五月人形を供養して気持ちよく処分する方法教えます!

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どうやって五月人形を処分するの?

子供が大きくなったあとの五月人形どうしていますか?端午の節句に男の子の健やかな成長を祈り飾る五月人形も、子供が大きくなればなかなか出す機会がありませんよね。五月人形の処分方法がわからずそのままにしているご家庭も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、五月人形の処分方法についてご紹介していきます。

  1. 五月人形について
  2. 五月人形の処分の仕方
  3. 五月人形の供養について
  4. 五月人形に関するよくある質問

日本では昔から人形には魂が宿ると言われていますよね。このことから、なかなか手放せないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事を読むことで、大切な人形を後悔なく処分する方法がわかります。子供の成長を祈願して飾る五月人形の正しい処分方法をぜひ知ってください。


1.五月人形について

五月人形について

五月人形にもさまざまな種類があることをご存じですか?この項では五月人形について解説していきます。

1-1.五月人形とは?

五月人形とは、5月5日端午の節句に飾る人形のことです。男の子の誕生を祝い、事故や病気から子供を守ってくれるように願いを込めて飾ります。

1-1-1.五月人形の種類

五月人形には、家の中に飾る”内飾り”と外に飾る”外飾り”があります。内飾りは、鎧(よろい)や兜(かぶと)飾りです。若大将と呼ばれるものや桃太郎・金太郎・武者ケース入りのタイプもあります。外飾りは、鯉(こい)のぼりのことです。健やかな成長を願い飾るものが内飾り、立身出世を祈願するものが外飾りになります。

1-1-2.つるし飾りについて

五月人形にはつるし飾りと呼ばれるものもあります。つるし飾りの始まりは江戸時代からです。当時、鎧(よろい)や兜(かぶと)飾りは高価で庶民にはなかなか手が出ない品ものでした。そこで、家族や親戚が子供の誕生と幸せを願い、手作りした人形をつるして飾ったことが始まりと言われています。つるし飾りは現代でも大変人気です。鯉(こい)やでんでん太鼓・団子やちまきをつるしたかわいい飾り物は見ているだけで楽しくなります。

1-2.五月人形の歴史

五月人形の歴史は奈良時代までさかのぼります。当時、端午の節句は中国から厄払いの行事として伝わりました。宮中で疫病や災難から身を守るために行われた行事でした。庶民に広がったのは江戸時代からと言われています。江戸時代では、5月5日は徳川幕府の式日と定められていました。この日になると大名や旗本が城を訪れ将軍をお祝いしたのです。さらに、将軍に男の子が生まれると表御殿に馬印や幟(のぼり)を立てお祝いしました。この風習が武士から庶民へと広がり、厚紙で作った武士人形や兜(かぶと)を飾るようになったのです。元禄(げんろく)時代には、室内用に飾る武者人形や幟(のぼり)のミニチュアが登場しました。これが五月人形の始まりです。五月人形は、地方によって武者人形や兜(かぶと)・鎧(よろい)飾り、鯉(こい)のぼりなどのデザインや風習が異なっています。
当時は厄払いの行事で行われていた端午の節句。しかし、現代では男の子の成長を祝うお祭りとして浸透し受け継がれています。

1-3.五月人形にまつわる言い伝え

五月人形は種類によってさまざまな意味があります。

1-3-1.武者人形

武者人形とは、桃太郎や金太郎・神武天皇・ 鍾馗(しょうき)など勇壮な人形のことです。伝説や歴史上の豪傑たちをモデルにして、勇ましい男に育つよう願いが込められています。”こんな風に育ってほしいな”という親の願いが込められた人形なのです。

1-3-2.鎧(よろい)・兜(かぶと)飾り

武将にとって鎧(よろい)や兜(かぶと)は身を守る大事な道具でした。武家社会では神社にお参りするとき兜(かぶと)や鎧(よろい)を奉納したと言います。このことから、男の子の健康と成長を守るシンボルとして、飾られるようになりました。

1-3-3.鯉(こい)のぼりの意味

中国では鯉(こい)が滝を上って竜になったという言い伝えがあります。鯉(こい)の滝登りを立身出世とイメージし”男の子が立派になりますよう”にという願いを込めて、鯉(こい)のぼりを飾るようになったのです。真鯉(まごい)・緋鯉(ひごい)・子鯉(こごい)が仲良く空を泳ぐ様子から、幸せな家族の象徴というイメージもあります。

1-4.五月人形は何歳まで飾る?

