葬儀後にやることは?葬儀との各種手続きと遺品整理の進め方

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家族が亡くなって当日から葬儀までの間は非常に慌ただしく、疲れを感じる余裕もなく時間が過ぎます。大切な家族が亡くなって気が動転している際に葬儀は慌ただしく進み、気が付くと葬儀が終わっているということも珍しくはありません。忙しく過ぎる葬儀が終わって一息つきたい気持ちも分かりますが、葬儀後にはやることが山積みです。葬儀や法要後には“香典の整理”“葬儀にかかわった方へのお礼”“各種手続き”などやることが数多くあります。

大切な家族の葬儀後にすべきことを滞りなく進める方法について、詳しくご紹介しましょう。

  1. 葬儀後にやることは?
  2. 葬儀後の手続きは何がある?
  3. 遺品整理の重要性と難しさ

1.葬儀後にやることは?

1-1.お世話になった方へのあいさつ

葬儀後にやることの代表的なものが、葬儀の際にお世話になった方への“あいさつ回り”になります。あいさつ回りやお礼は、葬儀後1週間以内に行うのが葬儀のマナーです。状況によっては、菓子折りの持参が必要になる場合があるので、必要な場合には事前に用意しておきましょう。

葬儀については地域によって大きく異なるため「地域の慣習」に詳しい人物に聞くことも大切です。遠方でお世話になった方など、直接あいさつ回りができない場合には“礼状”で代用できます。

1-2.香典の整理

葬儀を終えて、真っ先にやらなければならないことの一つに“香典の整理”があります。香典の整理は非常に大切な作業であることから、葬儀後できるだけ早く行うようにしましょう。

1-2-1.香典の整理方法

香典の整理では葬儀で作成する“帳面”や“会葬カード”などの記録を使用して整理します。
「帳面や会葬カードがあるから整理はいらない」と考えてしまう方も多いことでしょう。しかし、香典の一覧があれば香典返しやお礼などを行う際に便利なので、必ず作成するようにしましょう。

香典の整理は、エクセルなどの表計算ソフトを使用して作成するのが一般的です。表計算ソフトに記載する香典整理の項目は“氏名”“住所”“電話番号”“故人との関係”“香典の金額”などを必ず記載するようにしましょう。

一周忌法要などで“お供え”を受け取る場合もあります。お供えも香典同様に整理することで、その後のお礼など手配も円滑になるのです。

1-2-2.香典返しの目安

香典の整理の後には“香典返し”の準備を始めます。香典返しに関しては、香典の金額の“半返し”や“三分の一返し”が一般的です。香典返しは、地域の慣習によって異なるため、事情に詳しい親類や知人などに相談するようにしましょう。

香典返しでは「志」と表書きした“のし”を使用します。香典返しについては葬儀社に依頼することもできるので状況に合わせて利用するのもよいでしょう。

1-3.遺品整理

あいさつ回りや香典返しが済んだ後には、遺品整理の準備を進めましょう。遺品整理は“故人の持ち物の整理”である一方で“故人の財産の整理”という側面もあります。財産相続の対象になる遺品がある場合もあるため、遺品整理はできる限り早めに行うことも大切な心がけといえるでしょう。

葬儀後にやることは結構多いのですね。
はい。ですから、やることを計画立てて行うことが大切です。

2.葬儀後の手続きは何がある?

2-1. 葬儀後の手続き

葬儀後には各種手続きを数多く行う必要があります。葬儀後の手続きについてご紹介しましょう。

2-1-1.年金の手続き

故人が年金を受け取っている場合はもちろん、年金を受け取っていない場合でも年金に関する手続きが必要です。“死亡一時金”や“遺族年金”など今後の生活で必要になるお金を受け取ることができる場合があるのでしっかりと手続きを行うようにしましょう。年金の各種手続きでは年金手帳などの書類が必要になります。年金の手続きの請求期間は2~5年以内におこなわなければなりません。

2-1-2.保険の手続き

健康保険や生命保険など加入している保険の手続きは非常に重要な手続きの一つです。
保険の手続きでは印鑑証明や保険証など必要書類も多いため、遺品整理の際に探しておくようにしましょう。保険の手続きの請求期間は2~3年以内です。

2-1-3.預貯金の手続き

故人の貯金を下ろす手続きには“通帳”に加えて“相続人全員の印鑑証明書”や“遺産分割協議書”が必要になります。葬儀後の各種手続きのなかでも相続人全員で話し合うことが必要になるので、葬儀の合間など相続人がそろっている場で話し合うようにしましょう。

2-1-4.各種名義変更

電話・ガス・水道など各種名義変更のための手続きは、個別に書類を請求して手続きを行う必要があります。公共料金の書類は電話で請求できるので、公共料金の請求書などに記載してある電話番号に連絡しましょう。

2-1-5,不動産の名義変更

名義変更のなかでも、不動産や自動車の名義変更に関しては“財産分割協議書”が必要になります。財産分割協議書は個人で作成することも可能なので、相続人全員で相談し手続き前に準備しておきましょう。

2-2.遺産相続のための手続き

葬儀後の手続きのなかでも日所に労力の必要な手続きが財産相続のための手続きです。財産相続のための手続きでは“相続人全員の印鑑証明書”や“遺産分割協議書”などが必要になります。相続人が遠方に住んでいる場合には、葬儀なかに簡単に話し合っておくことも大切です。

財産分割協議書は特に決まった書式はありません。相続人同士で作成することも可能なので、書式サンプルなどを参考に作成するのもよいでしょう。財産分割協議書では“不動産”“預貯金”“株式”“自動車”など分割の対象になる個人の財産すべてを記載するのがポイントです。

葬儀後は、やらなければならない手続きも多いんですね。
はい。人手があれば手分けして手続きを行うことで、時間短縮になります。

3.遺品整理の重要性と難しさ

3-1.長期間の整理が必要?

葬儀後に、長期間にわたって行わなければならないのが“遺品整理”です。故人が生前に得た財産を整理するため、非常に長い期間が必要な作業といえるでしょう。遺品整理には、これといった期限はありません。必要な書類だけを探し、そのほかの整理はゆっくりと行うというのもよくあることです。遺品整理を急いで始める必要はありません。

しかし、計画的に進めなければ遺品整理は大きな負担になってしまします。遺品整理は、計画性をもってはじめるようにしましょう。

3-2.遺品整理で探す重要書類とは?

遺品整理において重要なポイントの一つが“重要書類を探す”ということです。重要書類には“不動産の登記済証”“通帳”などがあります。遺品整理では、重要書類を探すのも大切な作業の一つです。

3-3.業者に依頼するのも一つの方法

遺品整理には、非常に多くの労力が必要になります。個人レベルではどうしても対応できない規模の遺品整理も数多くあるというのが、最近の傾向といえるでしょう。故人ではどうしても遺品整理ができない場合には、“遺品整理サービス”を取り扱う業者に依頼するのも一つの方法です。遺品整理では貴重品や重要書類を扱う機会もあるため、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

遺品整理は時間がかかることも多いんですね。
はい。遺品の量が多かったり、整理する時間がなかったりする場合は、業者に依頼するのもおすすめです。

まとめ

大切な家族が亡くなり葬儀が終わっても、まだまだやることは数多くあります。この記事では、葬儀後におこなわなければならない手続きなどについて紹介しました。特に、遺品整理は想像以上に負担の大きな作業です。自分や家族だけではどうしても作業が進まないという場合には、業者に遺品整理を依頼するのもよいでしょう。