遺品の片付け時期はいつから? 遺品整理士と業者のサービスをご紹介

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親や親戚が亡くなり、葬儀を執り行います。葬儀をして終わりではなく、故人が持っていた品々を片付ける作業が必要です。悲しい気持ちが先立ち、どうしても手を付けられずにずっと放置しているという方も、中には少なからずいます。とはいえ、遺品整理をしなければ、遺産相続も進まないといった負の連鎖が起こるでしょう。
「遺品整理はいつからやればいいの?」「遺品整理士だと早く片付けられる?」といった疑問はとてもよく分かります。一般的に、遺品整理をどのように進めているのか分かりにくいため、初めての方だと戸惑うことばかりです。
離れて暮らしていた親や親族の場合、遺品整理に時間を割くことができず、時期を逃してしまうこともあります。しかし、遺品整理は気持ちの整理を付けるためにも、時期を決めて行うのが理想です。
今回は、遺品整理の時期や片付けについてご紹介します。

  1. 遺品の片付け時期について
  2. 遺品の片付けにかんする困り事について
  3. 遺品の片付け方法
  4. 遺品整理業者について
  5. 遺品整理でよくある質問
  6. まとめ

この記事を読むことで、遺品整理の基礎知識を身に付けることができ、不安や悩みも解消できるでしょう。自力での片付けが難しいという方も、遺品整理士を活用するなどのヒントを得られます。


1.遺品の片付け時期について

通夜・葬儀・初七日といった一連の儀式が終わり、ほっとする間もなくやってくるのが、遺品整理問題です。いつから始めるべきか、しっかり考えて効率よくやらなければなりません。

1-1.遺品整理はいつからやればいい? 

葬儀直後は、何かと慌ただしくしていますよね。遺品整理の時期は、少し気持ちが落ち着いてから始めても問題ありません。一般的には、遺産相続の関連もあり、四十九日法要までに行うのが理想です。四十九日法要で親族が集まるタイミングで形見分けもでき、区切りとしてはとてもいいでしょう。ただし、故人が賃貸物件に暮らしていたなら、貸し主に明け渡す必要があり、片付けないと家賃も発生し続けます。ですから、賃貸物件の場合は、四十九日法要を待たずにすぐ片付けを始めるようにしてください。

1-2.遺品整理に伴う相続税について

遺品の中には、金品・有価証券・貴金属といった価値あるものがたくさんあります。銀行預金も同じです。金銭価値のあるものは、すべてが相続税の対象となります。不動産にかんしては、遺産分割が難しいとされており、遺産分割協議でどのようにするかは相談するべきです。そのときによって不動産価値は変わります。専門家に評価を受け、価値を判断してもらいましょう。

1-3.形見分けの時期

先にも述べたとおり、四十九日法要を目安に形見分けをするのが一般的です。親族が集うことができるタイミングであり、遺産分割協議なども行いやすいでしょう。故人の愛用品を誰が継承するかなど、金銭に換えられない品も形見分けの対象となります。

1-4.遺品の片付け時期で注意すべきこと

故人が持ち家だった場合は、ある程度時間をかけて遺品整理をすることができます。ところが、賃貸物件では家賃が発生し続けるため、貸し主になるべく早い段階で明け渡しをしなければなりません。持ち家か賃貸物件かにより、遺品の片付け時期も少し変わってきます。

2.遺品の片付けにかんする困り事について

遺品整理は、親族にとってとても労力を費やす作業です。作業できる人員が少ない場合、より困難を極(きわ)めます。遺品整理を開始してから困ったなと感じることも多くあるはずです。

2-1.遺品整理でよくある困り事

遺品整理で多い悩みや戸惑うことをご紹介します。

2-1-1.遺品の量が多い

最も多い悩みは、遺品の量が多すぎて処理できないというものです。愛用品・コレクション・写真・本など、膨大な量を目の前にして挫折することもあるでしょう。親の遺品にどんなものがあるか知らなかったという場合もあり、処分方法や遺品整理のやり方に戸惑うのです。分別でつまずく方もいます。