五月人形は何歳まで飾れるものなのでしょうか?地域の慣(なら)わしによりさまざまですがいくつかご紹介します。

1-4-1.7歳まで飾る説

江戸時代では7歳までの死亡率が高く、間引きも行われていました。医療が発達していなかった時代ですから、お産で亡くなる子も多かったのです。当時は”7歳まで神のうち”という言葉がありました。7歳までは神様から預かった子、7歳まで無事に成長した子は氏神様に感謝のお詣りをします。これが七五三です。五月人形は7歳まで飾り、七五三には神社に奉納すると言う慣(なら)わしがあります。

1-4-2.元服まで説

武家社会では男の子が数え年で12歳~16歳になると成人として大人の仲間入りをしました。現在では20歳で成人ですが、当時は15歳程度で成人として氏神様へ祈願していたのです。この慣(なら)わしから数え年15歳まで飾る地域があります。

1-4-3.最近の考え方

所説ありますが、基本的に五月人形は子供の年齢に関係なく飾っていいものです。最近の傾向では、子供が成長し5月人形に興味を示さなくなったころから飾らなくなる家庭が増えています。最終的にいつまで飾るかは、各ご家庭の家族構成や事情によりさまざまです。子供が家を出た後も飾り続けているご家庭もあります。収納スペースの問題で処分を考える方が多いです。

1-5.最近の五月人形事情について

端午の節句には内飾りと外飾りの両方を飾ることが望ましいとされています。しかし、マンションやアパートでは、ベランダが共有部分となり、大きな鯉(こい)のぼりを飾ることも難しくなってきました。そこで最近では、室内用鯉(こい)のぼりが人気です。天井からつるすタイプなどもあります。内飾りでは、住宅事情の関係から間口50㎝程度のコンパクトなものが主流です。昔は二段や三段飾りが人気でしたが、収納しやすく出しやすいケースに入ったものを選ぶ人が増えています。

1-5-1.処分する家庭も増加

核家族化が進む現代では、五月人形を飾る機会も減りました。代々受け継ぐ家庭も少なく、人形の処分を考える人も多くなっています。その反面、処分方法や人形の扱い方を教えてくれる人も少なくなりました。処分方法がわからず何年も押し入れに入れたままという方も少なくありません。

1-5-2.遺品整理で人形が見つかるケース

少子高齢化の近年、孤独死や遺品整理が社会問題にもなっていますよね。実家や親族の家を整理していて人形が見つかるケースも多いです。故人の思いが詰(つ)まっている人形ですから自らの手で処分することをためらい、処分方法に悩む方が増えています。

五月人形のことが詳しくわかりました。
種類や意味合いがわかると、その大切さも理解できますよね。

2.五月人形の処分の仕方

五月人形の処分の仕方

大事にしてきた五月人形には、家族の思い出もたくさん詰(つ)まっていますよね。五月人形の処分は一体どうしたらいいのでしょうか?この項では、五月人形の処分方法をいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

2-1.五月人形はごみとして出せる?

結論から言えば五月人形は、自治体のごみに出せます。しかし、子供の成長を祈り飾った人形ですから、気持ちよく捨てる方法ではありませんよね。やむを得ず自治体のごみ処分をお考えの方のために、処分方法などを解説します。

2-1-1.自治体での処分方法

自治体で捨てる場合は2つの方法があります。1つは、分別して指定ごみ袋に入れる方法です。2つ目はそのままの状態で粗大ごみとして回収してもらう方法があります。どちらも、お住まいの地域のごみ処分ルールに沿って捨てればOKです。

2-1-2.自治体を使うメリット・デメリット

自治体を使うメリットは、処分費用が安く手軽なところです。しかし、精神的なデメリットは大きいでしょう。”大事な人形をこんな扱いして大丈夫かな?””バチが当たらない?”という不安が残ります。決して気持ちのいい処分方法ではありません。ごみとして廃棄する方法は、後悔する可能性が高いでしょう。

2-1-3.自治体を利用する場合にやっておきたいこと

自治体を利用して処分する場合は、せめて自分で供養しましょう。人形の汚れを拭き取り、白い和紙の上に置いてください。和紙は文房具屋さんで購入できます。人形に一礼し合掌してください。今までの感謝の気持ちを込めながら塩を振りかけ清めましょう。和紙に包んでごみとして処分します。今までお世話になった人形ですから、感謝を伝えてください。我が子の身代わりですから、少しでも気になる方はほかの処分方法を選択したほうがいいでしょう。

2-2.誰かに譲る方法

五月人形は誰かに譲る方法で処分することもできます。

2-2-1.家族や知人に譲ってもいい?

