面倒な引っ越しの手続きについて! 準備をうまく進めるコツを知ろう

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引っ越しは、新生活への期待に胸が膨らむ反面、準備や手続きといった面倒なことが多いですよね。旧居の明け渡しに際し、やるべきこともたくさんあります。
「引っ越しは何から手をつけるべきか?」「いつから準備を始めたら終わるだろう……」といった不安や疑問、とても共感できますし、同じ思いをされている方が多いでしょう。
引っ越しは、効率よく準備をしていかなければ、終わらないと焦ることになります。引っ越し当日になってからでは遅いこともあるのです。
今回は、引っ越し準備や手続きにかんするコツをご紹介します。たくさんのごみが出ることも予想されるため、処分方法なども覚えておきましょう。

  1. 引っ越しの準備について
  2. 引っ越し準備1か月前までの手続き
  3. 引っ越し準備1~2か月前までの準備
  4. 引っ越し1週間前までにしておく各種手続き
  5. 引っ越し前日までにしておく準備
  6. 引っ越し当日にやるべきこと
  7. 引っ越し後のチェックリスト
  8. 引っ越し準備のワンポイントアドバイス
  9. 引っ越し準備や手続きでよくある質問
  10. まとめ

この記事を読むことで、引っ越しのノウハウをしっかり身につけ、新生活を心置きなく始めることができるようになるでしょう。引っ越しを予定している方はもちろん、親しい人の引っ越し準備をお手伝いする方にとっても有益な情報になりますよ。この記事を参考にし、効率よく引っ越し準備を終えていきましょう。


1.引っ越しの準備について

引っ越しは、国内だけに限ることではありません。海外へ赴任するため、引っ越しが必要になることもあるでしょう。家族で引っ越しをする場合と単身引っ越しの場合も、準備や手続きにまつわる手間は少し違います。まずは、引っ越しの流れや荷造りの基礎知識を覚えてください。

1-1.引っ越しの流れ

引っ越しは思い立ったらすぐというわけにはいきません。なぜなら、旧居の退去手続きや役所・光熱費などの転居届が必要になるからです。また、新居を決め、契約などが終わらない限り、引っ越しはできません。引っ越しの流れは、下記を参考にしてください。

  • 旧居の退去と解約を申し出る
  • 新居を決める
  • 引っ越し業者に見積もりを出す
  • 使わないものから荷造りを開始
  • 市役所・郵便転送・光熱費などの転居手続きを行う
  • 引っ越し1週間前から身の回りのものを荷造りする
  • 引っ越し作業開始
  • 引っ越し当日、搬出作業が完了したら旧居の掃除
  • 新居に引っ越し完了

だいたいの流れをご紹介しました。準備や手続きについて、後述で詳しく解説していきます。 

1-2.引っ越し準備はいつから? 

荷物の梱包(こんぽう)や手続きは、うんざりするほど面倒ですよね。後回しにしてしまいがちではあるものの、引っ越しを終えるためには避けてとおれません。
旧居の退去は、1か月前に通告することが義務となっている場合がほとんどです。引っ越しを決めたら、なるべく早めに申し出るようにしましょう。旧居と新居で二重の家賃を支払うといった事態を回避するためです。

1-3.引っ越しにおける各種手続き

引っ越しで最も面倒なのが、手続き関連です。市役所の転居申請から始まり、電話・ガス・電気・水道・インターネットなどの移転手続きを行い、銀行やクレジットカードの住所変更をしなければなりません。郵便局に転送手続きも必要です。

1-4.引っ越しの荷造りについて

引っ越しでは、荷造りが終わらないという悩みが1番多いです。どこからスタートすべきかわからず、何をどう仕わけていくかが理解できないことが原因でしょう。
しかしながら、引っ越しに荷造りはつきもので、避けてとおることはできません。段ボールにきちんと仕わけて仕舞(しま)い、新居で荷ほどきしやすい状態にしておくのが理想です。

1-5.引っ越しスケジュールとチェックリストの作成

引っ越しは段取りが命といっても過言ではありません。ですから、引っ越し日が決まった時点でスケジュールを組み、やるべきことをまとめた準備リストを作成しましょう。手続き漏(も)れや当日に焦ることもなくなります。
最初は、だいたいのスケジュールを書き記すだけでも大丈夫です。入居と引っ越し業者の契約が終わった時点で、手続きにかんする事項を加えていくといいでしょう。