2-1-2.形見分けを要求される

形見分けは必要なことです。しかし、価値あるものを横取りしようと企(たくら)む親族がいて、トラブルに発展する事例も少なくありません。本来なら遺産分割協議をして、資産を分け合うのが手順です。自分だけ利益を得ようとし、もめるケースがあることも覚えておいてください。

2-1-3.ものの価値が分からない

コレクションや貴金属などは、一部の愛好家にだけ理解できるものです。そのため、資産価値があるかどうかも判断しにくいでしょう。困るのは、資産価値があるにもかかわらず、うっかり処分してしまうことです。大切な資産を捨ててしまうことがないように、遺品整理士など専門家に依頼して片付けをした方がスムーズにできます。

2-1-4.賃貸住宅の退去

故人が賃貸物件の借り主だったなら、退去手続きを速やかに終えることが求められます。生活用品から資産価値のあるものすべてを整理し、原状回復を終えて貸し主へ明け渡しをするのです。遺品がそのままでは退去もできません。遺品整理とは、故人の所有していたものを全部片付ける作業を意味しています。退去する旨を通達するのは、退去の1か月前です。遅れてしまうと家賃もかさみ、親族の負担も大きくなります。

2-1-5.ゴミ屋敷だと素人では難しい

近年は、ゴミ屋敷問題が世間では話題となっています。ものを抱え込んで捨てられず、どんどん持ち物が増えてしまうのです。寂しさゆえに起こる現象で、子どもと疎遠になっていた親がゴミ屋敷にしていたという事例もあり、親族一同が大きな衝撃を受けることもあります。ゴミ屋敷にまで発展している場合、素人ではとても片付けはできません。
ゴミを捨てるにあたっては分別も必要となり、少しずつ指定日に出していては全部終えるまで長い道のりとなります。遺品整理業者ではゴミ屋敷の撤去も手がけており、資産価値のあるものの捜索も手がけていますから、無理に抱え込まずに相談するのも1つの方法です。

2-2.遺品の片付けでトラブルが起きないためのポイント

前述にて、親族間の遺品トラブルがあるとご説明しました。争いにならないためには、遺品整理士など第三者による視点で片付けをすることでしょう。親族だけで遺品整理をやる場合、誰でも主観が入ってしまい、前に進めずに手間取ることもあります。処分してから、やっぱり手元に残しておこうと思っても、戻ることはありません。そのため、遺品整理業者をうまく活用する方法なら間違いがないでしょう。

3.遺品の片付け方法

遺品は、分別が一番面倒です。いかに効率よく片付けるかがポイントとなります。形見分けや処分方法などを考えなければならず、コツをしっかり押さえて進めていくことが大切です。

3-1.遺品を片付けるポイント

残すものと処分するものといった大まかな分別を行い、明らかな不用品は先に処分しましょう。家具や家電で使えるものは、買い取りを依頼することもできます。遺品整理は親族で行う場合も、遠方なら旅費や宿泊費用といった出費があるため、少しでも換金できるものは買い取りを利用してみてください。

3-2.遺品の片付け方法とは? 

前項でもお伝えしたとおり、分別が遺品整理の入り口となります。ゴミだけを見ても分別が必要となり、残すものは誰がどれを継承するかを仕分けていかなければなりません。ゴミの場合、自治体ごとに分別ルールが変わります。親族の住む地域とルールが違い、仕分けに時間がかかることもあるでしょう。
コレクションや本などは、売れるものもあります。親族間で継承するものと売るものを仕分ける作業も、遺品整理においては必要です。

3-3.遺品整理業者に依頼する

少子高齢化とあり、親の遺品を整理する人手が不足している家庭も多いです。遺品整理のために仕事を休めない、子どもがいて遺品整理にかける時間を割けないなど、さまざまな理由で行き詰まるケースもあります。困っている方に利用していただきたいのは、遺品整理業者です。

3-3-1.遺品整理業者とは? 