ひな人形や五月人形は”一人につき一体の人形を”という考え方がありますよね。しかし、大切な人形だからこそ代々受け継いでいるご家庭も多いのです。五月人形は高価ですから、親族や知人で必要としている方がいれば快く譲りましょう。処分方法としては一番気が楽ですね。押し入れにしまい込んで日の目を見ないより、端午の節句に笑顔で飾ってもらえると人形もうれしいことでしょう。

2-2-2.施設に寄付する

親族や知人に欲しい方がいない場合は、施設へ寄付する方法もあります。市役所や保育所・児童館や老人ホーム・病院など寄付する場所はたくさんあるのです。すぐに捨てることを考えず、欲しい施設や団体がないか探しましょう。

2-2-3.寄付する施設の探し方

寄付する場合は、市役所へ直接電話して寄付したい旨を伝えてください。地域によっては施設を探してくれます。施設へ直接問い合わせてもいいでしょう。海外の発展途上国へ寄付する方法もあります。アジアやアフリカなどであなたの五月人形を喜んでくれる人々がたくさんいるのです。処分に困っている方はぜひ検討してみましょう。

海外途上国への寄付はワールドギフト(送料手数料が必要です)

2-2-4.譲るときの注意点

人形を誰かに譲るときは汚れを拭き取り付属品などを揃(そろ)えて渡しましょう。汚れがひどいもの・破損しているものは、もらった方が困ります。譲る前に、状態を細かく伝えてください。海外発展途上国へ寄付する場合は、送料や手数料がかかります。事前に心得ておきましょう。

2-3.買い替えの場合はどうなる?

引っ越しやスペースの問題で五月人形を買い替える方も少なくありません。買い替えする販売店によっては、下取りや引き取りをしているお店があります。古い人形を処分して新しく購入することができるのです。

2-3-1.販売店・メーカーによる下取り・引き取り

五月人形を引き取りしてくれる販売店やメーカーは限られます。処分する人形を購入したお店かメーカーのものに限り受け付けすることが多いです。他メーカーの人形は基本的に引き取りを行っていません。また、中古の人形を下取りしてくれる販売店・メーカーは、ほとんどないでしょう。まれに5000円割引券付で下取りするお店がありますが、その店舗で購入した商品に限り有効です。売りたい場合はほかの方法を検討してください。

2-3-2.下取り・引き取りの方法

販売店・メーカーが行う引き取り方法についてご案内します。販売店が自宅から近い場合は、直接自宅まで引き取りに来てくれるでしょう。インターネットでの購入や販売店が遠い場合は、宅配便を使います。新しい人形が届くと同時に、配達員へ古い人形を渡して完了です。

2-3-3.料金はかかる?

引き取りの場合の料金はメーカーや販売店によって異なります。新しく買い替える場合、5000円程度の割引券が付いてくることがほとんどです。現場の状況により、別途引き取り手数料がかかる場合もあるでしょう。

2-4.リサイクルするには?

五月人形は果たしてリサイクルできるのでしょうか。人形のリサイクルについて解説します。

2-4-1.どのような業者が買い取ってくれる?

人形の買い取りを行う業者は、不用品回収業者やリサイクルショップや骨とう品を取り扱う業者です。有名な五月人形メーカーの品は価値があるものもあります。素人ではなかなか価値がわかりませんから、迷わず査定を依頼しましょう。

2-4-2.買い取り対象の五月人形とは?

買い取りしてもらえそうな五月人形は以下のような状態のものです。

  • 頂き物で新品
  • 購入から時間が経過していない
  • 人気のブランド
  • 汚れや破損がなく状態がいいもの
  • 歴史が古く価値があるもの

ひな人形を中古で探している人はめったにいません。しかし、五月人形はひな人形より売れる可能性があります。特に、鯉(こい)のぼりや鎧(よろい)・兜(かぶと)などは外国人に人気があるからです。海外の観光客が増えた現在は、外国人がインテリアとして人形を購入することも多くなっています。

2-4-3.買い取りしてもらうには

買い取りしてもらうには、まず業者を探しましょう。人形のメーカー名や大きさを事前にメモしておくと業者へ連絡するときにスムーズです。屋外で使う鯉(こい)のぼりは、気付かないうちに破損していることがあります。細かいところまでチェックしてください。少しでも買い取りの可能性を上げるため、汚れやほこりは拭き取ってきれいな状態にしておきましょう。

