高齢者が孤独死をする原因とは?親の孤独死を防止するための対策

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

近年、高齢者の孤独死が多発しています。
1人暮らしをしている親が、孤独死をするのではないかと不安になっている人もいるでしょう。
すぐ会えるところにいればよいです。しかし、離れている場所が遠いとなかなか会えません。
不安を消し去るためにも、高齢者の孤独死について詳しく把握しておきましょう。
高齢者が孤独死をする原因と対策、注意点について説明します。
1人暮らしをしている親を持っている人は、ぜひチェックしてくださいね。

目次

  1. 高齢者が孤独死をする原因
  2. 孤独死を未然に防ぐための対策
  3. 子どもができる親の孤独死予防
  4. まとめ

1.高齢者が孤独死をする原因

高齢者の孤独死は、年々増え続けています。
なぜ、高齢者の孤独死が増加しているのでしょうか。
未然に防ぐためには、原因をつかんでおかなければなりません。
原因について詳しくチェックしていきましょう。

1-1.近所との付き合いが少なくなった

昔は、地域ごとに結束していました。
近所の人との立ち話やコミュニケーションを頻繁にとっていたものです。
しかし、最近は、近所との付き合いが悪くなってきました。
コミュニケーションをとることもなく、話をする機会が少なくなってきたのです。
近隣の人と会っても挨拶をしない、無視する、会話をしない人も多いでしょう。
さらに、高齢者は足腰が悪くなってしまうため、頻繁にそとへ出かけることもありません。
体の不自由さも、近所との付き合いを少なくしているのです。
近所との付き合いが少なくなると、さらに孤独感が増します。
1人暮らしをしている高齢者自身に異常が起きても、気にしてくれる人がいません。
よって、孤独死が増えてきていると考えられています。

1-2.家族との連絡をとっていない

1人暮らしをしている高齢者の中には、家族と頻繁に連絡をとっている人もいます。
しかし、孤独死をする高齢者ほど、家族と疎遠になっている人が多いのです。
めったに連絡をとらず、1人きりの状態が続いています。
さらに、周囲に相談できるような相手もいないのです。
生活も満足にできないうえ、頼る人がいないと寂しく過ごしています。
家族との連絡をとっていれば、自分の状況を随時報告できるでしょう。
毎日連絡をとると、連絡がこないとき「何かあったのかな?」と異変に気づく可能性も高いのです。
周りに頼る人がいない、家族と疎遠になっていることも、原因の1つになります。

1-3.日常生活が難しくなる

年をとればとるほど、体が自由に動かなくなります。
老人ホームに通いたいけれども、自分の足では施設に行けない、自由に買いものもできないなど、生活に困っている高齢者が多いのです。
足腰が悪くなり、歩行もスムーズにいきません。
日常生活の難しさから、栄養のある食事をとっていない高齢者もいます。
毎日不規則な食生活になると、免疫力が低い高齢者はすぐ病気になってしまうのです。
実際、体調不良で孤独死になる、肺炎で衰弱するなどのケースも増えています。
親の状態・調子を常にチェックしていかなければなりませんね。

2.孤独死を未然に防ぐための対策

2-1.近所や家族とのコミュニケーションをとる

高齢者の孤独死を未然に防ぐため、厚生労働省はコミュニティーづくりに力を入れています。
1人暮らしの高齢者でも、安心して生活できる地域づくりをしているのです。
しかし、まだ取り組みは徹底していません。
そのため、近所や家族とのコミュニケーションをとることから始めてください。家族であるあなたが、1人暮らしをしている親の状態を定期的に確認していきましょう。
ある程度近い距離にいるのなら、休みの日を利用して顔だけ見に行けます。
けれども、遠方に住んでいる人はなかなか難しいものです。
長期的な休みがなければ行けません。家庭を持っている人は、家族とのスケジュールもあるでしょう。
自分が親の代わりに近所の人とコミュニケーションをとるなど、できる限りのことはしておきたいものです。

2-2.高齢者向けのサービスを利用する

遠方にいると、なかなか会いに行くことができません。
もし、親がパソコンを利用できるのなら、スカイプなどを利用して映像チャットができるでしょう。映像だけでも、親の顔が確認できるのはうれしいですよね。
しかし、親がパソコンを扱えない場合、「高齢者向けのサービス」を利用するのも1つの対策になります。
1人暮らしの高齢者を支援するため、さまざまなサービスが行われているのです。
たとえば、ボランティア団体による訪問サービス、食事や日用品の宅配サービス、住宅健康診断などのサービスがあります。
家族が会いに行けないとき、代わりに親の状態をチェックしてくれる人がいると安心です。
介護老人施設への入居を勧めるのも1つの対策ですが、お金がかかるなどのデメリットがあります。
施設に入所するよりも低価格で済むサービスがあれば、経済面での負担もかかりません。
ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

3.子どもができる親の孤独死予防

3-1.施設へ入所するための費用をためる

自分の生活でいっぱいになっている人は、親の世話が十分にできません。
しかし、親が孤独死をすると、「きちんと世話しておけばよかった」と後悔する人が多いのです。後悔しないために、今できることをしておかなければなりません。
1人暮らしをしている親と相談しながら、老人施設へ入居するための費用をためておきましょう。同居をする方法もありますが、家族をもっているとなかなか同居もスムーズにいきません。
親の孤独死を予防するため、施設への入居も考えておいてください。
ただし、親によっては入居を拒むケースもあります。
嫌々ながら入居するよりも、きちんと親と話し合って決めることが大切ですよ。

3-2.ホームセキュリティーを整える

子どもができる親の孤独死予防は、「ホームセキュリティーを整える」のも1つの方法です。
ホームセキュリティーには、簡単に異変が察知できるシステムがあります。
たとえば、緊急時用の発信機を身につける、生活している部屋にボタンを設置するなど、さまざまです。
ペンダント型の発信機なら、機械操作が苦手な高齢者でも扱えます。
「通報装置を誤って押す可能性がある」と考えている人でも、安心してください。
誤作動を防ぎ、意識がない状態でも発信できるようになっています。
サービスを利用するための費用はかかってしまいますが、親の安全性を考えると安いものです。
ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。

4.まとめ

高齢者が孤独死をする原因や対策・予防法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。親の体が不自由になればなるほど、頼りになるのは自分の子どもしかいません。
自分たちでできる限り、親のサポートをしてください。
遠方にいて、なかなかできないときは、高齢者向けのサービスを利用するとよいでしょう。

  • 近所との付き合いが少なくなった
  • 家族と疎遠になった
  • 日常生活が難しくなるほど体が老いた
  • 近所や家族とのコミュニケーションをとる
  • 高齢者向けのサービスを利用する
  • 施設へ入所するためのお金をためる
  • ホームセキュリティーを整える

以上のポイントは、ぜひ知っておいてください。
親が安心して生活できるように、子どもができる限りのことをしましょう。
孤独死を未然に防ぐためにも、原因や対策を把握しなければなりません。
知識を身につけることが、孤独死を防ぐ大切なことにもなるのです。
年々、高齢者の孤独死が増えているため、素早い対策が必要になるでしょう。