遺品整理業者とは、ゴミの分別と処分を行い、資産価値のあるものの捜索を手がける会社です。遺品整理と同時にゴミも処分でき、素早く遺品整理を終えることができます。うっかり捨ててしまったという失敗を防ぐことができ、間違いのない遺品整理が実現可能です。探してもらいたい品がある場合は申し出ておくといいでしょう。

3-3-2.遺品整理士とは? 

遺品整理士とは、遺品整理を専門に扱う民間資格所有者です。資産価値のあるものを見極める目を持っており、コレクションや骨董(こっとう)品などの価値も分かります。何より、自分たちでやっていたら時間と労力ばかりかかるものを、遺品整理士なら迅速かつ丁寧に作業できるのがメリットです。

3-4.遺品の片付け方法における注意点

遺品の片付けは、家の広さで整理する人手の数が変わってきます。人数がそろう場合は自分たちの手でも可能です。しかし、1つずつ手に取って悩み、時間がかかって前に進まないようなら、遺品整理業者に頼む方がいいでしょう。いつまでに終えたいのか、計画を立てて取り組むなど、だらだらとやらないように注意してください。

4.遺品整理業者について

遺品整理を専門に扱う業者は、遺族の意向や故人の意思を尊重した遺品整理を手がけてくれます。時間の制約があり、急いで遺品整理をしたい場合なども便利です。

4-1.遺品整理業者に依頼するメリット・デメリット

遺品整理には人手が必要です。そして、何より肉体的負担も大きな作業となります。一緒に遺品整理をしてくれる親族がいない場合や、資産価値の見極めもできない場合など、遺品整理業者を活用すると便利です。きちんと1つずつ見て判断してもらえ、ゴミの分別の手間も省くことができます。遺品を整理した後、家具や家電といった引き取り手がいないものでも、使えるものなら買い取りという手段も選べるのがメリットです。回収した後の遺品は、故人の魂を弔うために供養をします。遺族の安心感にもつながり、依頼してよかったと感じるはずです。
デメリットとなるのは、自分でやるより費用がかかることでしょう。しかし、時間と労力を考えた場合、遺品整理業者の手早さは遺族にとって嬉(うれ)しいことばかりです。

4-2.遺品整理業者がやってくれること

遺品整理士がいる業者を選ぶのがベストでしょう。なぜなら、遺品整理を終えた後には相続の問題が出てくるため、形見わけになる品の捜索も確実にできるからです。遺言書といった重要書類も見つけ出すことができます。四十九日法要までにきちんとしておきたいという方には、遺品整理業者のサービスはとても魅力のあるものになるでしょう。作業後は、ゴミの撤去・ハウスクリーニング・ゴミ処分前の供養なども、遺族から満足してもらえるよう、入念に行っているので安心です。
写真や動画の遺品整理も手がけており、別途費用を負担することで、安全に処分できるようにデータ消去を実施しています。個人情報は現在とても重要視されているため、安易に捨てることは避けるべきです。そのため、確実にデータ消去を終えてから捨てるようにしなければなりません。遺品整理と一緒に、データ消去を依頼することも可能です。

4-3.遺品整理業者による作業の流れ

遺品整理を扱うファンデックスでは、インターネットの規定フォームより申し込みができます。電話での対応も可能です。流れをご説明します。

  1. お問い合わせフォームまたは電話で申し込み
  2. 無料見積もりを実施
  3. 広さや荷物の量から料金を提示
  4. 契約締結
  5. 作業開始(遺品の捜索希望がある場合は事前に伝える)
  6. 貴重品・金品の捜索
  7. 家具や家財道具の搬出
  8. ハウスクリーニング
  9. 作業完了後に支払い(現金またはクレジットカード)

4-4.遺品整理の費用について

遺品整理は荷物の量や家の広さに応じ、料金に変動があります。事前に見積もりで料金の提示を求めましょう。料金プランを分かりやすく表記している業者なら、追加料金の発生を防ぐことができるなど、安心感につながる材料となるでしょう。ファンデックスによる遺品整理の料金プランをご紹介します。

  • 1DK(作業員2人) 59,000円
  • 2LDK(作業員4人) 149,800円
  • 3DK(作業員5人) 179,800円
  • 4LDK(作業員6人) 259,000円

上記は目安としてください。無料見積もりでは、電子計測器とPOSシステムで正確な料金を出すことができます。存分に活用し、他社とも比較して相場を見てみましょう。

4-5.遺品整理業者はどう選ぶべきか? 