2.引っ越し準備1か月前までの手続き

引っ越しの1か月前までにやるべきことをまとめました。引っ越し日が近づくにつれ、忙しく忘れてしまうことが多いため、早めにできることは先に終えてしまいましょう。

2-1.不動産業者との手続き

まず、新居を決めなければなりません。いくつか物件を下見し、希望する物件を絞り込みましょう。条件が見合うようなら、不動産業者と契約します。入居日の設定は、旧居の家賃発生期間がだぶらないよう、入居日程を調整すると無駄がありません。

2-2.旧居の賃貸契約解約手続き

新居の下見を始めたら、旧居の解約手続きをしておきましょう。賃貸契約の場合、ほとんどの物件が解約を退去の1か月前と条件設定しています。新居への引っ越しが完了する日に退去としておくことで、家賃の二重払いを防ぐことができるはずです。引っ越しはお金がかかります。なるべく無駄な家賃を支払わずに済むよう、スケジュール管理をしておきましょう。

2-3.引っ越し業者は一括見積もりが便利

引っ越し業者はたくさんあり、相場もわかりにくいですよね。確かに、サービスや料金設定はそれぞれ違います。なるべく安い時期に引っ越したいと思う方もいるでしょう。引っ越し業者を選定する場合、インターネットの一括見積もりが便利です。見積もりで料金を比較することができ、料金の目安も知ることができます。

2-4.引っ越しにおける転校・転入手続き

お子さんがいる家庭では、必ず転校と転入の手続きを行ってください。転校する旨を学校へ申し出て、在学証明書と教科書受給証明書を受け取ります。
転入時は、受け取った2つの書類に加え、住民票を添えて教育委員会に提出してください。転校先の学校に、教科書受給証明書と教育委員会が交付した転入証明書を提出して、手続き完了となります。

3.引っ越し準備1~2か月前までの準備

引っ越しは早い段階から、少しずつ荷物の整理や梱包(こんぽう)を終えていくのがコツです。忙しくなるものの、不用品を一掃するいい機会で、家の整理整頓もできますよ。

3-1.引っ越し業者の選定

退去と入居の日にちが決まってから、引っ越し業者の見積もりを取る方が、はっきりした料金を提示してもらえます。引っ越し業者見積もりサイトで比較し、実際に荷物の量や家具のサイズなどを下見に来てもらいましょう。引っ越し業者への依頼が決まったら、段ボールを預かって梱包(こんぽう)作業に入ることができます。段ボールは、サービスで配布している業者が多いです。

3-2.新居の下見やレイアウトを考える

新生活はとてもわくわくしますよね。新居の間取りチェックと採寸のため、必ず下見をしておきましょう。
新居の間取りを確認しながら、家具の配置はどうするか、不用なものはないかなど、具体的に構想を練ることができます。新生活に必要のないものは、思いきって処分してみてください。すっきりした状態で新しい生活を始めることができるでしょう。

3-3.引っ越しには転居通知を忘れずに

親族や知人に転居通知や引っ越しのご挨拶をしましょう。ハガキで構いません。新住所と新しい電話番号を連絡できます。郵便局への転送手続きで、旧住所のままでも郵便物は受け取ることは可能です。しかし、宅配便などは転送されません。礼儀として挨拶状の発送を忘れずにしておいてください。

3-4.荷造りを開始しよう! 

段ボールの用意は、引っ越し業者が決まったらサービスで配布されることが多いです。見積もりで必要となる段ボールの枚数なども見てもらえ、契約と同時に渡してもらうか、宅配便で届く場合もあります。自分で用意する必要はないものの、転居後に引っ越し業者が回収するということが慣例になっていることが多いでしょう。リサイクル段ボールとして再利用するためです。
割れものなどを梱包(こんぽう)する場合、緩衝材は自分で用意しなければなりません。面倒でもきちんと緩衝材で巻くことで、トラブルを回避することができます。特に、パソコンやディスプレイといった精密機器は、入念に梱包(こんぽう)しておきましょう。食器やグラスも注意してください。

4.引っ越し1週間前までにしておく各種手続き

引っ越しまで1週間と迫ったら、いろいろ忙しくなりますよね。精神的にも期待と不安が入り混じるころでしょう。しかし、慌ててはいけません。事前に用意しておいた準備リストに従って、手続きを忘れていないか、きちんと確認しておいてください。

