老前整理とは? 始める時期や手順ごとのポイントを徹底解説!

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「老前整理とはどのようなことをするのか?」「まずはどのようなことから始めればいいのか」など、老前整理で悩んでいる方は多いでしょう。老前整理を始める前に、まずはメリットを把握することが大切です。また、始めるべき時期や手順ごともチェックしましょう。

本記事では、老前整理を始める時期や方法を解説します。

  1. 老前整理とは?
  2. 老前整理をするメリットと始める時期
  3. 老前整理のやり方と成功させるポイント
  4. 老前整理をする際の注意点
  5. 老前整理に関してよくある質問

この記事を読むことで、老前整理を成功させるポイントなどが分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。


1.老前整理とは?

まずは、老前整理とは具体的にどのようなことをするのか、基本情報をチェックしていきましょう。

1-1.老いる前に身のまわりを整理すること

簡単に説明すると、老前整理とは老いる前に身のまわりのものや人間関係を整理することです。断捨離や終活といったワードがありますが、老前整理は終活の1つだといわれています。老前整理と似ている言葉として生前整理というワードを耳にしたことがあるでしょう。生前整理は生きているうちに整理整頓する意味がありますが、老前整理は老いる前がポイントです。若いときからため込んだものがたくさんあると思うので、老いる前に整理整頓しなければなりません。歳(とし)を重ねるたびに体が衰えては、整理整頓をするための体力と気力がなくなってしまいます。

1-2.衰えていく自分の体を考える

前述したように、生前整理と老前整理には大きな違いがあります。老前整理は衰えていく自分の体を1番に考えなければなりません。60代・70代、まだまだ自分は若いと思っているかもしれませんが、すぐに体は衰えるものです。「まだ先でいい」と思っていたことでもいつの間にか時間が経過してしまい、体が動かなくなってしまいます。老前整理は体が衰えるまでに整理整頓するのはもちろん、衰えていく体のことを考えながら生活を整えることです。

2.老前整理をするメリットと始める時期

ここでは、老前整理をするメリットと始める時期について解説します。

2-1.セカンドライフが快適になる

老前整理を始める大きなメリットは、セカンドライフが快適になることです。仕事を引退したり、子どもが独立したりするなど、これまでの生活と大きく変わることになる時期がやってくるでしょう。そのタイミングに合わせて老前整理を行うことで、必要なものだけで生活ができます。その結果、自分にとって必要なものが明確になりますし、セカンドライフが素晴らしい時間になるのです。快適な時間を過ごすためにも、身のまわりのものを整理できるときにしましょう。

2-2.体が元気なうちに整理整頓できる

体力や気力があるうちに整理整頓できるのも、老前整理の大きなメリットでしょう。40~50代のうちに身のまわりにあるものを整理することと60を過ぎてから整理するのとでは大きな違いです。もちろん、気力や体力のある若いうちに整理したほうがスムーズに作業を進めることができるでしょう。また、体力と筋力が低下してからだと、重いものを持ち上げたり移動させたりするたびに足腰を痛めてしまう恐れがあります。体が自由に動くうちに整理整頓することが大切です。

2-3.安全対策や家族への負担も

老前整理は安全対策や家族への負担を減らすというメリットもあります。歳をとると体力や筋力がどんどん低下し、家中にあふれているものや何もない場所でもつまずく恐れがあるでしょう。転倒してしまえば、歩けない体になる危険もあります。きちんと整理しておけば、このようなリスクを未然に回避できるというわけです。また、自分がいなくなったときに、遺品整理で家族にかかる負担も減らすことができるでしょう。このように、老前整理をするメリットはたくさんあります。

2-4.40~50代に始めるのがベスト

老前整理を始めるタイミングは具体的に決まっていませんが、40~50代に始めるのがベストだといわれています。40~50代は、これからのことについて考える時期にもなりますし、子どもが成人したり独り立ちしたりするなど、人生のターニングポイントもやってくるでしょう。始めるきっかけは人それぞれですが、ふと自分の人生について思い立ったときが始めるタイミングといえます。ほかにも、知人から相続の話を聞いたり、子育てが一段落したり、病気になったりするなど、生前整理を始めるきっかけはさまざまです。

3.老前整理のやり方と成功させるポイント

ここでは、老前整理のやり方と成功させるポイントを解説します。

3-1.使うもの・使わないものに分類する

普段の整理整頓では、自分にとって必要なものと必要ないものに分類することが多いでしょう。けれども、生前整理では、使うものと使わないもので分類するのがポイントです。身のまわりにあるものを片付けることが1番の目的ですので、自分で「使うもの」「使わないもの」に仕分けましょう。また、使うものについては、「将来使うかもしれないもの」と「今現在使っているもの」の2種類に分けていきます。ただし、将来使うかもしれないものは、特定の日に確実に使うと予想されるものだけにしてくださいね。

3-2.大きなものから捨てていく

どこから片付けていけばいいのか分からない方は、大きなものから捨てるようにしましょう。大型家具や大型家電など、大きなものから処分することでその分のスペースが生まれ、整理整頓しやすくなります。また、「こんなに家は大きかったんだ」と思うなど、今まで気づかなかったことに気づけるようになるでしょう。達成感を味わうこともできるため、やる気へとつながります。老前整理のモチベーションをあげる方法としておすすめです。

3-3.使わないものをすぐに処分する

身のまわりにあるものを仕分けた後は、使わないものをすぐに処分することが大切です。すぐに処分しなければ、再び家の中がたくさんのものであふれてしまうことになります。せっかく整理した環境を維持し続けるためには、使わないものをすぐに処分することが大切です。不用品の量が少なければ自治体のゴミとして処分できるでしょう。けれども、不用品の量が多い場合は自分で処分するのが大変ですので、専門業者に依頼することをおすすめします。