2-4-4.買い取り価格の相場について

五月人形の買い取り価格に、相場を付けることは非常に難しいです。人形の状態やメーカーにより変わります。歴史が古く価値のあるものには数十万円の値が付くこともあるでしょう。査定しだいですから、まずは業者へ依頼してみてください。

  • 鯉(こい)のぼりの例
    1.5m 定価15000円程度:買い取り価格4200円~
    2m 定価20000円程度:買い取り価格5500円~

鎧(よろい)や兜(かぶと)・武者飾りなどは、ものの状態により異なります。2~3社の業者に査定を依頼し、自分の人形の買い取り相場を見極めるといいでしょう。

2-5.オークションで売れる?

最近では不用品をオークションに出品する人も多くなりましたよね。オークションの出品物を見ると五月人形も多く掲載されています。五月人形の平均落札相場は3000円前後といったところでしょうか。海外のユーザーも多く参加していますから、ものによっては値段がつり上がるケースも考えられます。ただし、五月人形の落札率はあまりよくありません。いつ落札されるかわからず、こん包発送には破損を避けるため細心の注意を払う必要があります。個人間の取り引きですからトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。色々なことを考慮すると、業者に引き取り・買い取りしてもらった方が手軽で楽チンです。

2-6.リメイクする方法もある

要らなくなった五月人形は、色々な方法でリメイクすることができます。思い出の人形をリメイクして飾ってみませんか?

2-6-1.五月人形のリメイクとは?

人形のリメイクでは、衣装や飾りをそのまま使い別の人形にすることができます。ひな人形のままでは3月前後しか飾れませんでしたが、リメイク後は常に飾っておけるようになるのです。鎧(よろい)や兜(かぶと)は、ガラスケースに入れることもできます。ガラスケースに入れるだけで出し入れしやすく、飾りやすくなるでしょう。思い入れのある人形の一部を残しリメイクすれば思い出の品をいつまでも手元に置いておけるようになるのです。

2-6-2.リメイクする方法

リメイクするには、自分でやる方法と業者に依頼する方法があります。

  • 武者飾りを兜(かぶと)飾りにリメイク
    昔の武者飾りは大きなサイズが主流でした。段ボールで土台を作りその上に風呂敷をかぶせます。兜(かぶと)を上に載せ、台座の上に飾るだけです。兜(かぶと)だけだとコンパクトですから飾りやすくなりました。
     
  • 一部だけ残す
    ひな人形であれば、きれいな着物だけを残し小物に作り変えるリメイクが人気です。人形を木彫りのものに変えコンパクトにすることもできます。五月人形も同じく、人形の一部だけを残しそのほかのものは処分することもできるのです。自分でリメイクできない場合はリメイクを行う業者に依頼しましょう。
     
  • 業者に依頼するリメイク
    人形の修理を行う業者の中にはリメイクを受け付けているところがあります。何十年も前の五月人形も、当時の衣装を残してほかの人形に作り変えることができるのです。多少費用はかかりますが、捨てるのが惜しい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

2-7.遺品整理業者を使う方法

遺品整理や生前整理を行う業者は片付けや遺品供養も行っています。思い出の品を捨てられない方は、遺品整理業者に依頼するといいでしょう。提携寺院できちんと供養して処分してくれますから安心できます。仏壇やひな人形などの処分も依頼可能です。自宅まで取りに来てくれますから手間もかかりません。

処分の仕方にも色々とあるんですね。
適切な方法で正しく処分するようにしましょう。

3.五月人形の供養について

五月人形の供養について

五月人形は子供の厄よけの人形です。きちんと供養してから処分したいと考える方もいるでしょう。この項では、人形供養についてご紹介します。

3-1.人形供養とは?

人形供養とは、今まで大切に飾ってきた人形に感謝の気持ちを込めて供養するものです。五月人形だけではなく、ひな人形やぬいぐるみ・日本人形など、たくさんの人形が供養されています。人形には魂が宿ると言われていますから”ありがとう”と心を込めて丁寧に供養したいものですね。

3-2.どうして供養するの?

人形供養には、今まで厄災を受けてきてくれた人形をねぎらう意味があります。長い間箱の中に閉じ込めることは人形にとってもあまりよくありません。 お役目を終えた人形に感謝を伝えゆっくり休んでもらうためのものです。人形とお別れしても、たくさんの思い出は心の中に生き続けるでしょう。

3-3.どこで供養できる?