4-1.市役所に転出届を出す

転出・転入手続きは、引っ越しにおける最重要課題です。住民票に反映される事項ですから、忘れないようにしてください。
まず、旧居のある市役所へ出向き、転出届を出します。同市内での転居だと、転入手続きも同時にできる場合があり、事前に市役所へ確認しておくといいでしょう。印鑑や身分証明書が必要な地域もあります。印鑑登録を行う場合は、登録したい印鑑を持参してください。

4-2.固定電話にかんする手続き

固定電話の転居手続きは、電話とインターネットで申し込みが可能です。しかし、工事が必要になる場合は立ち会うことになります。移設工事の予約は、繁忙期は混み合って取りにくいため、早めに依頼するようにしてください。新居が決まった時点ですぐに申し込みをしましょう。

4-3.電気・ガス・水道の手続きはどうする? 

電気・ガス・水道は、それぞれ連絡が必要です。

4-3-1.電力会社へ連絡

旧居の使用停止と新居の使用開始手続きが必要です。旧居と新居が同じ管轄なら、同時に手続きができます。しかし、管轄地域外の場合、新居では新しい電力会社に申し込みを行ってください。引っ越しは、料金プラン見直しに最適です。お得なプランへの乗り換えを検討し、電気代節約に生かしましょう。

4-3-2.ガス会社へ連絡

ガス会社への連絡も、電力会社の手続きと同様です。違うところは、都市ガスかプロパンガスかで、手続き先が変わることでしょう。新居のガス会社を確認してみてください。賃貸契約書にガス会社の連絡先が記載されていることが多いです。
ガス開栓時には、立ち会いが必要とされています。引っ越し当日に来てもらい、入居した日から使えるようにすると便利です。

4-3-3.水道会社へ連絡

水道会社への連絡は、請求書に記載されている利用者番号を伝えるとスムーズです。使用停止手続きとともに、新居での水道会社を確認して開栓手続きを終えてください。手続きを終えておき、引っ越し当日に自分で元栓を開いて使うことができます。

4-4.インターネットプロバイダーの手続きは早めがいい

インターネットも移設工事が必要です。ご利用のインターネットプロバイダーへ連絡してください。移設工事までは非常に時間がかかるため、引っ越しが決まったらすぐに予約を取りましょう。工事まで1か月待ちという方もいます。固定電話と同様に、繁忙期は混み合うので注意してください。

4-5.郵便局への転送手続き

郵便局には、転居届の用紙があります。今は、インターネットからも申し込みが可能です。転居する人の名前を全員分を記入し、旧住所・新住所・転送開始日を届け出ます。転送期間は1年と猶予があり、住所変更が忘れているものも1年間は転送してもらえるでしょう。新居へ移転後も転送で届くものは、住所変更が終わっていない証拠です。なるべく早めに住所変更をしてください。

4-6.銀行・クレジットカードの住所変更

銀行やクレジットカードといったお金にかんする住所変更は、とても重要です。クレジットカードだと利用明細書が届きます。転送されずに旧住所に届いてしまい、個人情報が漏洩(ろうえい)する危険性もあるでしょう。電話またはインターネットより申し込み、書面で住所変更をする場合がほとんどです。送られてきた書面に必要事項を記入し、返送して手続きをしてください。

4-7.携帯電話の住所変更

携帯電話の住所変更は、インターネットでの申し込みが可能です。店頭でも受け付けていますし、電話でもできます。契約している携帯電話会社のホームページを確認してみてください。

4-8.新聞・牛乳など配達先への住所変更

新聞を購読している方、牛乳配達を依頼している方は、忘れずに住所変更を行ってください。行き違いで旧居に配達されてしまうことがあり、遅くとも引っ越しの1週間前に終えておきましょう。ただし、配達地域が変わると営業所も変わる場合があります。新居で新たに契約が必要になることもあり、生活に支障が出ないよう早めに確認しておくようにしましょう。

5.引っ越し前日までにしておく準備

引っ越しの準備期間はゆとりを持ったスケジュールを組むことで、効率よく手続きを終えることができます。引っ越し前日になっても、準備が終わらないのは困りものです。引っ越し日が近づいたら、最小限の作業で済むようにしておきましょう。

5-1.引っ越し前の挨拶

引っ越しは、作業に伴う騒音の発生も懸念されます。最低限のモラルとして、近隣への挨拶は事前に終えておきましょう。菓子折りなど心遣いを添え、引っ越し前に挨拶へ行きます。隣接した家とマンションなら階下にも挨拶し、騒音などのトラブルを未然に防ぐと安心です。