故人の大切にしてきた品々を扱うのですから、親切・丁寧であることは優先すべきです。遺品整理士は遺族の気持ちを理解し、悔いのない遺品整理を行っています。遺品整理業者に遺品整理士の資格者がいることも、業者選びにおける1つのポイントにしてください。
資産価値のあるものや愛用品を除(のぞ)いたら、ゴミの処分もしなければなりません。とはいえ、ゴミとして乱暴な扱いをされては、故人も浮かばれないでしょう。きちんと供養をし、故人を敬う気持ちを持ってくれる業者を選んでください。

4-6.遺品整理業者に多いトラブルを知っておこう

少子高齢化問題は深刻で、高齢者の一人暮らしが増えています。そのため、悲しいことに孤独死を迎える方もいるのです。遺品整理を親族でできない事情をそれぞれの家庭で抱えているため、遺品整理業者のニーズは上昇傾向となっています。
しかし、業者の数だけ遺品整理士がいるわけではありません。中には、ゴミを回収するための膨大な費用を請求し、供養もせずに不法投棄する場合もあります。大変悪質なケースで、警鐘を鳴らしていても、今もなお増加しつつあるのです。
悪質な業者に依頼して起こるトラブルは、遺品の中から貴重品を持ち去り、遺族に渡さない窃盗まがいの行為でしょう。契約前は対応がよかったと安易に依頼せず、過去の実績に目を向けてください。遺品整理は経験が大事です。遺品整理士がいる業者なら、プロ意識も高く、作業に納得できるでしょう。

5.遺品整理でよくある質問

遺品整理にかんする質問集です。これから遺品整理を検討されている方は、ぜひご一読ください。

5-1.遺品整理はどのくらい前に予約すればいい? 

当日の申し込みでも対応できる場合もあります。可能なら、1週間前に予約を終えてください。作業がスムーズに行えます。

5-2.遺品の買い取りができない場合は? 

買い取り対象とならないものは、供養してから処分します。無料見積もりで大まかな状況が把握できますから、気軽にご相談ください。

5-3.遺品整理の状況を知りたい

弊社では、WEBカメラで作業風景を確認できるシステムを導入しています。遠方で足を運べない方でも、WEBカメラをつうじてリアルタイムで状況確認が可能です。希望がある場合は、立ち会いもできます。

5-4.ヒアリングシートとは? 

弊社では、作業開始前に希望を聞き出すため、ヒアリングシートを用意しています。捜索してもらいたいものなどを明記し、業者とのすれ違いを防ぐためです。買い取り希望商品も、ヒアリングシートに記載できます。

5-5.写真や動画といった捨てにくいものはどうすべきか? 

デジタル化してコンパクトに収納する方法がおすすめです。アルバムやビデオテープなどは、予想以上に収納スペースを占領します。そのため、デジタル化は効率のいい手段で、いつまでもきれいな画質で保管することも可能です。

6.まとめ

いかがでしたか? 遺品整理を行うべき時期は、四十九日法要までが目安です。遺品の片付けは人海戦術でやらなければ、時間と労力を無駄にすることになります。疎遠だった親や親族の場合、愛用品や貴重品などについてよく知らないという方も多いです。そのため、効率よく遺品を片付けてくれる、遺品整理業者の活用が便利でしょう。費用はかかるものの、あっという間に遺品整理を終了でき、遺族の負担も少ないメリットがあります。やろうと思っていても、なかなか前に進まないのが、遺品整理です。無理に抱え込まず、遺品整理業者に相談してみてはいかがでしょうか? 遺品整理士がいる業者なら、供養もしてもらえて納得できる形で遺品整理を終えることができます。