3-4.完ぺきを目指さないようにすることが大事

老前整理を成功させるためには、完ぺきを目指さないようにすることが大切です。完ぺき主義者であったとしても、最初から完ぺきを目指してしまうとモチベーションが維持しにくくなってしまいます。まずは、自分でも達成できる目標を立てることが大切です。たとえば、「この日までにこの棚を片付ける」「今月までに書類などを整理する」など簡単な内容で構いません。小さなことからコツコツと積み重ねることで、順調に整理整頓できるでしょう。また、老前整理が終わったとしてもリバウンドしないように、ずっと高い意識を持ち続けることも大切です。

4.老前整理をする際の注意点

ここでは、老前整理をする際の注意点をいくつか紹介します。

4-1.1日で一気に片付けるのはNG

老前整理を始めようとするときは気持ちが高まっているので、高い目標を掲げようとするでしょう。モチベーションを維持し続けるために、1日でまとめてやろうと始める方もいるはずです。けれども、老前整理を1日で終わらせるのはプロでも困難なことといえるでしょう。大切なのは無理をしないこと、中途半端な状態で終わらせないことなのです。1日で片付けようと考えるのではなく、場所と期限を決めておくようにしてください。たとえば、リビングの整理を今週中に終わらせるなど、場所と期限をセットにして決めておけば、モチベーションを維持し続けることができるでしょう。

4-2.高いところにものを置かない

老前整理を行う際の注意点としては、高いところにものを置かないことです。高いところにものを置いてしまうと、地震など災害が起きたとき落ちてきてケガをする恐れがあります。落下物が頭にぶつかったり、落ちた場所が悪かったりすると、災害時に逃げられなくなってしまうでしょう。老前整理をして、ものの置き場所を決める際にも、災害時のことを考えるのがポイントです。特に、重量があるものは高いところに置かないように気をつけてください。また、火を使っているときは引火による火災に注意する・食器棚など大型家具は災害対策をしっかりと行うことも重要です。

4-3.家族のものには手をつけない

老前整理で片付けるものは、あくまで自分のものだけにしてください。家族のものまで整理整頓してしまうと、後でトラブルになってしまう恐れがあります。特に、子どもが1人暮らしをする場合、子どものものを実家に置くケースが多いでしょう。また、配偶者のモチベーションが低く、老前整理を手伝ってくれなくても、勝手に家族の所有物を捨てるのはNGです。処分したものは二度と手元に戻ってこないので、その点を注意して整理整頓しましょう。

4-4.業者選びにも要注意!

不用品の回収などを行っている業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しています。回収したものを不法投棄したり、高額な回収費用を請求したりするなどです。悪徳業者とのトラブルが相次いでるため、十分に注意しなければなりません。業者に依頼する際は、以下のポイントに注目してください。

  • 不用品回収の実績があるか
  • サービス内容や料金設定がホームページ等に記載されているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 無料相談や無料見積もりを行っているか
  • 実際に利用した人の口コミや評判がいいか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか

生前・遺品整理サービスや不用品の回収・買取を行っているファンデックスでは、無料相談を受け付けています。生前整理でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

5.老前整理に関してよくある質問

老前整理に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.老前整理をする前に心がけるべきことは?
A.あくまでも老前整理は自分のために行う整理整頓です。自分が今後どのような生活を送りたいのか、どのような老後生活を過ごしたいのか、具体的に想像してみましょう。想像を膨らませることで、老前整理がスムーズに進めることができます。本当に自分にとって必要なものと必要でないものの見極めもできるでしょう。

Q.どうしても捨てられないものはどうすべきか?
A.捨てる期限を決めて保管するといいでしょう。アルバムや思い出のある品物は特に捨てられない方が多いはずです。その場合は、捨てる期限を決めておき、期限が来たら潔く処分してください。特に、今シーズン着ることのなかった衣類は今後も着る機会のないものなので処分することをおすすめします。

Q.エンディングノートとは?
A.自分の死後の希望を綴(つづ)るノートのことをエンディングノートといいます。そこには、家族や知人・友人へのメッセージ、埋葬方法、連絡してほしい人物、スマホなどデータの処分方法などを記載することになるでしょう。遺言書のように法的効力はありませんが、自分の願望や気持ちを自由に書き込むことができます。死後でも自分の意思をしっかりと家族へ伝えることができるでしょう。

Q.整理した後の状態を維持し続けるコツは?
A.老前整理をした後にものを買いすぎないことです。セールやキャンペーンなどが始まっていると、つい要らないもの・使わないものまで買ってしまうでしょう。老前整理を終わらせると安心してしまい、新しいものを購入してしまう方がいます。しかし、それではせっかく整理整頓を行ったのに、再び身のまわりのものが増えてしまうのです。そのような状態にならないよう、新しいものを買うのは極力控えましょう。

Q.不用品の処分費用を抑えるコツは?
A.買取に出すことです。不用品回収や生前整理サービス業者の中には、不用品の買取を行っているところがあります。不用品の中でも買取可能なものが潜んでいる場合があるため、一度査定を依頼してみてください。買い取ってもらえるものが多いほど、処分費用を抑えることができるでしょう。

まとめ

老前整理とは、歳をとって動けなくなる前に身のまわりのものを整理することです。高齢になるたびに体の自由が利かなくなるので、ものを整理するのにも大変な作業となります。早めに身のまわりのものを整理しておけば、必要なものだけで生活できますし、遺品整理で家族に負担がかかることもありません。なるべく、要らないものを多く処分することが大切です。不用品の処分や老前整理の片付けで悩んでいる方は、専門業者に依頼するのも選択肢の1つとなります。