5-2.引っ越し準備と業者への確認

いよいよ引っ越し前日となったら、指定した時間にきちんと来訪してくれるか心配ですよね。だいたいの引っ越し業者は、前日に電話連絡をしてくれます。時間の指定がない安いプランを利用した場合、前夜にはっきりした作業開始時間確定の連絡があるはずです。作業開始時に慌てることがないよう、搬出する荷物の最終確認はしっかりしておいてください。

5-3.手持ち品の確認

引っ越し当日に持参する手持ち品は、必ず確認しておきましょう。引っ越し業者は作業完了後に集金となるスタイルが多く、現金はおつりのないよう準備します。引っ越し当日の飲食代や交通費も用意してください。荷ほどきに使うカッターや掃除用具なども、手持ち品に含めておきます。すぐに取り出し、いつでも使えるようにしておくと便利です。
また、大きなバッグは作業の邪魔になりますし、作業中に放置して貴重品の紛失や盗難の危険性があります。可能なら、小さなショルダーバッグやウエストポーチなどにまとめておきましょう。リュックサックは両手が空(あ)いて動きやすいです。

5-4.冷蔵庫の運搬準備

冷蔵庫は、引っ越し前日にコンセントを抜きます。冷蔵庫に保管してある食材は、前日までに食べきるように工夫しておきましょう。保存できる食品は、保冷剤とクーラーボックスなどを利用し、一時的に移動しておきます。夏場は腐敗が心配ですから、食品の安全には配慮してください。

6.引っ越し当日にやるべきこと

引っ越し当日はやることがたくさんあります。掃除をして明け渡しをしなければなりません。荷ほどきも順序立てて行うことが必要です。慌てず、焦らず、1つずつしっかり取り組んでいきましょう。

6-1.荷物の運び出しとチェック

荷物の運び出しは、引っ越し業者がどんどん作業を行ってくれます。大事なのは、乱暴に扱われていないか、搬出作業で家に傷がつかないかなど、作業内容をしっかり確認することです。引っ越し業者に多いトラブルで、泣き寝入りする事例も少なくありません。しかし、故意に傷ができた場合、原状回復で借り主に修繕義務が生じるため、作業に伴う傷などは引っ越し業者がいる間に必ず指摘してください。保証期間があり、引っ越し業者によって修復してもらえる可能性が高いでしょう。

6-2.旧居の掃除

家具や家電製品を搬出した後は、隠れていたほこりや汚れが出てきますよね。油汚れや壁紙の変色なども気になるでしょう。国土交通省の原状回復にかんするガイドラインでは、経年劣化によるものは借り主に修繕義務はないとされているものの、やはりきれいにして貸し主へ引き渡す方が気持ちがいいですよね。敷金を多く返還してもらうためにも、見える範囲だけでも掃除をしておきましょう。キッチン・トイレ・浴室・窓など、簡単な拭き掃除だけでも、見栄えがよくなります。

6-3.旧居の明け渡し

原状回復にかかわるため、入居者本人が立ち会い、不動産業者と傷や汚れのチェックをします。経年劣化によるもの、故意のものを区別していき、原状回復の度合いを判断するのです。主張がある場合は、立ち会いの際に申し出るようにしてください。意見の相違は、その場で解決することが大切でしょう。原状回復にかんするトラブルが多いのは、立ち会いをせずに後から申告するなど、当事者同士できちんと話し合いをしないことが原因です。家全体を確認し、鍵を返却して明け渡しとなります。

6-4.旧居の電気・ガス・水道メーターをチェックする

退去に際し、電気・ガス・水道メーターは写真に撮っておくといいでしょう。メーター数を確認しておくことで、料金の過剰請求トラブルを防止できます。料金の支払いを口座振替にしている方が多く、過剰請求を見過ごすケースがほとんどです。損をしないためにも、自分の目できちんと確認してください。

6-5.新居周辺へのご挨拶

事前に新居近隣や階下へのご挨拶が必要だと、前述でご説明しました。引っ越しに伴う出入りや騒音、今後の生活音などを考慮し、新居近隣へご挨拶を終えておきましょう。「ご迷惑をおかけします」「これから入居するのでよろしくお願いします」といった一言があるだけで、近隣トラブルは十分防ぐことができます。

