった土の処分はとても悩ましい問題。自治体での処分が難しいこともあります。
自治体によって異なりますが、公園や街路樹に捨てることを推奨されることが多いものです。自治体へ事前確認して了承を得ているなら、不法投棄にはあたりません。
土の再利用をする方法もおすすめで、不純物を園芸用ふるいにかけてきれいにし、肥料や腐葉土を加えて栄養補給しましょう。日光消毒や熱湯消毒すると、土が生き返ります。ガーデニング初心者の方は、土のリサイクル剤を活用する方法も簡単です。
植物を育てることだけではなく、土の処分も考えて始めることが大切。ガーデニングを存分に楽しむためにも、きちんと知識を持っておくと安心です。