人形の供養は神社やお寺にお願いする方法と社団法人日本人形協会に依頼する方法があります。お寺や神社により取り扱いが異なるため、問い合わせてみるといいでしょう。社団法人日本人形協会では、人形感謝代行サービスを行っています。お役目を終えた人形をこん包して送ると供養してくれるものです。依頼するには、申し込みと供養料金が必要になります。

このほかにも、遺品整理業者を利用する方法もオススメです。きちんと寺社で供養した後、処分してくれますからぜひ利用してみるといいでしょう。

3-4.供養する方法とは

人形を供養する方法は供養を依頼する場所によって異なります。神社やお寺では、申込時に案内がありますからよく聞いておきましょう。人形を持ち込み祈祷(きとう)してもらい、神社・お寺でお炊き上げしてもらう方法が一般的です。神社・お寺によっては処分を受け付けない場合もあります。お炊き上げしてもらえなかった人形の処分は、自治体のごみ収集を利用しても構いません。供養した後とはいえ、ごみとして捨てるのが気になる方は遺品整理業者に引き取ってもらいましょう。

3-5.供養にかかる費用について

お寺や神社で供養してもらう場合、費用は”お気持ち”となっているところと供養料を定めているところがあります。1,500円・3,000円・5,000円・10,000円のどれかで包む方が多いです。わからない場合は直接訪ねてみるといいでしょう。人形感謝(供養)代行サービスを使う場合の供養料は一箱5,000円です。

3-6.人形供養の注意点

人形供養では、供養をお願いしたものの実はごみで捨てられてしまうというケースもあります。人形供養をお願いするときは、供養の様子が公開されているお寺・神社にお願いしましょう。有名な場所をご紹介します。

  • 長福寿寺(ちょうふくじゅじ)・・・400年の歴史を持つ千葉県にあるお寺です。供養から火葬まで僧侶が行います。
  • 本祷院(ほんじゅいん)・・・東京にあるお寺です。毎月第2日曜日に公開人形供養を行っています。人形供養は毎日受け付けているため首都圏の方は利用してみましょう。
  • 倉留寺(そうりゅうじ)・・・宅配便で送ることもできる島根県のお寺です。まとめて供養するのではなく依頼ごとに供養しています。
やっぱり供養って必要なんですね。
しっかりと供養されれば、安心して処分することができます。

4.五月人形に関するよくある質問

五月人形に関するよくある質問

五月人形の処分についてよくある質問をQ&A形式でご紹介します。

Q.五月人形を捨てるのに適した時期はありますか?
A.五月人形は処分する時期や季節に決まりはなく、いつでもいいとされています。しかし、お寺や神社で供養する場合は処分する日にちが決められているため、注意してください。

Q.人形の一部を残して、そのほかのものを供養してもらう形でもいいのでしょうか。
A.はい、大丈夫です。思い出として一部を残す方も多くいらっしゃいます。それ以外の部分は神社やお寺で供養してもらうといいでしょう。処分の手間を省きたい方は、遺品整理業者がオススメです。

Q.人形を処分しなければならないのですが思いきれません。
A.人形は一度手放してしまうと二度と返りません。処分は気持ちの整理が付いてから行いましょう。箱の中にしまっておくだけでは人形もかわいそうですからよく考えてみてくださいね。処分できない方は、譲る・寄付する・買い取りしてもらうなどの方法を検討してみましょう。

Q.後悔しない処分方法を教えてください。
A.処分する人によって、人形に対する気持ちが違います。自分が一番どうしたいかを優先して考えてみてください。

Q.遺品整理で五月人形が出てきました。処分してもいいでしょうか?
A.遺品整理の現場では人形が出てくることも多いです。遺品整理業者なら、遺品の取り扱いに長(た)けています。ぜひ相談してみましょう。

気になってたことがわかってスッキリしました。
よかったです。ベストなかたちで処分をしてくださいね。

まとめ

五月人形に関するよくある質問

いかがでしたでしょうか?この記事では五月人形の処分についてご紹介しました。子供の誕生を祝い厄よけとしてお守(も)りのように飾ってきた五月人形は、感謝の気持ちを込めて処分したいものです。長い間箱の中に入れておくのはかわいそうですから、この記事でご紹介した方法を参考に手放すことを考えてみてください。五月人形を引き取る不用品回収業者の中には供養をして処分するところもあります。処分方法に迷ったときは、遺品整理業者に相談してみるといいでしょう。