6-6.引っ越し業者との確認や支払い

引っ越し作業中は慌ただしく、小さなトラブルが起こります。柱や壁に傷がついていないか、家具や家電製品に故障はないかなど、搬出と運搬にまつわる異常はその場でチェックしてください。
作業完了後、引っ越し業者と一緒に確認し、すぐに対応してもらうようにします。支払いは現金払いが基本です。領収証は保管してください。

6-7.引っ越し荷物の荷ほどきと片づけ

荷ほどきと片づけは、体力と気力がいる作業ですよね。段ボールはあらかじめ収納する部屋を明記し、余計な作業が出ないようにしておきましょう。明記した部屋に運んでもらうだけで、ずいぶんと楽になります。
荷ほどきは大きなものから始め、1つずつ開けて片づけていくとスムーズです。段ボールを一気に開けてしまったら、何をどこへ仕舞(しま)うべきかわからず、収拾がつかなくなってしまいます。使用頻度の高いものを優先してください。

7.引っ越し後のチェックリスト

引っ越し当日までいろいろな手続きに追われる一方、引っ越し後も何かと戸惑うことが多いものです。しかし、手続きを忘れると不便が生じるため、チェックリストに従ってやっていきましょう。

7-1.住所変更が必要なもの

市役所への届け出はもちろん、健康保険・年金・銀行などお金にかんするものも忘れてはいけません。

7-1-1.市役所へ転入届を出す

同市内なら、転出と転入が同時にできます。しかし、市外への転出なら、新居のある市役所へ転入届を出さなくてはいけません。

7-1-2.国民健康保険や年金も届け出ること

市役所に転入届を出した際に、国民健康保険や年金といったものも一緒に住所変更しましょう。支払い状況や医療機関受診記録などのお知らせが定期的にハガキで来ますから、きちんと手元へ届くように手続きが必要です。

7-1-3.銀行やクレジットカードの住所変更

前述で、銀行やクレジットカードの住所変更が必要なことをご説明しました。郵便の転送期間中は、旧住所でも新居へ届けてもらうことができます。しかし、金融情報はほかの人に知られると危険です。きちんと住所変更をしておいてください。

7-2.転校手続き

転校は、地域ごとに手続き書類が違います。事前に新居のある地域に確認しておきましょう。転入先の学校または教育委員会へ届け出をします。在学証明書と教科書受給証明書は必ず必要です。学童用品や教科書なども新たに用意しなければなりません。手続きの際は、お子さんと一緒に学校を訪問しましょう。雰囲気を感じ、担任の先生とコミュニケーションを図りながら、新たな学校生活への期待も膨らみます。

7-3.転居通知の発送

転居のご挨拶を兼ねて、新住所と新しい電話番号を記載したハガキを発送しましょう。お知らせと一緒に、近況報告もできて便利です。引っ越しの片づけが一段落し、落ち着いたところで発送してもいいでしょう。

7-4.車関連の住所変更について

車は、車庫証明と車検証の内容を変更しなければなりません。転入から15日以内に終えてください。車庫証明は新居の管轄にあたる警察署で、車検証は陸運局で変更手続きが行えます。ただし、車庫証明は車を保有する本人だけに限られ、代理人ではできません。車検証の変更は、本人以外に代理人でも可能です。

7-5.ライフラインの使用開始手続き

退去の際に、電気・ガス・水道といったライフラインの使用停止をします。同時に新居の使用開始手続きをしておき、引っ越し当日から利用できる環境を整えておくと安心です。インターネットがないと不便という方も、引っ越し当日または翌日に工事に来てもらうようにしておけば、不自由な思いをせずに済みます。

8.引っ越し準備のワンポイントアドバイス

引っ越しは大規模な片づけと掃除を行う、絶好のチャンスです。普段なら捨てられないごみも、引っ越しを機に整理するという方がたくさんいます。不用品やごみがたくさん出た場合、どう整理して処分すればいいかを覚えておきましょう。

8-1.不用品やごみの処理方法

不用品がたくさん出る場合、あまりの量に途方に暮れる方もいるのではないでしょうか? 捨て方も1つのポイントです。

8-1-1.自治体で捨てると安い

自治体のごみ処理なら、費用がとても安いと選ぶ方は多いです。しかし、捨てるために分別を必要とします。自治体のごみは、細かなルールがあって捨てにくいと感じることもあるでしょう。粗大ごみがある場合、事前に申し込みをして廃棄日時を設定されます。引っ越し日までに必ず捨てられるよう、きちんとゆとりを持ったスケジュール管理をしなければなりません。

8-1-2.引っ越し業者に回収してもらうと高い

不用品やごみの処理方法として、引っ越し業者に回収してもらう方法があります。しかし、引っ越し業者はごみの回収を専門に扱っているわけではなく、回収にかかる費用が1つあたりいくらといった設定になる場合がほとんどです。引っ越し費用に加え、多額の出費を余儀なくされる場合もあるでしょう。
引っ越し当日は荷物の搬出作業で目一杯です。引っ越し日より前にごみの回収をされるケースが多く、トラックの空き状況に日程を左右される傾向があります。希望する日に来てくれるとは限りません。

8-1-3.不用品回収業者なら迅速かつ簡単にごみを廃棄できる

「荷物の梱包(こんぽう)と不用品がごちゃごちゃになってしまう」といった悩みは多く、速やかに不用品の処分をしたいと願うことでしょう。分別はごみの処分における最難関で、複雑で諦めてしまう方がいます。ごみの分別で困っている方に利用していただきたいのは、不用品回収業者の活用です。
希望する日に来てもらえ、即日対応もできます。たくさんあるごみの処分も、定額プランなどを利用してローコストで処分可能です。何より、分別せずに引き取りができるのが魅力でしょう。不用品回収実績豊富なファンデックスなら、引っ越しごみの処理もスピーディーかつ丁寧をモットーにしています。
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8-2.引っ越し日はどう決める? 

引っ越し費用は高いですよね。なるべく安く抑えたいと思うなら、引っ越し日にこだわってみてください。繁忙期を避けることがポイントになります。異動や入学シーズンの3~4月や9月は高く、12~1月と5~7月は比較的い安いです。週末は割り増しになる引っ越し業者が多く、平日は安いプランを用意しています。平日や閑散期を利用して引っ越すのもおすすめです。

9.引っ越し準備や手続きでよくある質問

引っ越しは大イベントですよね。荷造り・ごみの処分・各種手続きなど、やることがたくさんあって不安が多いでしょう。よくある質問集を参考にしてください。

9-1.荷物を搬入する前にしておくべきことは? 

新居の間取り図を用意し、家具の配置を決めておきましょう。引っ越し業者が搬入する際に指示しやすく、引っ越し作業の流れが速やかになります。事前にイメージが膨らみ、収納場所に迷うこともありません。

9-2.洗濯機はどうすればいい? 

冷蔵庫と同様に、洗濯機も水抜きをしておくと安心です。搬出の際に、室内が水浸しにならずに済みます。水道栓を閉め、内部とホースに残った水を抜きましょう。脱水して水を抜き、本体を少し傾けて水出ししてください。

9-3.段ボールに梱包(こんぽう)するときのヒントは? 

重たいものは小さな段ボールに、軽いものは大きな段ボールにと使いわけることが大切です。段ボールの中で荷物が移動しないよう、隙間なく入れてください。荷物が動くと壊れる可能性があります。空間ができてしまう場合、緩衝材を詰めてください。収納する場所別に、段ボールをわけていく方法がおすすめです。開封後に、無駄な動きをせずに済みます。

9-4.転入届はいつまでに出す必要がある? 

転入届は、引っ越しを終えた日から数えて、14日以内が原則です。市外への転出の場合、旧居の自治体が発行する転出証明書を持参し、新居の市役所へ転入手続きをしに行ってください。

9-5.単身引っ越しの相場はいくら? 

家族の人数が増えると荷物も増えます。従って、引っ越し料金が上がるのです。単身引っ越しの場合、荷物の量が少ない方が多いでしょう。単身パックなどを用意した引っ越し業者を利用して、コストダウンする方法もおすすめです。相場は、50km圏内での移動なら、3万円前後が目安になります。引っ越し比較サイトを利用し、比べてみてください。

10.まとめ

いかがでしたか? 引っ越しは、新居を決める前からスケジュールを管理し、段取りよく進めていくのがコツです。十分な準備期間を持ち、効率よく手続きを終えていくとうっかりをなくすことができます。市役所やライフラインなどの手続きは面倒ではあるものの、避けてとおれない問題です。きちんとやらなければ、新居で不自由を感じることもあります。引っ越し準備をスムーズに行うコツは、チェックリストを作ることです。引っ越しの1か月前から始められることもあり、少しずつ進めてみてください。大イベントである引っ越しも、準備をきちんとしていれば難なく終えることができますよ。